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2011年6月15日 (水)

GOSICK -ゴシック- 第21話「聖夜の鐘は刻を追い立てる」

脚本:根元歳三/絵コンテ:数井浩子/演出:清水久敏/作画監督:青野厚司
ジンジャー・パイたちによる『ソヴレムの青い薔薇』の上演中にココ・ローズ事件の解明を要求されるヴィクトリカ・ド・ブロワは、グレヴィール・ブロワ警部たちと共に踊り子ニコル・ルルーの墓を暴き、遺体が防腐処理され、首を切断されている事を発見。
なんで首をわざわざ足元に埋めて、頭の位置に置いておかなかったのだろうか……

謎解きは舞台を見ながら。
いくら芝居を説明するためとはいえ、ゾフィは上映中にうるさいな。あんなのが隣に座っていたらゆっくり見てられないよ。
物語では王妃と王は仲睦まじく、リヴァイアサンは二人の仲を引き裂こうとした悪人として描かれ、二人の愛の前にリヴァイアサンは倒されたという事に。
しかし二人の間に子供が生まれた直後、1900年に赤ん坊が死亡。

この時、本物の王妃は殺害され、ニコルが王妃の替え玉として用意された。
郊外に移り住んだココが明るかったのはニコルに入れ替わっていたから。
1914年、フランスからの使者がココに会いにきた。
旧知の人間には替え玉がばれるため、ニコルは殺害された。
カントリーハウスの爆発した生首は本物のココの首で、首無しの遺体はニコルの身体。

殺害犯は混沌の欠片が足りないから判らないという事にしました。
もちろん、本当は判っていて黙っているわけですが、まさか久城一弥も本気で判ってないと思っていたとは。流石は中途半端な帝国軍人の三男。
ま、犯人が誰か教えたとしても、物証が無いので証明できないのですけど。

セシル・ラフィット先生は上映終了後にゾフィと合うことが出来ました。
この先生、どうやって劇場に入り込んだのかと思ったら、また誰かのトランクに紛れ込んだの?

グレヴィールが部下二人をつれて、父・アルベール・ド・ブロワ侯爵に話を聞きに行っている間に、残った見張りの部下はジュピター・ロゼとその手下に気絶させられた。
オカルト省の部下はロスコーの時と良い、簡単にやられ過ぎだよ。ブロワ侯爵はもう少し有能な部下を育てた方が良いと思います。

ニコルの墓にあったココの遺体につけられていたペンダントに入っていた紙はココの遺書で、自分の安全のために鳩でコルデリア・ギャロとブライアン・ロスコーの下へ送られていました。
それにしてもこの伝書鳩は優秀すぎ。普通の伝書鳩は帰省本能で必ず同じ場所へ戻るように仕込まれてるけど、このハトはコルデリアが送りたい場所に飛んで行って、コルデリアの下に戻ってくるって……

ココが産んだ赤ん坊はココとリヴァイアサンの間の不義子
アフリカ人との子供なので、白人ではない事を知った国王ルパート・ド・ジレに殺害され、ジュピターがこの隠蔽工作を行った。
替え玉であるニコルを殺害した時、その首は国王の王冠の中に。
いや……どうやって殺して、首をどうやって切断したの? 殺すのは首を絞めたりしたとしても、普通に考えれば首を切り落とせば返り血を浴びるし、切り取った生首を頭の上に置いておけば血が滴ってくるだろう。
あれ、ところで確か国王も王妃もリヴァイアサンがアフリカ人とは知らなかった筈だよね。生まれてきた子供を見て、初めてリヴァイアサンが黒人だったと気付いたのだろうか。てか、ベッドでも気付かなかったのか。暗くしていたから見えないとかいうオチですか?それとも服を着たままHしたとか。
そして更に気になるのは、当然王妃の出産であるから出産を手伝っただろう助産婦がいた筈で、その人は生まれてきた子供が明らかに白人ではない事を知ってどうしたのか……それとも考えにくい事だけど、メイドと二人で産んだの? 出産の時にはアフリカ人と知らないから、違う肌の色の子供が生まれるなんて思ってないし、信頼できるメイドと二人で産むとは考えにくいのだが。

犯人が分からなかったと聞かされたブロワ侯爵はヴィクトリカは学園に戻すことを決定。
判らなかったというのを信じているのだろうか。
わざわざ国王とジュピターを劇にくるようにしたのだから、彼とて犯人が国王である事は予想はついていたのだろうし、ヴィクトリカがそれを見逃すとは考えにくいだろう。
結局は何も今回の一件では得られなかったわけで、この人は何がしたかったのか

学園へと戻る最中、二人の乗せた馬車は一組の母子を乗せる。
学園の時計塔が死んだ夫との思い出の場所だという母と、浅黒い肌の息子。

事件には失踪した人物が二人。生まれた子供と、フランスからココと共にやってきてココととても親しかったココとそっくりなメイド。
最初に殺害されたのはココと入れ替わったメイドであり、本物の王妃は息子を連れてひっそりと暮らしていた。
果たしてこの真実を国王は知っているのか
いくら似ていたとは言え、王妃とメイドの入れ替わりに気付かないとは思えないし、子供が白人じゃないと知って殺したのに子供を行方について国王が把握していないのはおかしい。メイドが自分の子供として育てるというのを承諾したというのも、考えにくいし。
今まで王族として育ってきた女性が、一人で町に出て働きながら子供を育てるなんてとてもじゃないけど出来ないだろう。というかどれか一つでもまともに出来るとは考えにくいと、考えると表か裏か、国王やジュピターが手を貸していたという方が自然。
一時的に血が上って何故か王妃と入れ替わっていたメイドを殺してしまったけど、冷静になって王妃ではないと気付いた国王とジュピターは、国王は王妃を愛していたので王妃とその子を市民として町に移り住ませて、多少なりともお金や仕事などを支援して自活できるようにした。で、偽の王妃を用意したけど、それがバレそうなってニコルを殺した。という方がまだ納得できる。
本当ならメイドが王子を連れて逃げて町で暮らしたという方が納得できるんだけどな。

学園へと戻るヴィクトリカを見つめるコルデリア。
彼女と共にいるブライアンは二人……ブライアンは双子か。
むしろホムンクルスですとか、クローン人間ですとか言ってくれた方がよっぽど荒唐無稽でこの作品にあってる。
に、してもこの人たち木の上好きだよね。なんで四六時中木の上に登ってるんだろう

次回 第22話「クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る」
脚本:岡田麿里/絵コンテ:福田道生/演出:大西景介/作画監督:堀川耕一 宮前真一
学園では仮装クリスマスパーティが行われていた。一弥に着せようとセシルが屋根裏部屋から取り出した衣装は、ピンクのドレスとうさぎの着ぐるみ。それは「モンストル・シャルマン」という御伽噺のものだった。それぞれの衣装を身に着けたヴィクトリカと一弥は笑顔でパーティに向かう。しかし、2人の間には大きな風が吹き抜けようとしていた・・・。

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