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2011年8月25日 (木)

異国迷路のクロワーゼ  Partie08「Chambre d'enfant -子供部屋-」

幼き日、クロード・クローデルに愛していると語ったカミーユ・ブランシュは、だから自分が結婚してもずっと遊びに来て欲しいとクロードの手を取って微笑んだ。
幼いころのカミーユは結構無邪気だったんだね。それでもそんなお願いをするという事は結婚するのはクロードではなく、親が決めた相手というのを理解していんだろうか。

湯音とクロードはアリス・ブランシュにお茶会へ招待され、オスカー・クローデルに店を任せて出かける事にしました。
引退したとはいえ、元々この店はこの人が始めたわけだし、店番ぐらいは当然問題なく出来るんでしょうが、経営状態が良くないから店を休みにするわけにはいかないのか。てか、良く考えるとクロードは終日出かけなくともちょくちょく湯音を迎えに店を空けてる気もするな。
クロードは猫が苦手ですが、正確には猫そのものが苦手というわけではないという事。
猫に関する出来ごとで過去に嫌な思い出があるというところか。
オスカーはクロードとカミーユの過去を知っているらしい。

ドレスを着たカミーユに見惚れるアリスですが、何故かいつもより輝いて見える。
アリスはクロードが来るからではないか、と直感していますが、メイドが母親と出かけるからと語りました。
カミーユのような淑女として過ごす事がとても出来そうにないと感じるアリスにカミーユはゲームだと割り切れば良いのだと微笑む。
アリスに結婚は家を発展させるための手段だと思えばいいのだというカミーユだが、アリスにはそういう割り切りが出来ない。
アリスもクロードが昔カミーユのところにやってきていた事は知っていたらしい。という事はカミーユとクロードが会っていた事はこの家の住人には周知の事実なのだろう。
公然と会っていたのか、それとも密かに会っていたのが発覚して引き離されたのか。

湯音を出迎えたアリスは、中庭へと連れて行くと、窮屈な館の中でも外を感じられから好きだと笑う。
カミーユに比べたら比較的自由に振る舞ってるアリスですが、それでも自由に外へ出回る事なんて敵わないので、窮屈な印象を持ち続けているのですね。

猫を抱くカミーユの姿を見たクロードは昔の事を思い出す。
母親が野良猫は気の向いた時だけ我が物顔で家に入ってくるのは娼婦のようだから嫌いだと語ったカミーユは、野良猫の方が好きだと笑っていた。
カミーユに部屋へと案内されたクロードはカミーユと共に中庭の二人を見つめる。
昔のカミーユの一番の楽しみはクロードが野良猫を連れてくる事で、湯音は昔の自分だと語るが、湯音はカミーユと違うと否定する。
湯音が常にクロードにくっついて彼を見上げているというのは噂になっていた。
知った風な口を、と突き放すクロードだが、カミーユは知らないのはクロードの方だと告げる。
カミーユは湯音のクロードへの思慕は恋愛感情だと感じ取っている、という事か。
女性としての直感なのか、クロードに惚れていた人間としての感覚なのか。
カミーユの立場からして、ブランシェ家が没落でもしない限りこの二人が結ばれる事はなさそうだし、湯音とクロードが恋愛感情を意識していくという展開になっていくのかな。

文化の違いよりもずっと深刻な差を自分たちは持って生まれ持っているのだという。
生まれも家柄も年齢も自分たちには関係ないというクロード。
「信じているのね」
微笑むカミーユ。
クロードの言葉は逆にいえば、カミーユとの間には家柄や生まれの問題があって上手く行かなかった、という事でしょうか。

湯音がアリスに好きに扱われて人形のようだというクロードだが、カミーユに「あなたに言えるのかしら」と告げられて口ごもる。
カミーユはクロードのそういうところが嫌いではないが、残酷だと告げる。
カミーユの痛烈な一言で黙ったのは、かつてクロードがカミーユをそんな風に扱っていたから、という事か。二人の関係が今のようになっている事と関係しているのかな。
黒いカミーユの冷たい台詞の数々は彼女の本性というよりも、むしろわざと嫌われようとしているんじゃないかという雰囲気にすら見えるがどうなんだろうか。

アリスは湯音におとぎ話を聞きたがっていた。
湯音は桃太郎の話を始める。
次は猿蟹合戦……まったく本題とは別のところに食いついてます。

店番で暇そうにしていたオスカーのところにアランがやってきて二人で酒を飲むことにしました。
転寝してるしやる気無さ過ぎだろう、この人。

竹取物語を聞いたアリスは、日本は女性が主導で素晴らしいと感動。
自分と湯音が似ていると感じるのは、日本の女性が芯が強いからだと感じる。
自分の物語を聞かせてあげるとアリスが湯音を連れて行ったのは、アリスとカミーユの子供部屋
実際には日本はかなり男尊女卑の強い国ではあるのだけどね。竹取物語などが作られた時代はそうでも無かったので、あんな感じの物語だけど。

東洋から来た黒髪と黒い瞳の少女と仲良くなる金髪碧眼の少女の物語。
海の向こうには終わりのない世界があり、二人で龍に乗って旅に出ようと約束を交わした。
カミーユに自分の考えたお話を目を輝かせて聞いたカミーユ。
小さい頃のカミーユはかなり無邪気です。今とはまるで別人になってるよ。
いつか湯音やカミーユや好きな人を乗せて行けたら良いと笑うアリスは、良いことを思いついたと湯音を残して何処かへ行ってしまう。
独りぼっちとなった湯音のところへ今度はカミーユがやってくる。

カミーユが自分の姉のようだと語る湯音だが、カミーユは湯音の姉になるつもりはなく、自分の何を見てそう感じたのかと冷たく告げる。
謝るのは自分の落ち度を認めた事であり、誰彼構わず笑うのも辞めろというカミーユに表情を暗くする湯音。
湯音にとっては痛烈な言葉ですが、これは文化の違いを諭しているんですよね。クロードも同じように告げてるし。優しく語るのではなく、厳しい感じなのは、色々と複雑な感情が渦巻いているからだろうか。
カミーユはクローゼットを開いて自分たちが子供の頃に着ていた服を見せると、着てみたいものを好きに選んでいいと告げる。
そこで湯音が選んだ一着の服にカミーユは驚く。その服を選んだのはクロードが袖のひらひらは邪魔だと語ったから。
クロードの好みで選んでも、彼のホメ言葉は貰えない。どれほどドレスに趣向を凝らしてもクロードの目には入らない。そう告げるカミーユだが、湯音は自分もそう思うと笑ってカミーユを驚かせる。
「女の子はね。
 自分の魅力を自分で知って、自分に見合う物を見つけないといけないの。
 それが出来なきゃ、パリでは馬鹿にされてしまうわ」

子供部屋には自分の輝きが沢山詰まっている。
幼い頃には乳母がついていて食事の時以外は子供部屋で勉強ばかりしていた。
だがアリスは部屋を抜け出して怒られていた。
天井の絵は椅子を幾つも積み上げて描いた物。
カミーユが驚いたのはそうした理由があったからだったわけだ。

湯音の着たドレスはアリスが天井のドラゴンの絵を描いた時に着ていた服だった。
カミーユは湯音にドレスをプレゼントする。
「でも……ここはきっとアリスちゃんには狭すぎるから……
 地球の裏側の貴方のお話を、もっと聞かせてあげて欲しいわ」

「はい……」
アリスにはもっと沢山の事を色々と知って欲しいと思っているのは、アリスも今は自由に振る舞えてもブランシュ家という籠からは出られない鳥だからでしょうか。

アリスは庭で野点の準備をしていました。
相変わらず微妙な物も用意しようとしていましたけど。
基本的にわびさびの概念がないせいだな。

次回 Partie09「lardin secret -秘密-」

クロードとカミーユが疎遠となった理由が遂に明らかになる?

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