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2011年8月30日 (火)

花咲くいろは 第二十二話「決意の片思い」

朝の四時に川尻崇子に叩き起こされた松前緒花と鶴来民子。
普段の接客業に加えて、自分たちの結婚式の準備もしてもらわないといけないから、睡眠時間を削って貰うというのがその理由。
4時起床って……酷いとばっちりだ。
ついこの前までやる気を見せなかった人が、一転してハイテンションでやる気満々な様子に戸惑う緒花はみんちに語りかけるも、みんちは相変わらず緒花を無視する。
輪島巴が出勤してくると、既に緒花、みんち、四十万縁、助川電六、次郎丸太朗が集められてこれからミーティングを始めると告げられる。
一番の主役である縁は未だに寝ぼけてますが。
豆爺が既にいたのはもの凄く早くから来ているのか、それとも住み込みなのか。

授業中に突然電話が鳴って教師に「彼氏からか?」とからかわれて焦った緒花はみんちに睨まれる。
エンディングで出てきた三崎卓三って誰かと思ったら、緒花の担任だったんだな。
電話の主は縁の結婚式の招待状を受け取った母・松前皐月でした。
皐月は生憎と色々忙しいので欠席で電報ぐらいは送るという事。
まぁ、一ヶ月もない期間でいきなり招待状を送られても仕事の調整がつかないよね……ただ確か皐月はフリーのライターだから、時間調整ぐらいは出来るはずなんだけど。取材など何か外せない用事が入っていたという事か。

皐月は旦那には片思いをしていたという事。
皐月は夫と死別していて、それも14年前という事で、緒花が2歳の時。
緒花の記憶に全く父親の影が出て来ないのは、離婚したからではなく幼い時の死別だからですね。ま、松前という旦那の名字を未だに名乗っているので、死別とは思っていましたが。
あれだけ好きになれる人には滅多に出会えないから、もう報われる事はないだろうと語る皐月の話に緒花はドキドキして電話を切ってしまう。
緒花はふと自分の事を振り返り、何故種村孝一に対して片思いになろうと思いつかなかったのかと考えるようになる。
男にだらしないと娘にまで言われる皐月が旦那名字を名乗り続けているのは、それだけ旦那を思ってたという証。だからこそ恋人は作っても結婚までは至らなかったのだろう。それに男にだらしないという事は、あまり長続きしなかったという証しでもあるから、旦那以上に良い男に巡り合えてないのでしょう。
おそらくモテたと思われる皐月をそこまで惚れさせたのがどんな男だったのか気になるな。
でも残り話数から考えても描かれる事はないんだろうな。可能性としてあるとすれば次回ぐらいか。

家庭科室でウエディングドレスを完成させた緒花、和倉結名、押水菜子の3人。
結名に試着して貰おうとするも、婚期が遅れるから嫌だと拒否され、緒花は身長が低いのでダメ、という事でなこちに。
が、なこちは胸が大きすぎて胸が押しつぶされ、背中のファスナーが上がりきらないはという状態。
緒花にとっては嫌なデジャブ。
ところで、この状態のなこちって、ノーブラ? 普通ならこーゆードレスを着用する時は、チューブトップとか肩紐がないブラか、ヌーブラが基本だけど、当然用意なんてしていないだろうし。
自分たちの仕事を肩代わりして貰っている巴には頼めないため、みんちに頼もうと言い出す結名だが、みんちとの関係がギクシャクしている緒花は悩むことに。
ちなみにみんちは崇子よりも胸はないが、少なくともなこちのように着れない事はないから大丈夫という判断。
でもこの手のドレスで胸が開くと結構間抜けな事になると思うのだが。ちゃんとしたデザインも判りづらそうだし。適当にクラスメイトの誰かに頼むとかはダメなのだろうか。後、水野さんとか。

仕事を終えてから式の料理の準備に取りかかる宮岸徹だが、みんちに対して「手伝いはいらねぇって言ってあるだろう」と厳しく当たる。
富樫蓮二は逃げ出すように走り去ってしまったみんちの様子に、徹にいいのかと確認する。
「甘やかし作戦は止めです。
 スランプは厳しくされなきゃ乗り越えられねぇって、俺気付いたんっすよ。
 蓮さんが血も涙も無かったように」

「血……血も、涙も……?」
蓮さん……
確かに蓮さんは仕事に対しては厳しそうだけど、徹は本人を目の前にして何さらりと酷い発言してるんだよ。流石は空気読めない男。蓮二もそこまで思われていたとは思いもしなかったんだろうな。
それにしてもこの人は話が進むにつれ、どんどん崩れて行く気がするよ。

仕事を終えてきたみんちになこちはドレスの試着を頼むが、拒絶するみんちはドレスを払いのけてしまう。
遂にはなこちにまで八つ当たりというダメ娘ぶりを発揮。今回のエピソードは完全にみんちの株を下げたよな。文化祭では仕事に恋愛を持ち込む事を批判しながら、目いっぱい公私混同して、挙句にその苛立ちを無関係な者にぶつけるようになるとは。
思うにこの娘は将来恋愛でダメになるタイプだな。
みんなで一生懸命作ったドレスを邪険に扱われた緒花は流石に頭にきて抗議。
結名やなこちと一生懸命に作ったという緒花に、徹だって一生懸命なのに緒花がその気持ちを踏みにじったと言い出す。
踏みにじったも何も、徹は勝手に緒花に惚れているだけで、別に緒花が徹の気持ちを利用したわけでもなければ、徹は告白して振られたわけでもないんだけど。ま、告白したら振られるけど。
「私は……私は決めた!
 孝ちゃんに片思いするって!
 みんちにみたいに真っ直ぐに!
 だから、私は!」

緒花に掴み掛かって片思いなんて辞めてしまえと言い出すみんち。
緒花は孝一への思いを強くしたのか。あの流れだと、孝ちゃんの事はみんちが徹を思うほどに好きじゃなかったんだ、とかいう結論に達してしまうのかと思ってたよ。
ママンの一件以降、思い出しすらしてもらえなかったし、もうすっかり忘れ去られた人になってたから。

自分の意思を変えようとしない緒花とみんちは掴み合いの喧嘩を始める。
口論を続ける二人に声を張り上げてなこちが止めると、みんちはようやくその場に徹が来ていた事に気付く。
思わず逃げ出したみんちを追い掛けようとした緒花を徹が制止する。
なこちの様子から絶対徹が出てきてるんだろうとは思っていたけど。
徹はあんなに格好いいのに、とか褒めまくっていたみんちは恥ずかしい限りだ。惚れてるのも完全にばれたからな。
そして緒花はまたも鼻血……この娘、ヒロインなのにちょくちょく鼻血出してるよね。基本的に興奮すると鼻血を出してしまうんだな。
てか、そもそも孝一は振ったという自覚がない筈だから、たぶん緒花から返事を貰えるのを今でも待ってる気がしていならないんだけどなぁ。ただその割に一切連絡してこなくなったのが気になるところだけど。

神社で泣いていたみんちのところへやってきた徹。
自分が緒花の事を気になっていて、好きになっていたのかもしれないが、付き合いたいなど考えているわけではなく、緒花を見ているとわくわくしているのだという。
そしてみんちは見ていてハラハラすると語る。
徹の言葉に、自分のことを見ていてくれているのだと気付いて嬉し泣きする。
「ほんっと、アホだな……お前は」
みんちの頭を撫でる徹。
徹は空気読めないけど良い人です。
徹にとって緒花はただ見ているだけで良い相手だった、という事か。見ているだけで楽しい気持ちにさせてくれる相手だったのだろう。

ドレスの泥を祓い落としたなこちは、緒花の片思いを続けるという言葉に感動した、強く誰かを思える緒花とみんちに感動したと語る。
なこちは基本的に奥手で誰かに強い恋愛感情を抱いた事がないんですね。あれだけの容姿・スタイル・性格を持ってるのにもったいないことだ。ちょっと天然でプレッシャーに弱いけど。
と、そこにみんちがやってきた。
みんちはちゃんと緒花やなこちに謝ったのだろうか。
ドレスの試着を引き受けたみんち。
なこちは白い花を持たせたらいいかも、と花を取りに行ってしまい、気まずい緒花。
みんちは緒花に、「諦めない」と語る。
その「諦めない」は緒花と徹を付き合わせる事を諦めないのではなく、自分が徹と付き合う事を諦めず、緒花の言ったように真っ直ぐ片思いを続ける事を諦めないという事だった。
みんちの気持ちを感動する緒花に、みんちは照れて「ホビロン!」と部屋から逃げ出してしまう。
戻ってきたなこちはまた喧嘩したのかと焦るも、緒花は「ホビロン」が復活したとはしゃいでいた。
さっきまでは「死ね」だったから、「ホビロン」になったのはみんちが本当に怒っているのではなく、照れているだけと気付いているからだろうね。罵倒されて喜ぶのはどうかとも思うが。
それにしてもタイトルの片思いの決意は、片思いしている人の決意ではなく、片思いするぞ! という決意だったのか。

それから結婚式の準備は何事もなく進んでいた。
「なんとなく私、思ってた……
 結婚式が無事に終わったら、告白しようって」

緒花さん、それは死亡フラグだよ……
死亡フラグを肯定するかのように、四十万スイが帳簿を閉じるという不穏な雰囲気を漂わせてるし。

全ての準備が完了して結婚式の当日。
ドレス姿の崇子に感動する緒花とみんち。
巴は結婚式は「女の人生の中で一番綺麗に慣れる日」だから当然だと笑う。
崇子にこっそりブーケトスでブーケを貰えるように頼んでます。
大学時代の友人なども招いて行われた結婚式。
当然、和倉シゲ子たち他の旅館の女将なども呼ばれています。
そしてブーケトスで気合いの入っていた巴ですが、何故か豆爺が……

『喜翠荘』の従業員はそこからが大忙し。
結名は司会役で緊張しているところで準備中のなこちと遭遇。
「戦う押水さん、新鮮~」
板場では蓮二が今日は徹が花板だと徹に指示するように告げました。
とたんにもの凄い指示されてビックリ。

皐月からの電報は「硬いのは良いことだよ、縁」って……結名はよく理解できていないようだが、もちろん緒花は理解しています。
ナンパなど沢山されているわりに、実は結名はお子ちゃま。まだバージンだろうと想像がつく。
余興で縁役の次郎丸と崇子役の豆爺による、縁と崇子の恋愛エピソード(妄想)の小芝居。豆爺、本当にキスされてます。巴たちはスルーする事に決定。
準備の時に豆爺が誰かに引っ張られたと思っていたけど、次郎丸が犯人だっんだな。
崇子の友人はギターの弾き語り。
大学時代の友人が大根だと思っていたら、アーティストだったからか。
nano.RIPEのきみコでした。

そしてスイによるスピーチ。
自分が何もしなくても立派に式をやりとげだというスイは、自分夫婦たちが40年前に電六と共に『喜翠荘』を始めたと語る。
「若さとはそういう事。
 たとえ躓いても、迷っても、怖れずに新しいものに挑戦し、新しい何かを作り出すことが出来る。
 二人の、そして皆の作り出す新しい未来を、私は楽しみに、離れたところで番茶でも飲みつつ、眺めさせてもらいたいと思います」

「皆の未来?」
「眺めさせてもらう?」
スイの言葉に不審を抱く緒花や巴たち。
他の人たちは軽く聞き流していたけど、従業員一同は聞き逃す事が無かったね。
シゲ子とかももっと反応しても良かったのではないかと思うけどな。

そして無事に式を終えて客を送り出した主賓の二人はそっと手を繋ぐ。
しかし普通なら遠方から来て宿泊する客とかいると思うのだけど、みんな日帰りなのか。二人とも地元の人間だから、関係者も遠方の人間がいなかったのかな。
宿泊客がいても旅館に無料で泊めれば良いので、問題はなさそうだけど。
そういや、指輪の事すら渋っていたぐらいだから、当然新婚旅行なんてしないんだろうな。

式の片づけをしていたみんなのところに姿を見せたスイ。
蓮二がスイに挨拶の真意を問い掛けると、自室にみんなを集めて、電六から話があった事を告げる。
話とは電六が40年間に渡って付けてきた業務日誌を誰かに引き継いで欲しいというものだった。
豆爺が喜翠荘を辞めるという事に驚くみんな。
やっぱり前回のアレは豆爺の隠居の申し出だったのか。たぶん文化祭の時に来ていた息子から仕事を辞めて一緒に住もうと説得されたとかなんだろうね。

業務日誌には喜翠荘そのものが詰まっている。
「喜翠荘は、今度のぼんぼり祭でこの日誌と共に閉じようと思ってる」
突然の女将の告白に一同は驚愕。
おそらく事前に知っていたのは崇子と豆爺だけなんだろう。
喜翠荘そのものが潰れたら、一番困るのはみんちですよね。
蓮二、徹、巴は他の旅館で幾らでも雇い口があると思う。なこちも雇ってもらう事は出来ると思うが、この娘の場合は目的がお金じゃなくて働いて自分を変える事なんで仕事が無くなっても困らない。緒花は皐月が男と別れて働いているので皐月のところへ帰れば良いだけ。問題はみんちで、板前修業をさせてもらうために、ようやく頼み込んで置いて貰っている身なので、他に行く場所があるかどうか……次郎丸はどうでもいいだろう。宿代を払い終えてないとは思うけど。
ただ、崇子の雰囲気などからすると、実際には宿そのものを潰すのではなく、『喜翠荘』という暖簾を下ろして、縁と崇子がこの旅館を新しい看板を掲げる、という事にするのではないかという気がする。
先に言ったように蓮二たちも再就職が可能とは言え、この女将は無責任に旅館を畳んで放り出すような人ではないと思うしね。

次回 第二十三話「夢のおとしまえ」

「緒花は薄い珈琲なんかじゃない」
孝ちゃん久しぶりに登場! 緒花が会いに行くのかな。
でも雰囲気からすると皐月と会う感じだし、上記のセリフは皐月か、或いは五十嵐波子に向かって口にした台詞ではないのだろうか。

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