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2011年9月 9日 (金)

輪るピングドラム 9TH STATION「氷の世界は」

高倉冠葉と高倉晶馬と共に水族館へやってきた高倉陽鞠はペンギンを見ていた。
そして冠葉が電話に出ていなくなっていた時、陽鞠はペンギンの女王の帽子を被る金髪の少年とゴミ箱に隠れる3羽のペンギンを見かけた……
今回のお話は陽鞠が死んでプリンセス・オブ・ザ・クリスタルとして目覚めてしまう前の事
プリンセス・オブ・ザ・クリスタルは別の子が身につけていたのか。何故それが売り物に混ざっていたのか。

晶馬が買い物をしている間に、陽鞠は3号ペンギンを見つけて追い掛け、エレベーターに乗った。突然動き出したエレベーターの中、3号ペンギンは通常存在していない地下61階へと陽鞠を誘った。
エレベーターから出ると、そこはいつも利用している図書館
4冊の本を返却した陽鞠は『かえるくん 東京を救う』という村上春樹の本を検索してもらうが、該当図書は存在しないと言われ、自分で探してみる事に。
何故かこの時点で巣でに3号ペンギンの背中に3の文字が入ってる。
ペンギンを追い掛けた陽鞠は、パズルのように動く扉を見かける。
3号ペンギンが扉を開けると、そこには巨大な図書館が。
『カエル君 愛人を救う』や『カエル君 ○○を救う』という様々なシリーズを見かける。
そしてそこでピンクの神をした男性にどんな本を探しているのかと声を掛けられた。
「ようこそ、中央図書館・そらの孔分室へ」
彼は司書の渡瀬眞悧。
遂にオープニングに出ている最後の1人が登場。あれ、男だったのか……てっきり女性だとばかり思っていた。つーか、顔と声があわねぇ。

大仰な表現で『カエル君 東京を救う』を探すという眞悧。
異様なまでに広い図書館に違和感を感じる陽鞠に、ここは確かに分室だが、誰でも入れるわけではなく、選ばれお客のみ入室が許されるため、久々のお客だと告げる。
陽鞠は運命によって選ばれた特別な存在だという眞悧。
彼が提示した本は『カエル君 Hトリオを救う』と言う本。
違うじゃねぇか……
幾原邦彦はこーゆー不可思議空間好きだなぁ。

3年前、その女の子には二人の友達がいた。
将来の夢を分かち合う大切な仲間
3人の女の子たちはまるで引力で引かれ合う星々のように互いが互いを照らした。

陽鞠の小学校時代。
陽鞠は伊空ヒバリと歌田光莉という二人の友達と共に雑誌『16』の第7回オーディションに応募する写真を撮っていた。
人気アイドルとなっているダブルHの二人ですね。
問題は今年のグループ名が決まらない事。
「ラッコーズ」というヒバリの提案はお笑いコンビみたいだからと光莉に却下される。
ペンギンズも却下され、悩む3人。
とりあえずヒバリにはネーミングセンスがないのは確かなようだ。
陽鞠は全員の名前の頭文字に「H」が付くことから、『トリプルH』というネーミングを考えた。
その過去に表情を曇らせる陽鞠。
だからエンディングでは陽鞠はダブルHの二人と踊っているわけですね。

次に眞悧が提示したのは『カエル君 高倉陽鞠を救う』
その夜、女の子は母親に強請っていたおそろいのリボンを手に入れたが……

母・高倉千江美にオーディションのためにリボンを付けて貰った陽鞠だったが、おそろいのリボンは売り切れていたため別のリボンだった。
おそろいじゃないと意味がないという陽鞠は、千江美に嘘つきと怒り、今すぐ買ってきて欲しいと強請る。
だが、陽鞠の足が姿鏡にぶつかり、陽鞠に倒れてきた。咄嗟に陽鞠を庇った千江美は鏡に怪我をしてしまう。
なんか、冠葉を庇って高倉剣山が怪我をしたのと同じパターンだな。子供のために身を盾にして守る両親。何故そんな両親は莫大な借金を残して姿を消してしまったのか。今までのやりとりからしてシンだ訳ではないようだし。
救急車で運ばれた母は無事に手術を終えて入院する事になったが、顔の傷は完全に消すことが出来ない
自分のせいで母が深手を負った事を後悔する陽鞠だが、千江美は陽鞠が怪我をしなかった事を喜ぶ。
陽鞠がアイドルになるのが楽しみで、陽鞠に怪我が無かったのを良かったと喜ぶ母に泣いて謝る陽鞠。
優しいお母さんです。
この頃の陽鞠はアイドルを目指していたという事は、まだ病気を発症していなかったのかな。

次の日、陽鞠はヒバリと光莉に全てを打ち明けた。
自分のせいで母親に一生消えない傷を付けたこと、おそろいのリボンを手に入れられなかった事。
全てを打ち明ける事で自分に罰を与えたかったが、もしかすると二人が自分を嫌うかもしれないという恐怖を覚えていた。
陽鞠はおそろいのリボンを手に入れられなかったため、ビデオは二人だけで撮って欲しいと頼んだ。
だが二人は陽鞠の母がどうやったら早く退院出来るのか、と考える。オーディションよりも親友の母親の事を優先した二人。
小学生であるこの娘たちからすると、オーディションはまた来年もあるけど、陽鞠の母親の事は今じゃなきゃいけなかったのだろう。
ヒバリは『はだしのゴン』という本に病気の母親に鯉の生き血を飲ませて生気を付けるという内容が載っていた事を思い出した。
そして学校の池の鯉を捕まえるも、教師に見付かってしまう。
しかし陽鞠の母のためとはいえ、鯉を殺そうとする子供無邪気は怖いよ……
理由を話さない3人に、親に連絡すると言い出した教師。
陽鞠は説明しようとするが、ヒバリと光莉は自分が鯉の生き血を飲みたかったからだと庇い、自分の家にだけ連絡してくれと言い出して教師は困惑。
二人に感謝する陽鞠。
お互いを庇い合う彼女たちに、教師は特別に今回は許してくれた、という事かな。

陽鞠が最後に学校へ行った日、のランドセルに何処かからか消しゴムが投げられた。
教室からは多くの生徒が陽鞠を見つめ、その中には、ヒバリと光莉の姿もあり、二人と会ったのはそれが最後だった
2年後、二人はダブルHとしてアイドルになった事をテレビで知る。
陽鞠は何があって学校を去ることになったのか、その事が明確に描かれていないのだよね。
この日の夜に陽鞠は入院生活を送ることになった、という事なのか。
だとすると消しゴムが投げつけられたのは何故なのか。
ただ病気で入院しただけなら、二人とそれ以来疎遠になったとは思えないが。

もしあんな事がなければトリプルHとしてデビューできていたのではないか、という眞悧。
陽鞠が本を探していたのは、終わったことだと確認したかっただけ。
「本当? 実は彼女たちを恨んでいたりして」
「恨んでなんかいない。
 だってあの時、二人は私の本当の友達だったから。
 今だって心から二人を応援している」

「君は素敵な女の子だね。
 でもそれなら、どうして心映えの良い女の子が、あんな事になってしまったんだろうね」

「判らない」
「君はそれを探しに来たんじゃなかったのかい」
「判らない……判らないわ」
陽鞠は終わってしまったというが、本当に物語は終わってしまったのか。
心の奥深くで心底読みたいと思っている一冊がある。
物語が終わったわけではと差し出したのは、女王の帽子。
『運命の花嫁に捧げる花冠』だという男性に、誰の花嫁となるのかと問い掛ける陽鞠。眞悧は『運命のいたる場所』にあるという。
答えは元の世界に戻って自分を必要とした時に教える、と。
つまりまだ陽鞠は彼を必要としていないのか。

3羽のペンギンは梱包され、意識の遠くなる陽鞠に、ペンギン印入りの林檎を渡す眞悧。
陽鞠はある少年から林檎を渡された事を思い出す。
「運命の果実を一緒に食べよう」
「選んでくれてありがとう」
陽鞠にはとても大切な人がいた。それが陽鞠の運命の人……それは晶馬か、冠葉か……
それとも第3者か。
エンディングに夏芽マリオという夏芽真砂子の関係者らしき名前が出てたけど、これが陽鞠の運命の相手なのかな。陽鞠が水族館で見た金髪の少年がマリオなんだろうか。彼がそうだとすると、真砂子と一緒にペンギンがいて、彼女がピングドラムや色々な事を知っている事にも納得がいくわけですね。

目覚めた陽鞠は夢を見ていたが、思い出す事は出来なかった。
そこに荻野目苹果から電話が掛かってきて、晶馬が事故にあった事を報される。
ようやく前回のラストへと繋がったが、事故にあった晶馬がどうなるのかは来週へ持ち越し。てか、本当に来週判るのかな……来週は冠葉メインで、どうなるかは更にもう一周持ち越しになりそうな予感もする。

次回 STATION 10

関係を思い出したという冠葉。相手はやはり真砂子でしょうか。

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