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2011年9月21日 (水)

夏目友人帳 参 第十二話「帰る場所」

藤原塔子さんの愛情弁当を見ていつも美味しそうだという北本篤史と西村悟。
北本は貴志が今まで何度も転校を繰り返しているのに、性格がひん曲がっていないという。貴志はそうなってしまったら、屋根の下に入れて貰えないのではないか、と感じていたのだと答える。しかし今ならもっと素直になっていれば良かったのだと判る。ご飯でももっと美味しいと沢山食べていれば良かったのだと。

ニャンコ先生不在の時に塔子さんの作ってくれたプリンを部屋へと持ってきて食べようとしていた貴志は、髪の長い一つ目の妖に襲われる。
戻ってきたニャンコ先生が追い払うも、貴志は妖ものに当てられて倒れてしまう。
しかし塔子さんから見たら、夏目って時々倒れるから病弱な子供に見えるんじゃないのだろうか。

夜、目を覚ました貴志はニャンコ先生や燈子を捜すが不在で、代わりに家の中には先ほどの妖がいて、全て自分が喰ってしまったと告げる。
驚いて目を覚ました貴志は、ニャンコ先生にあの妖にはニャンコ先生と出会う前に逢ったことがある事を語り出す。
昔会ってたのにすっかり忘れていたのか。

三つ目の妖に負われていた貴志は、一体の妖の助言を受けて助けられた。
髪の長い一つ目の妖本人はただ追い掛けていた妖が困る様子を見たかっただけだという。
その貴志は当時厄介になっていた家で、小さな妖が家の中に入ってきて、それを追いかけ回していたところを家の住人に見付かってしまい、放置しておけば良いだけだったと後悔をしてしまう。
学習しない自分を悔やむ貴志は夜中に家を飛び出すが、そこで塔子と出会った。
貴志が近くにいると聞いたので会いたくなってきたのだという。
確かにあんな無害な妖は放っておいたところでどうという事がないのに、気になって無視できなかったのか。今ならあの程度の妖は何も害がないのは判っているので相手にしないか、軽く追い払う程度なんだろうに。

翌日、塔子が本当に人間だったのか、と悩む貴志。
息子はコートを着て、マフラーも渡してるのに貴志は学ランだけなんだな。髪の毛も終始ぼさぼさなのは、あまり洗面台を占拠したくなかったからか?
また妖と出会った。
簡単に名を名乗った貴志に、妖に名を簡単に名乗るのが無知だと笑う。
貴志が寂しいのだと見抜いた妖に、妖が見えなくなる方法を知らないかと訊ねた貴志だが、当然知るはずも無かった。
普段は妖を警戒している夏目が自分から話しかけたりしたのは、一度助けてもらったからかな。普段から親切にされ慣れていないので、助けて貰ったりしてつい油断してしまったのか。

放課後、貴志を待っていた塔子は田舎で藤原滋と二人暮らししており、自分たちのところへやってこないかと誘ってくる。
始めて誘われた貴志は嬉しく思うも、しかしそれは自分のことを知らないからだと迷っていた。
他の親戚のところとは違って、塔子さんは自分たちから引き取ってくれたのか。滋さんがレイコの事を知っていたというのも大きいのかな。
そんな貴志の前に、例の妖が迎えに来たとやってきた。
貴志の事を気に入ったという妖。哀しみの心はその妖にとって甘美であり、人を飼うのも面白いと考えたのだという。

妖をなんとかしなければと考えた貴志は、妖に擬装して妖たちから妖封じの穴があるという情報を手に入れる。
正体がばれて逃げた貴志を助けたのはあの妖だった。
貴志の心を覗き、彼が引き取った人間から酒を飲んで当たられたり、食事を抜かれたりした過去を持つ事を指摘される。
それらの人も最初は良い人だったのだという貴志。
夏目が妖怪の事で騒ぎを起こして、ストレスがその人たちを蝕んでいったという事だろうか。
自分と来るように告げる妖に、人間が1人消えるのは大事なのだと語る。
人に迷惑が掛かるという貴志に、妖はそれならば妖たちは自分が全て喰ってやると言う。
止めてくれと嘆願する貴志に、それならばと貴志を一度返して自分の下へやってくるように告げる。

誰にも迷惑を掛けずに消える方法がないかと悩む貴志を見かけた、世話になっている家の息子は彼を誘って一緒に帰る。と、貴志は藤原夫妻が貴志を引き取りたいとやってきた事を知り、二人の下へ行きたいという思いを募らせる。
このお兄さんは良い人だったんだね。貴志に対して普通に接し続けてくれているし。
ただ貴志はそんな彼にも心を開けなかったわけだが。

夜中にキツネ岩の妖封じの穴の事を下級妖怪から聞き出した貴志は、妖を封じる事に成功する。
しかしその衝撃で一週間の入院をする事になった貴志に、叔母は自分たちへの嫌がらせなのかと苦悩する。もう彼らの下へ戻れないと感じた貴志は、藤原夫妻の声で目覚める。
気に入らなければ何時でも旅立てば良いが、今は静かに考えられる場所が必要だという滋の言葉に、行きたいと本心を語る貴志。
夜中に抜け出して入院するほどの大怪我をされては流石に心労もたまるよな。この頃の夏目は他に誰も頼れないから、自分で何とかしようとして余計にこーゆー事をしてしまってたのだろう。今ならニャンコ先生が何かとアドバイスをしてくれるから随分と軽減されているのだけど。

眠っていた貴志の下へ、妖が忍び寄る。
ニャンコ先生は貴志はもはや自分のものであり、今の貴志は妖にとって楽しい存在ではないと告げる。ならばまた孤独にしてやるという妖だが、斑によって倒されてしまう。
目覚めた貴志の布団の上には割れた面だけが転がっていた。
下級の妖怪などに比べれば力の強い妖だったけど、斑と比較すれば弱い妖だったわけだ。

「帰るのかい? 誰もお前を待ってないのに」
「いや、帰りたい場所が出来たから」
夢の中、消えゆく妖に貴志はそう答える。
この妖は悪意を持っていたのかどうか。
孤独な夏目に触れてただ一緒にいようと思って、その結果としてとった行動が極端なものだっただけなのかもしれない。人間とは価値基準が全く違うわけだし。

そして今日も貴志は藤原夫妻に見送られて家を出る。

そんなわけで夏目が藤原家にやってくるまでのお話。
エピソード0という感じですね。
夏目は昔から迂闊だったんだなぁ。

次回 第十三話(最終回)「夏目遊戯帖」

夏目組誕生!

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