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2011年11月 4日 (金)

輪るピングドラム 17TH STATION「許されざる者」

運命日記の半分は時籠ゆりが所持し、残り半分は夏芽真砂子が所持している。
その事を掴んだ高倉晶馬と高倉冠葉。
晶馬はもし日記によって運命を乗り換えることが出来るのならば、高倉陽毬を元気にする事も可能だと考えるが、冠葉はそんな事がある筈がないと否定し、陽毬は例の薬で元気にするのだと語る。
それは確信というよりも、薬を使えば元気になって欲しいと思いこもうとしているのかもしれないな。
金の出所については晶馬にも秘密としているのは、晶馬を巻き込まないためなんだろう。

冠葉は陽毬の病室でたこ焼きを作ってました。晶馬は見張り役。流石に病院の許可はとってないのね。
陽毬の前ではあくまで今まで通りにバカっぽく振る舞い続けてるんだな。
元気に振る舞う陽毬は、きっと薬のおかげだと語り、渡瀬眞悧にもうすぐ退院出来るかもしれないと告げられたと笑う。
そんな陽毬はセーターを編んでいましたが、世話になった男の人へのお礼だということだが、それが眞悧へのプレゼントなのかどうかは内緒。
実は冠葉なのか、それとも全く別の誰かなのか。ただ陽毬の交友関係を考えると、ほとんど第三者の可能性はなさそうなんだけどね。実は明らかになってないだけで、誰かと連絡を取り合ってたりする可能性はこの作品ならありそうだ。

陽毬は元気になり、これならもうすぐ元の生活に戻れるのではないかと感じる晶馬ですが、陽毬は唐突にプリンセス・オブ・ザ・クリスタルに変更し、生存戦略を発動。
久しぶりに晶馬と冠葉のセットに対しての生存戦略。
最早一刻の猶予もないため、ピングドラムを手に入れろと命じるプリンセスですが、ピングドラム=運命日記かどうかは「内緒」
このままピングドラムを放置すれば、彼ら家族は罰を受け、一番大切にしているものが損なわれると忠告を促す。
もちろん普通に考えればそれは陽毬の命ですが、もしかすると両親の事かもしれないし、危険という意味では冠葉も含まれてるわけだよな。

いつものように晶馬が落とされた後、自分では救えないのだろうと力なく膝を落とす冠葉。
そんな冠葉に対して、裸となったプリンセスは冠葉ならば出来ると冠葉を抱きしめる。
「何故ならピングドラムとは……それは、お前の……」
「俺には……無理だ」
冠葉はピングドラムの正体について実は気付いているのか。
そして以前、冠葉の命ではもう陽毬を救う事が出来ないと言っていたプリンセスが、冠葉に助ける事が出来ると語る意味は。彼の命を使っては無理でも、彼の力でなんとか出来るという事なのか。

晶馬が日記を貸して欲しいと頼んできた事を多蕗桂樹に語るゆり。
日記の使用目的が全く異なる彼らに日記はもちろん貸さなかった。
ゆりは陽毬に関する事などは一切信じておらず、晶馬たちは日記の本当の力も知らないと語る。
荻野目桃果の死の原因を作った組織の幹部である高倉家の人間を許す事は出来ないと考えるゆりに対して、多蕗は昔の事であり彼ら兄弟が直接何かをしたわけではないと晶馬たちに対する恨みなどを抱いていなかった。
荻野目苹果の晶馬への気持ちも多蕗は見抜いていました。たぶん苹果本人が認識するずっと前から、気付いていたんだろう。
桃果はどうやらあのテロを阻止するために、日記を使って命を落としたらしい。桃果はテロが起きる事をどうやって知ったのか。それにテロそのものを完全に食い止める事はできてないし、桃果1人の命を代償にしただけでは完全に止める事が出来なかったのかな。
「悔やんで、恨んで、取り返せるものなんて、何もないんだ」
悟ったような多蕗をご立派な人格者だと皮肉るゆりだが、多蕗とて桃果の事を忘れたわけではなく、忘れることなど出来ない。

多蕗とゆり。
二人を繋いだのは桃果。
桃果と過ごした日々だけが、彼らの子供時代の全て。
理不尽に命を奪われたとしても、桃果は復讐など望まないはずだという多蕗だが、ゆりは桃果は死んでなどいないと否定する。
ゆりにとって桃果はあくまで消えただけ。日記を使えば桃果を連れ戻すことが出来るはずと信じているから、死を受け入れたくはないんだな。

「痺れるだろう。
 人間の世界では、真実は必ずしも本当の事じゃない。
 人間は自分のみたい願望や欲望だけを真実という。
 人間は、真実を口実にならば人だって殺せるんだ……
 ふふ……戦争だよ、戦争。
 もうすぐ戦争が始まる……」

1人、部屋で呟く眞悧。
彼の目的とはなんなのか。ピングドラムを使い、彼のいう戦争を引き起こそうとしているのか。
それとも、日記を巡った争いを引き起こさせて楽しんでいるのか。

買い物に行くというメモを残して病室から姿を消した陽毬。
シラセとソウヤは夜には予定の投薬をしなければ、と語る。
夜までに戻れば大丈夫なのか、と問い掛ける晶馬に、二人は「戻れればね」と意味深な言葉を口にする。
冠葉は陽毬の編み物を目にして、陽毬の居場所に検討をつけて探しに出る。
まるで陽毬が戻れないことなど最初から知っているかのような口ぶりの二人。

陽毬は外出許可を貰い苹果と共に毛糸の買い出しに出ていた。
外出許可が本当の事なのか、嘘なのかは不明。
もし許可を出しているとすれば、それは眞悧であり、知っていながら知らないようなフリをしている事になるわけだが。
退院までに晶馬と冠葉のセーターを完成させるのだと語る陽毬。
いつも二人に世話になってばかりだから、たまには二人のために何かしたいのだという。
セーターの事を内緒にして欲しいと頼む陽毬。
前に見せた色を冠葉が好みではない、と言ったので二人の好みの色の毛糸を探しにきたのだという。
やっぱりセーターは二人のために編んでいたのか。苹果が一緒なのは、偶然見舞いに来ていたから付き添いを頼んだのか、それとも陽毬から連絡を取ったのか。
まさか晶馬たちも苹果が一緒とは思わないのだろうな。

苹果の携帯にゆりから電話が掛かってきて、今から会えないかと問われ、陽毬と共にいると聞いたゆりは、3人で会おうと提案する。
苹果はゆりが高倉家の人間に良い感情を持っていないことにまでは気付いてないようだ。
桃果に対する強い想いがある事を考えれば、その可能性も考慮出来たのかもしれないだろうけど。
ファビュラスなカーテンをご購入なゆりさん。実は同じデパートにいた事は、流石に気付かなかったらしい。

新宿の手芸店を巡り歩いたが見つける事の出来なかった晶馬。
冠葉は晶馬を吉祥寺へ向かわせ、自分は池袋の店を廻る。
一番大切な物を損なう、プリンセスの言葉が頭から離れない冠葉。

携帯に掛かってきた多蕗から電話を無視するゆり。
「旦那様ドキドキ」とか書かれてるのは、誰かに見られてもいいようにカモフラージュでしょうか。
ヨネザワ屋の駐車場で、ゆりは苹果に陽毬を紹介される時の事を思い浮かべていた。
手にした銃……高倉の人間に対する想い。
でもきっとゆりは結局何もしなかったわけだ。彼女とて陽毬たちに罪がない事は判ってるだろうし、苹果が一緒なのだから何か出来るわけもない。
そしてゆり前に再び真砂子が現れる。
「嫌だわ、早くすり潰さないと」
ゆりと真砂子の戦い再び。
桃果を世界へ取り戻すため、マリオの命を救うために、互いに一歩も譲れない。
真砂子は例のボールを撃ち出すマシンガンを、ゆりは巨大な連射ボウガンを手にする。、
「生娘が何故自分の世界を変革出来ないかご存じ?」
「面白そうだから言ってごらんなさい」
「その若さが世間に消費されてすり潰される事を恐れているから。
 生娘のアナタには世界の半分しか見えない!」

地下鉄の通風口から舞い上がる風で舞い上がるスカートと白い羽。
「賞味期限の切れたアナタには、自分の人生をディスカウントするしか生きる術はない!
 安いグラビア雑誌がお呼びよ」

エスメラルダの持つ籠に乗せた赤い花びらが真砂子の周囲を舞い散る。
「あなた自身が自分自身を信じない限り、あなたの人生は消費されるだけ!」
「あなたの人生は既に、消費されたわ!」
激しい女の子戦い。
真砂子の武器はたぶん眞悧からとか手に入れたものなんでしょうけど、ゆりの武器は一般の店で購入したものなんだろうか……明らかに殺傷能力を持ってそうな普通のボウガンだけど。
武器では明らかに真砂子の方に分があるように見えるけど、この世界に置いてそんな常識は通用しない。たぶん相手を論破できる強い意志が勝利に繋がるのでしょう。

女優のゆりと会えると聞いてデコを輝かせて喜ぶ陽毬。
ゆりがどんな人なのか、苹果に訊ねた陽毬に、「とても素敵な人」だと答えたのは多蕗だった。
二人がいたチェーン店の喫茶店の前を冠葉が通り掛かった時には、既に二人の姿はなく。
冠葉は全て一歩遅い状態。

帰ってこない陽毬を「ダメな子」と語るシラセとソウヤは、大きな罰を与えないといけないと語り合う。

多蕗はゆりと待ち合わせだという工事中のビルへと、苹果と陽毬を案内していた。
ゆりと会うことを楽しみにしている陽毬。
多蕗は苹果に以前話した事を覚えているかと問い掛ける。
「どんな辛いこと、悲しい事にも意味がある。
 無駄なことなんて一つもない」

「はい、それなら」
「それは良かった」
多蕗の様子に違和感を覚える苹果と、まるで疑った様子のない陽毬。
陽毬は基本的に誰かを疑おうとはしてないのだな。それはきっと純真なようでいて、実は意図的にそうしているのだろう。
「ここに招待したのはね、実は君たちに是非知って欲しい事があるからなんだ」
「知っておいてほしい事?」
「そう、僕の生きている意味だ。
 これから見せてあげる。
 決めたんだ」

「多蕗……さん?」
「今日僕は……高倉家の人間に罰を与えるよ」
冷たく笑う多蕗。
遂に多蕗のダークサイド発動。
ゆりに対しては人格者であるかのような言葉を口にしていた多蕗でしたが、その内心は彼女以上に黒いものが渦巻いていたようだ。
普段あんな悟ったような事を口にしているのは、そうしないと自分の中にある憎しみが抑えきれなくなってしまうからなのか。
普段から恨みなどを口にするゆりがいる事で、心の均衡を保っていたのかもしれない。
たぶん口に出すゆりの方が、実際には理性が働いているのだろう。
次回予告の雰囲気からすると、陽毬は何も気付いてないフリをして、実は自分が恨まれても仕方ないという諦め似た感情を抱いているようだ。晶馬と同じなんだな。自分たちは許されない存在だと思ってしまってるのだろう。

次回 STATION 18

生存戦略、たこ焼き好きやねん

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陽毬に再び「罰」という名の危機が近付く。「輪るピングドラム」の第17話。 日記の居所を確認する冠葉と晶馬、運命を書き換えられるなら陽毬も救えると考える 晶馬に、高くても効く薬があるという冠葉。...... [続きを読む]

受信: 2011年11月 5日 (土) 04時13分

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