WORKING'!! 8品目「嗚呼、妹よ」
夕食の準備をしていた小鳥遊宗太は妹の小鳥遊なずなに手伝って貰っていたが、ふと気付いてしまった……
なずなの身長がもう自分と代わらないという事に。
宗太も身長が低いわけではないのに、小鳥遊家の女はみんな背が高いからな。
なずなはまだ小学生なのに……そういや、みんな身長も高くてスタイルも良いのに、モデルやってる人とかはいないな。まぁ家から出れない泉とかは論外としても。モデルは「先生」ではないから除外されたんでしょうが。
なずななら読者モデルとかやれそうな気もする。
宗太に相談があると呼び出された種島ぽぷらは、先輩なんだから何でも言ってほしいと告げる。
「俺の妹になってください」
「断る」
早っ!
何事にも限度があると即答で断るぽぷら。
なずなというちゃんとした妹のいる宗太ですが、当のなずなの身長が伸びてしまって、1日ぽぷらを妹として見て癒されることでなずなもちゃんと妹として見れるようになるはず、という良く判らない理論。
でも結局ぽぷらも人が良いので引き受けてます。
ぽぷらを妹として扱う宗太を目撃して、激しいショックをうける伊波まひる。
「神様……アレ、わたしの好きな人なんですけど……」
さすがのまひるも引いてます。神様に訴えられても、神様も変態の面倒までみきれないと思います。
事情をぽぷらから聞いて……現実から目を逸らしました。
佐藤潤、轟八千代、白藤杏子は宗太の様子に、少し休ませようという結論に達した。
杏子はシフトを週6にし、八千代は仕事を手伝い、佐藤は飴をプレゼント。
優しくされてるというよりも、むしろ憐れまれてる?
みんなが親切にしてくれるのを不思議がる宗太。さしずめ「かわい宗太」です。
しかし杏子の優しさはシフトが週6って、いつもは週7で入ってるのか……以前、杏子を怒らせた時には週7になって、その後で週6になってたはずなのに。
「みんな心配しているんだよ」
――かたなしくんの脳を……
どう見てもついに「壊れた」と感じるだろうからな。
自分も妹にして可愛がって欲しいと言い出した山田葵はデコピンくらいました。
いくら妹成分が不足してても山田ではダメらしい。
自分も可愛いと言って欲しいとまひるが思っていたところに、何故か相馬博臣から電話が掛かってきて、可愛いと言って欲しいと思ってる事を指摘される。
相馬が一連のやりとりをどこで見ていて、なんで気づくことができたのか……
そしてまひるちゃんの可愛いと言って貰おう大作戦の開始。
佐藤から女の子のどんなところが可愛いか、という情報を引き出しつつまひるにアドバイス。ついでに佐藤の事もからかってるのですが、当然のように佐藤にボコられてる。
いつも思うけど、相馬ってSに見えて実はMなんじゃ……
1.笑顔
笑顔で接近 → 殴ってしまった
2.真面目なところ
相馬と電話で話してるところを注意された。
結局ダメで、諦めかけたまひるに最終手段に出た相馬。
何故か持っていたまひるの小さい頃の写真を使いました。
写真を見て「井波さん可愛い」を連呼する宗太に、流石にこれではダメかと佐藤と相馬は感じてましたが、まひるは「井波さん可愛い」という台詞を携帯で録音して喜んでました。
相馬にとっても斜め上の反応だった。
宗太はちょっと疲れているだけだと必死に杏子と八千代にフォローを続けるぽぷら。
そんなぽぷらに、宗太はもう大丈夫だと告げて、ちゃんと現実と向き合うことにしました。
が、いざなずなと会うと、目を逸らした。
そしてまひるは、その夜も、次の日のバイト中もずっと録音した声を聞いてました。
山田桐生が妹を捜してワグナリアにやってきました。
ぽぷらを良いなでなでしていた宗太ですが、まひると桐生が仲良くしているのを見て、またなでなでに乱れが。
まひるも一度攻撃を受け止められた後は普通に会話してるな。宗太で少しは免疫ができたからだろうか。以前なら確実にその後も反対の手とか、足とかで攻撃していたのに。
まひるにはあまり近づかない方が良いという桐生に警告し、まひるにも男に近づくなと注意する宗太だが、桐生は可憐な女性に失礼だと耳を貸そうとしない。
実際、桐生は殴られないから、宗太のいう危険はないわけだしな。宗太は攻撃を受け止めているところを見てないから知らないけど。宗太も実際のところはヤキモチを焼いているだけなんだよね。自覚してないけど。
そして殴りかかってきた桐生を、宗太は軽くねじ伏せました。
実は姉の小鳥遊梢から護身術を習っていました。ただ、梢から女性には使わないようにと体に染み込まされているので、女性相手では何もできない体になってしまっていました。
これで12歳以下は対象外のちっちゃいもの好きの変態でなければ、良いフェミニストが出来上がっていただろうに。
梢はそんな護身術をまひるにも習わせようとしていたんだから、もしまひるが習っていたら更に手が付けられなくなってるところだ。
しばしば妹を探していることを忘れてる桐生。
変装が得意な妹を探そうとするも、いくらなんでも子供は無理だとぽぷらは対象外とするも、先輩に失礼だという宗太に、やむを得ず調べようとしたら、宗太にまたも抑え込まれる。
なんて理不尽な。
八千代に触れて変装しているか触ろうとして、今度は佐藤に蹴り倒された。
ここの男性陣は男に対してはとことん容赦ないな。
杏子は……なしです。でも調べようとしていたら、きっと八千代に刀突きつけられてるところだよ。
残りは山田ですが、相馬が山田を無理やりシャンバリーレの買い出しに向かわせました。
ちなみにシャンバリーレは英語では「fenugreek」と呼び、ハーブや香辛料の一種である植物です。当然、山田に判るわけがない。
山田の居場所を聞かれた相馬は、山田の写真ではなくことりちゃんの写真を渡しました。
もちろん面白いから。
宗太の女装姿と知らない桐生は、ちょっとことりちゃんを気に入ってしまったご様子で、また面倒なことに。
相馬は山田と桐生を会わせないようにあれこれと策を巡らせる。
そして杏子に言われて買い出しに出かける山田に同行。
佐藤たちは相馬が山田の買い出しに付き合ったと聞いて驚いてますが、八千代の杏子さんとの思い出話が始まったので、佐藤はぽぷらたちを避難させてる。
人身御供か……
山田は「きり……」という言葉にビンカンに反応して怯えてる。
反応からすると、兄の事が苦手なようだ。桐生の方は捜しに出るほど可愛がっているけど、過剰すぎて苦手とかなんだろうか。
相馬が同行したのは、桐生と遭遇するような予感がしていたからでしたが、まさしくその通りでした。
相馬が母親について訊ねると、桐生はちょっと困った表情に。何やら複雑な親子関係らしい。
山田自身も母親に対する憧れはあるけど、何か寂しさのようなものを感じてます。
少なくとも山田は母親に甘えた記憶とかがあまりないのかもしれない。
デパートの行く先々で桐生と出くわす相馬たち。
なんでこいつはこんなうろついているのか。とゆーか、なぜ男一人で女性用下着売り場にまでやってきてる……
「君、鬱陶しいね」
「よく言われます」
よく言われるんだ……
最期は熊のぬいぐるみが欲しかった山田ですが、お金が足りないのでまた今度にしようとするも、山田に出歩いて欲しくない相馬は足りない分を出す事に。
激しく疲れた相馬。
最初は面白いという理由だけで山田兄妹を会わせないようにしていただけのはずなのに、なんで疲労困憊するほど労力を割いているのか。そこまでする必要はなさそうなんですが、山田の反応から本当に会わせない方が良いとどこかで思うようになってしまったのだろうか。
その背後では佐藤がまだ八千代から杏子ののろけ話を聞かされてる……何時間続いてるんだ。
次回 9品目「愛はこんなにグローバル」
真柴兄妹再び。
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