ベン・トー #12(最終回)「国産うなぎ弁当 790kcal」
オルトロスこと沢桔梗と沢桔鏡の姉妹との対決を前にして、風邪で寝込んでしまった槍水仙。それでも国産うなぎ弁当を手に入れようとしている仙は、止めようとする佐藤洋にこんな状況だからこそ栄養のあるうなぎ弁当を食べるべきで、それを欲する事が力にもなると語りながら、ハーフラベリングタイムまで仮眠を取る。
洋はそんな仙のために自分がうなぎ弁当を獲ってくる事を誓い、仙のセットした目覚ましの時間を狂わせる。
結構動かしてるような音をさせていたけど、動かしていたのは10分程度なので、弁当を手に入れて戻ってくる少し前に目が覚めるようにしておいたのか。
いくら空腹が力になるとは言っても、風邪で熱が出ている状況下で戦うのはあまりにもムチャだからな。
ヘラクレスの棍棒の影に怯える梗に、3年経過していると慰める鏡。
金城優からヘラクレスの棍棒の話を聞いた著莪あやめは「駆逐」という言葉に違和感を感じる。
そのヘラクレスの棍棒はうなぎ弁当を手に入れるために、洋に接触して話を持ちかけていた。その言葉に迷う洋。
洋がスーパーから立ち去るのを目撃した茶髪・顎髭・坊主にも、またヘラクレスの棍棒が接触する。
しかし茶髪たちまでヘラクレスの棍棒の誘いに乗るとは意外だ。
遅れて現れたあやめと優は洋が雨の中を走り去るのを目撃。
更にスーパーに不穏な空気が漂うのを感じる。
そこにやってきた沢桔姉妹にヘラクレスの棍棒はスーパーから立ち去れと告げる。
スーパーに来ている全ての狼に話を持ちかけていたヘラクレスの棍棒。
強すぎるオルトロスを駆逐するため、ヘラクレスの棍棒が獲った手段は勝負を放棄して彼女らに弁当を譲り渡すというもの。
必ず自分と戦ってくれる人がいると信じる沢桔姉妹だが、洋がスーパーから去っていった事を伝えられる。
洋がスーパーから去っていった事で、狼たちに動揺が走ってますが、《変態》なんて二つ名とは別に西区の狼たちからはそれなりに信用されていたのか。あの
《氷結の魔女》の弟子的存在というのも大きいのだろうか。狼たちにはもしかしたら彼なら逆らって、オルトロスと戦うかもしれない、という思いがあったのだ
ろうか。
江戸っ子半額神により半額シールが貼られる中、抗議しようとしたあやめはヘラクレスの棍棒に睨まれてたじろいでしまう。
そこに現れた洋の姿に喜ぶ沢桔姉妹だが、洋は二人を一瞥しただけでその横を通り過ぎてしまう。
洋は連とあやめに仙が風邪で倒れている事を告げる。
洋は事態奪回には氷結の魔女が必要だと考えて仙を起こしに行ったのかと思いきや、全然違ってました。
スーパーから立ち去ろうとしていた姉妹は、月桂冠が貼られようとしているのを知り、再びスーパーの中へと向かう。
ヘラクレスの棍棒は姉妹に弁当を譲り渡そうとする。
誰も動こうとしない中、痺れを切らそうとしたあやめが動くのを阻止した洋。
「慌てるな、しゃが。
狼たちに言葉なんて不要さ。
こーゆー時は、こいつに……
聞くまでだ!」
洋の異常なまでに巨大な腹の虫が鳴り響き、スーパー中の狼たちの腹の虫を鳴らせる。
町中を走り回って腹を空かせて来た洋は、狼たちの空腹を促せて弁当争奪戦へと駆り立てる。
洋は他の狼たちも勧誘されてると知って超空腹状態にしてきたのか? それとも自分の中の迷いを払拭するためだけに、ただ空腹にしたのか。どちらかというと後者かな。
腹が減れば無駄な事をあれこれ考えなくて良いとか、そんなぐらいしか考えなさそうだし。
強い狼から逃げて手に入れた弁当など美味くない。
その事を思い起こさせられた茶髪たちも参戦。
洋は《ダンドーと猟犬群》の一件で、楽して手に入れる弁当は美味しくない、という事を学んでいたのが今回の行動に繋がったのかもしれない。仙たちの教育もあるのだろうし。
ヘラクレスの棍棒を洋・連・あやめのコンビネーション攻撃で撃破すると、洋たちはオルトロスとの戦いに挑む。
ヘラクレスの棍棒も二つ名を持つだけあって、結構強いけど、あの三人が相手では勝てないのか。この作品的に言えば、彼の目的は弁当を手に入れることではなくなってるから、他の狼よりも弱かったのだろう。
小説を書いている最中に空腹を感じてスーパーにやってきた白粉花も目を輝かせて弁当争奪戦に参加。
このままBL小説を書いて終わりなのかと思ってたら、ちゃっかり最後は参加してきた。
限定6つのうなぎ弁当を手に入れたのは
茶髪、花、連、あやめ、顎髭、洋
沢桔姉妹は敗北しておにぎりとカップうどん。坊主も手に入れられなかった様子。
どうやってあの氷結の魔女さえ負けたオルトロスを倒したんだろう。相当の空腹だったから、それが力になったという事か?
遅れてやってきて、ちゃっかり弁当を手に入れてる花が凄いよ。
洋は月桂冠を入手して、仙に怒られていっていました。
連達からはドM呼ばわりされてる。
相変わらず先輩優先の洋にあやめとしてはちょっぴり複雑な様子です。
月桂冠の貼られた国産うなぎ弁当『特選うなぎ極附』を土下座して差し出した洋は、仙と弁当を半分ずつにすることにしました。
うまさに舌鼓を打つ洋と仙。
なんかもうラブラブ過ぎないか、この二人。
月桂冠を手に入れたのは色々とあってよく覚えてないが、スーパーには哀しい涙は必要ない、という事を学んだ洋に、仙は肯定してスーパーには笑顔がよく似合うと笑う。
洋はオルトロスの過去について仙に語って聞かせたご様子。
エンディングでは半額弁当争奪へ向かう人々の日常が描かれました。
洋は白梅梅にラリアット喰らってるけど。
沢桔姉妹とあやめが学校から出て行く時に、連がバイクで走り抜けていたけど、なんで違う学校の生徒の連が校舎内からバイクで出て行ってるんだ?
アメリカに行った金城優も描写されたけど、結局彼の存在意義は希薄だったな。
原作では渡米していないんだよな。
そんなこんなでアニメは最終回。
人気もあったみたいなので、2期もあり得そうかな。
しかしたかだか半額弁当争奪戦だけでよくこれだけ話を広げるものだと感心もする。
パンチラについては何でもかんでも見せる下着やら裸やらを作品の多い中、逆にこうやって見せない作品の方が好きです。
原作ではどうだったのか判らないけど、アニメでは茶髪の人気が凄かったな。顔が出てないのが逆に功を奏したのだろうか。
話としてはテンポも良かったし、バトルも良い感じで面白かった。
あまり難しい事を考えずに見るアニメとしては最適だったのではないだろうかな、と。
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