偽物語 第六話「かれんビー 其ノ陸」
阿良々木火憐から迷い火蜂の怪異を移した阿良々木暦でしたが、完全に熱を下がらせることは出来なかったものの、ある程度は熱を下げることに成功。
暦は妹たちを残して外出した先で八九寺真宵と出会うも、セクハラ無しで普通に挨拶したら激しく罵られました。
真宵はセクハラでのコミュニケーションを期待していたのか。セクハラが無くなったら価値のなくなる暦って……
迷い火蜂の事を真宵に話した暦。
しかし怪異の一部を引き受けながら普通に出歩けていているのは、暦の吸血鬼としての怪異が上回っているからか。治癒能力で熱を押さえ込めているようだ。
妹たちがやろうとしていることは正しいが、そのやり方がわからないでいるのは、いつも暦が言われている事で、そんな暦に真宵たちも救われていて、だから火憐達にもきっと助けられている人がたくさんいるはずだと言われました。
暦はとにもかくにも、妹たちが大人しくしている間に今回の一件を片づけてしまうつもりでした。
真宵と別れた後、戦場ヶ原ひたぎの家を訪ねると、ひたぎは300本の鉛筆を鋭く尖らせてました。
ひたぎはとことん羽川翼に弱いようで、「羽川様」と呼び、毎朝靴磨きまでしているらしい。他にも「ご主人様」とか呼んだり、翼の前ではどこでも正座が当然だったり、かなり翼に対して弱くなってるというか、頭が上がらなくなってる。暦の知らないところで奇妙な力関係が成立してしまってる。
貝木泥舟と対決するつもりでしたひたぎ。
過去に貝木にダマされた時に貰った名刺を何故か今まで持ち続けていたらしい。
蟹の怪異に曝されてダマされた5人の詐欺師。その中でも貝木はひたぎの父と母の離婚を促した存在であり、戦場ヶ原家を崩壊させた原因でもある。
悪意をもって家族を崩壊に導いた彼をひたぎは許す事が出来ない。
理屈でなく感情で許す事が出来ない、と言う事なんだろう。
当然といえば当然か。
ひたぎが貝木と決着つけようとしているのは、復讐だけではなく前へ進むために過去と決別するという意味もあるようだ。翼が髪の毛を切ったのもそういう意味があったのか。
暦はそんなひたぎに同行を申し出る。
火憐が返り討ちにあって迷い火蜂を身に受けたこと、そして何よりもひたぎの事を深く愛しているので彼女を1人では行かせられないから、と。
そんな暦の申し出を一つの交換条件で認めたものの、お願いの内容は全ての終わった後でということで内緒。
五時に行くということで一度帰宅して仮眠を取る予定が、帰宅すると火憐がいなくなっていて阿良々木月火が動揺して取り乱していました。
寝るために帰宅したのに結局寝れないんだね。
しかし大人しくしている間に片づけてしまうつもりが、結局大人しくしていないし。怪異を引き受けて楽にさせた事が裏目に出てしまったんだな。
暦は火憐を探しに町へ出かけて必死に火憐の居場所を探り当てようとしていたところに忍野忍再び。
命令されるなら仕方なく捜してやるという忍に命令させるつもりはなくて協力を頼んだ暦でしたが、忍は協力はしたくないけど命令なら仕方ないという体裁が欲しかったらしい。メンドーな性格だな。
忍は血の臭いで火憐の居場所を探り当てる事が出来たようですが、どこにいるのか。
次回 第七話「かれんビー 其ノ漆」
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