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2012年2月22日 (水)

夏目友人帳 肆 第八話「惑いし頃に」

妖に負われた少女は予め用意していた結界を使い妖を封印しようとするも、偶然近くを通りかかった別の妖が巻き込まれてしまい封印に、咄嗟に封印を止めたために失敗してしまう。
妖に殴られて倒れ、追いつめられた少女だったが近くで声が聞こえたため妖は姿を消す。
少女は薄れゆく意識の中で、巻き込まれた低級妖怪の仲間たちも現れ、妖を倒すという夏目レイコという人物の名を耳にする。
レイコさんは七瀬の時代に有名だったのか。実際、レイコは上級の妖も倒して友人帳に名前を書かせてから、相当強かったのは確かなんだろうけど。

ニャンコ先生と一緒に歩いていた夏目貴志。
ニャンコ先生が天気が良いので七辻屋の饅頭を食わせろと強請っていると、突然貴志は低級妖怪の小天狗に空へと連れ去られてしまう。
貴志をレイコと勘違いしていた妖だったが、彼は友人帳を使って封印された友を助けて欲しいと頼んできた。
しかし封印された妖の入った玉石を妖は森へと落としてしまったのだという。
森の中から石ころを探し出せとかとか無茶にもほどがあるな。
勘違いと気づいて一度落としてしまってニャンコ先生は落下したけど、斑に戻ったら空を飛べたんじゃなかったっけ……

一方、貴志が連れ去られた時に一度は張り付いたものの森へと落下してしまったニャンコ先生は、森の中を走って追跡中に奇妙な井戸を発見して覗き込んで落ちてしまう。
そこでニャンコ先生は七瀬と遭遇する。
ニャンコ先生が解いたロープは七瀬が上に上がるために結んでいたものだったんだね。
井戸の底には大量の妖が封じられた曲玉が転がっていた。
大量の数に小物ばかり封じる者の仕業だろうとバカにするニャンコ先生に対して、一瞬ながら珍しく怒りを露わにする七瀬。
これがこの封印をしたのは七瀬にとって思い入れのある人物だと感じさせる。
曲玉の中に一つだけ自分が封じた物があり、それを探しにきたのだという七瀬は、自分の昔について語り出す。

祓い屋の家に生まれまだ幼かった七瀬はその才能を認められていたが、低級妖怪に情けをかけて妖怪を逃がしたことを祓い屋である父に叱責される。
七瀬の家の雰囲気からすると、昔から的場一門に加わっていたのだろうか。父親は当主みたいだから、ある程度の組織された祓い屋集団のをまとめる力のある一族だったのは確かか。
先日の妖・小天狗を捕らえた七瀬はレイコの下へと案内させる。
七瀬もまた夏目のように周りの子供からは白い目で見られ、妖が見えるせいで孤独になっていたのか。同じ力を持つ父親やその部下たちはいても同い年の子はいないので悩みを打ち明けたり相談したりは出来なかったのだろうな。
だがその最中、先日捕らえ損ねた妖に襲われてしまう。
そんな彼女を1人の男性が助けてくれる。彼をレイコと勘違いしていた低級妖怪だったが、彼はミカゲという人物だった。
何故レイコに会いたかったのかと問われ、七瀬は自分と同じ「見える」人物に祓うべき妖怪と祓わない妖怪をどう区別しているのかと聞きたかったのだという。
七瀬の家では祓うべき妖と、放置しておく妖を区別している。
しかし多くの者には見えず、自分にしか見えない彼らの姿が見え声が聞こえれば情けを掛けたくなってしまうが、妖に情けは厳禁であり、そのためにも妖怪は全て封じるべきだと考えていた。
ちび七瀬はまた極端な発想を持っていたんだな。
夏目と違うのは、祓い屋という家に生まれたので、妖を払う術を知っていたからか。夏目ももし小さな頃から妖怪を祓う事を知っていればそんな風に考えていたかもしれないな。

ミカゲはどうやって区別しているのか、という七瀬にミカゲはただ教えられた通りにしているだけだという。
人も妖も連鎖の中にあり、人も妖もその者の業なのだと。
彼は妖を封じるたびに命を削っていた彼は、また会いたいという七瀬に自分が妖の邪悪な気に呑まれて禍々しいものになった時には、自分を封じて欲しいと頼む。
既にこのセリフで彼の正体は半ば判明したも同然なんですが。

数日後にミカゲに会い来た七瀬は大きな屋敷を発見し、先日の小天狗を見つけてミカゲが長くないと教えられる。レイコと対決してボロボロになっているのだという。
この時にミカゲはレイコとの勝負に負けて友人帳に名前を書かれたのか。
何故彼がレイコと対決する必要があったのか。事情を聞く前にまたも例の妖が七瀬を襲う。
ミカゲが妖を封じるも、その姿は禍々しく変貌を遂げようとしていた。
と、屋敷に七瀬の家に使える祓い屋たちがやってくる。
彼らから家の主が亡くなり、主を失った式が彷徨いており、祓った妖怪の気を受けて禍々しい存在となる寸前なのだという。
妖ながらも他の妖を封じていたのは、祓い屋に使役されていた式だったからなんですね。
この時の七瀬はまだ妖に対して情を持っていて、庇ったりもしていたんだね。

翡翠の妖であり主に拾われて災いをなすものを封じるように命じられて以来、自分の身を削って封じ続けてきたミカゲ。封じられた妖は井戸の結界の中で浄化される。
だがこれ以上封じ続ければ自分が災いをなすものとなってしまう。
だから自分を封じてくれるレイコと対決したが、レイコには断られてしまった。
レイコって基本的に名前を書かせはするけど、妖を封じたというのはこれまでにも一度もないよな。相当に強い力を持っていたようだから、封じれないわけではないのだろうけど。
ミカゲは強い七瀬に封じて欲しいと頼む。
自分は強くないと断る七瀬だが、ミカゲは七瀬は「祓い人の怒りや悲しみ」を知っているから強く、これからも強くしていくのだと語る。
自分を封じることが七瀬の業なのだというミカゲに、彼の望みを叶えるため七瀬はミカゲを封じた。
主の命を守り、主が死んだ後もひたすらに害をなす妖だけを封じ続けてきたミカゲ。
主を失った彼にとってはそれだけが存在価値となっていたのかな。

以来、妖怪を封じることに躊躇しなくなったという七瀬は、この屋敷が取り壊されると聞いてやってきたのだが、浄化作用で消滅したのかミカゲの玉石を見つけることは出来なかった。
話を終えた七瀬はニャンコ先生と協力して井戸から出ると立ち去る。
人と変わらぬ姿形をしていて、人のように振る舞う妖を人間だと勘違いして接する、見えるがゆえに区別がつかないというのは夏目も何度かやってることですね。
そういう妖は大抵力が強いので、何かしら学ぶことが多いパターンでもあるのですが。
七瀬はレイコと面識があるのかと思いきや、名前は聞き及んでいたけどあったことはなかったんだね。もしレイコが自分以外にも見える人と出会っていたらどうなったのだろうか。
これまで語られるレイコは常に孤独で、同じ見える人と出会った様子が無かったわけだけど。七瀬たちと出会っていたらどうなっていたのか。

小天狗の落としたという玉石を探す貴志。
玉石の妖を蝕んでいた妖気は消えていた。ずっと助ける機会を窺っていた妖は、結界が揺るんだ時に玉石を持ち出すことが出来たものの、玉石を落としてしまった。
貴志はミカゲに名を返してミカゲの封印を解くが、ミカゲは既に妖としての形を保つ事が出来なくなっており、貴志たちに、そして自分を封じた人間に礼を述べるとただの翡翠へと戻ってしまう。
翡翠は小天狗が持ち去り、貴志はニャンコ先生と合流。
貴志から事情を聞いたニャンコ先生は、ようやく解放されたかと納得する。
もしミカゲがまだ実体を保てていて、それを七瀬が発見していたらどうなったのだろうか。彼女はやはりミカゲを自分の式にしていたのかな。
少なくともニャンコ先生に怒りを見せたように、ミカゲに対しては少し特別な感情を持っているのは確かなようだし。

次回 第九話「月分祭」

名取再び。

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