ギルティクラウン phase19「贖罪 -rebirth-」
ダァトの野望を阻止するために桜満真名を殺そうとした桜満春夏だが、そこに既にマナはいなかった。
茎道修一郎は春夏がまるで桜満クロスにそっくりだという。
クロスを殺したのは春夏の兄である茎道でした。
茎道と春夏は兄妹だったのか。その縁でクロスと出会ったんだね。
マナはもちろん既にいのりの中にいるわけですが、そのことはガイたちには秘密にしているのかな。だとすると、彼にはまだ何か他の企みがあるのか。
春夏はヴォイドゲノムを奪取して逃走。
それを知った嘘界=ヴァルツ・誠は自分に一任して欲しいと告げる。
嘘界はヴォイドに目をつけて、シュウを逃したような存在ですから、当然力の源であるヴォイドゲノムには興味津々なわけだ。
楪いのりを救出しようとする桜満集はダァトの一員となった供奉院亞里砂に接触するが、そこでマナが機密を持って逃亡したとの情報を知る。
恙神涯の計画や、望み、痛みなど全てを知りたいと願うアリサは、春夏と会ってガイの情報を得るのを交換条件としていのりの情報を提供する事を告げる。
もうアリサがただの痛い娘でしか無くなってきた……
供奉院の館に逃げようとした春夏だが、翁を失い既に屋敷は供奉院のものではなくなっていた。
爺さんが死んで、当然相続は唯一の親族であるアリサが行うわけで、そうなると屋敷などは全部ダァトの所有物になったのかな。
倉知や大雲たち葬儀社の生き残りに匿われる春夏。
義理の母子のシュウと春夏。
互いにクロスを失った二人はそれでも仲は良かった。
春夏は自分たちがただ傷をなめ合っていただけかもしれない、と考えるようになったものの、シュウは確かに春夏を好いていたようだ。
嘘界はワクチンを求める一般人を利用してアジトへと潜入する。
ダァトの襲撃を受けて倒される葬儀社の人々。大雲も春夏たちを助けるためにその身を犠牲とする。
嘘界ははただの頭脳派と思わせてかなり強いな。
負傷していたとはいえ、完全に戦闘員のはずの大雲を瞬殺って。
葬儀社に身を置く篠宮綾瀬やツグミ。
寒川谷尋、魂館颯太、草間花音も彼らと行動を共にしていた。
谷尋たちも葬儀社メンバーと一緒にいるんだ。谷尋以外のメンツは家族のところとかには帰れないのか? シュウの元仲間として彼らも追われているのかな。
ステージ3に進行した颯太のアポカリプスウィルスの進行は彼らの持つワクチンでは抑えることが出来ない。
彼らのアジトに春夏と倉知を連れて帰還したアルゴは、姿のない大雲を「一緒にいる」と語る。
倉知はあの後でアルゴたちを呼んで、あそこへ戻っていたのか。
四分儀は5年前のアフリカ戦線で自分を殺そうとした少年兵であるガイを王とするために動いてきた画、今のガイはただの偶像に過ぎないと彼に失望する。
てか、さらりとガイがアフリカ戦線で兵士やってたとか語られてるけど……
ガイにとって葬儀社とは自分たちとは何だったのか。
ガイを友だと思っていたという四分儀に、ガイは王に友などいないと言い放つ。
四分儀はガイを殺す事を新たな願望とする事を宣言。
今のガイは彼が憧れて慕ったガイではなくなってしまっているから決別したのか。この先、ガイに立ち向かってただ犬死にする以外にどんな役割を担う事になるのか。
ヴォイドゲノムを使えばガイと戦えるようになるかもしれないが、全身から拒絶反応が出るかもしれない危険性を伴っていた。
シュウには使わせたくないが、誰かに使って欲しいと願っていた。しかもシュウが今度ヴォイドゲノムを使えば死ぬ事になるかもしれなかった。
シュウは普通に適応したけど、たまたま彼に適正があっただけなのかな。それともガイは彼に適正があることを知っていたのか。
葬儀社のアジトが嘘界の襲撃を受けて火に包まれる。
谷尋はもう誰も犠牲にしないと、颯太を助けようとしてますが、シュウは完全に見捨ててたのにな。そのセリフと行動は前々回にシュウが襲われた時にやって欲しかったよ。
追いつめられ、綾瀬は自分にヴォイドゲノムを使用して欲しいと決意を見せる。だが、自分がヴォイドゲノムを手に入れようと企む嘘界に妨害される。
嘘界にとってはダァトの作る世界とか、どうでもいいんだろうな。一番自分の欲望に忠実そうだし。
綾瀬と嘘界の奪い合いの末、ゲノムを手にしたのはシュウだった。
ヴォイドは自分の背負うべき罪だと語るシュウ。
綾瀬は自分の罪だと、ヴォイドを使えばシュウが死ぬと止めようとするも、シュウは春夏に感謝しながらもヴォイドを自らに打つ。
シュウがヴォイドを使う様に嘘界は「王の誕生」だと歓喜する。
嘘界は自分にヴォイドゲノムを使う気かと思っていたけど、シュウを止めようとしなかった様子や、シュウが使ったことに喜んだ様子からして、元々シュウに使うつもりだったのか。
嘘界にはガイより、シュウの方がヴォイドの王に相応しいと感じるものがあったのだろうか。
「ずっと逃げてきたんだ。
でも、僕は、いまこそ僕をさらけ出す!」
これまで使わなかった自らのヴォイドを摘出するシュウは、ヴォイドで失った右腕を補填すると、綾瀬のヴォイドで自在に動きまわりダァトの攻撃を回避する。
谷尋たちのヴォイドを使い、嘘界たちを殲滅する。
嘘界は谷尋のヴォイドで命を絶たれながらも、ヴォイドの光を感じて歓喜しながら死亡。彼の年齢では彼自身からヴォイドを取り出せないんだよね。
だが、シュウの体にはキャンサーの結晶が。それは颯太に発症していたキャンサーがシュウへと移ったもの。
シュウは「都合が良いと思うけど」と谷尋たちのヴォイドを借りてるけど、彼自身は別に谷尋たちを裏切ってはいないよな。確かに罵倒したりはしたけど、裏切ったのはむしろ谷尋たちの方で、彼らこそ謝らないといけない筈なんだが。
いのりとガイもシュウが再びヴォイドの力を手に入れたことを敏感に感じ取っていた。
「あいつのヴォイドは、全てを集めて引き受ける。
強さも、弱さも、光も闇も、全て」
全てを集める力。当然ガイは最初からこの事を知っていたわけで、だからシュウを王の器に選んだのだろうか。
シュウが使うとヴォイドの力がパワーアップしていたのも、ただ王の右腕を持っていたからではなく、シュウのヴォイドと関係していたのかもしれないね。
てか、そういや、アポカリプスウイルスに冒されている人間は、ヴォイドが見える的な設定はどこへ行ったんだろう。それともガイや谷尋の弟が見えたのは、ウイルス感染とは全く関係なかったのか?
「シュウ、それがあなたの運命だというの」
「それが貴様の意思だというのか、クロス」
何故、茎道がクロスを殺したのか、次回にでも語られるかな。
「悲しみが、アポカリプスを悪意に変えるというのなら、
僕は、その悪意を引き受ける!
この体に、悪意が解けてしまえばいい。
いのり、今行くよ」
なんか、最後はシュウが全てのアポカリプスウィルスを一身に受けて結晶化して死亡という展開が待ってそうだな。
次回 phase20「追想 -a diary-」
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