咲-saki-阿知賀編 episode of side-A 第9局「最強」
千里山女子高校の回想シーンからスタート。
・Aブロック準決勝 先鋒
阿知賀女子(奈良) 松実玄(2年)
千里山女子(北大阪) 園城寺怜(3年)
新道寺女子(福岡) 花田煌(2年)
白糸台(西東京) 宮永照(3年)
準々決勝では千里山の園城寺怜に大量得点を奪われてしまった松実玄は、今度こそはとリベンジを誓うも怜が先制リーチからの一発ツモで東一局を和了る。
途端、宮永照から不思議な力が発せられて、玄たちは背後に鏡のような存在を感じ取る。
解説プロの小鍛冶健夜は、実況アナウンサー・福与恒子に照が東一局をあがらない事は有名で、東一局の間に『照魔鏡』のように相手の本質を見抜くと語る。
照魔鏡とは、悪魔の正体を見破る鏡であり、相手の本性を暴くものと言われてます。
つまりやがて対戦するタコスにとって、この東一局は大切な局面なわけだね。
しかしこんな怪物姉妹を産み育てた両親は何者なんだろうな。
親父さんは見た目普通の人だったんだけど。幼い時とはいえ、この姉妹を相手に麻雀していたぐらいなんだから、プロ並の実力は持ってるんじゃないのか。
咲もまだ今ほどでは無いにしても、この姉を相手に+-0をしていたんだから、やはり怪物。
何か大切なようなモノを見抜かれたように感じ取る玄は、東二局で照に1000点を放銃。
照の恐ろしさは驚異の連続和了。和了る度に点数が高くなるという照の情報を思い出した玄。
みんな情報を見た時には戦いたくないと言っていたけど、実際にはやらないといけないわけで、「私、今……そのチャンピオンと戦ってるよぉ」、といきなり半泣き状態。
すっかりびびる玄だが、怜は闘志を失わずに連続和了を止めようと試みる。
しかし照は怜のリーチを鳴く事で一発ツモを外したばかりか、自分が和了る。
この和了率の高さは和以上なんじゃないのか。
それにしても、「すばらっ!」連発しすぎだよ。台詞のほとんどが「すばらっ!」じゃないのか。
照の怒濤の連続和了を誰も止めることが出来ない。
一手先を読む怜の力でさえ照を止めることは出来ない。
手に空気の渦が巻いてドリルになってる……この人は風神か何かですか。連続和了が進むたびに、風の力がパワーアップして、その力に自分の体が耐えられないからか、左手で右端の卓を掴む変な打ち方は。
しかもこの読みは対戦相手の本質を見抜くとか以前に、どの牌がどこにあるのか判ってるしか思えないんだが。
秋期大会では白糸台とはオーダーが違ったため対戦出来なかった怜は思い出を振り返る。
病院で看護婦のミスによって学校へ戻るのが遅れた怜のところにやってきた清水谷竜華と江口セーラは、レギュラーメンバーのオーダーが発表されて怜がセーラに変わってエースに選ばれたことを告げる。
怜に期待を寄せる二人だが、怜は実力は3軍だった時と変わらないと語る。しかし倒れて生死の境を彷徨って以来、一巡先が見えるようになったと告げる。ただし見えたビジョンに逆らって打ち筋を変えてしまうと、2巡ほど先読み出来なくなってしまう。
しかし話を聞いたセーラはむしろその力に感動し、竜華も今度こそ白糸台に勝てると誓い合った。
先が読めるから強いのであって、ノーマルの実力そのものはかなり下なのか。まぁ、異能の力がある人たちはそれも含めて実力なんだし、反則しているわけじゃないからな。そんな事を言えば、異能の力だけで打ってた衣とかもそれを無くしたらどの程度なのか判らないし。神代だって普通に起きて打つと弱々だし。
自分はまだ3軍のままなのだと諦めかける怜だが、この場でただ1人、花田煌だけは諦めようとしていなかった。
準々決勝で大敗しながらも、決して諦めない煌の精神に、3軍時代、竜華、セーラ、船久保浩子に特訓してもらっていた日々、勝てなくてもただ打てる事が楽しかった事を思い出す。
煌の連続鳴きにより、彼女の意図を理解した怜はわざと煌に差し込んで照の連続和了を阻止する。
玄だけが全く理解出来ていない……完全に一人だけ蚊帳の外だよ。
すばらの前向き姿勢はスゴイね。実際、普通なら準々決勝でフルボッコにされての準決勝だからかなり意気消沈していても不思議ではないのに、彼女は全く闘志を失ってないわけだからね。
連続和了が止められると、点数は再び低い点数から始まる照の麻雀。
連続和了が止まると点が下がるので、照の点が高くなる前に止めることが出来れば、あまり点差を付けられずに済むのか。
怜はこの時をチャンスと攻めに出るも、流れを変えても照を止めることは出来ない。
そして何も出来ないままいる玄は南三局に迎えた親番で、涙目になりながらもなんとかしなければと気持ちが焦っていく。
今のところ焼き鳥になってる玄ですが、もう少し気持ちを切り替えて打たないと、焦りはダメになるばかりだろう。つーか、何のための特訓をしていたのやら。
その頃、原村和はホテルで寝てました。
試合を見てくれてすらいねぇ……というか、出てきてる事にすら気付いてないよね、この娘。決勝の対戦相手で中学時代の先輩も出てる大事な試合なのに。
次回はのどっちの夢が出てくるので、その夢への布石ですか。
それにしても恐ろしい魔王の能力。ラスボスの実力は半端無い。この化け物、下手をしたら団体戦でも彼女一人で何処かせるよね。
ちなみに決勝でこの怪物と戦うのはタコス。
東一局が得意とするタコスは、最初こそ攻め込めるけど、南場に入ってからどうするのかが問題だよな。
次回 第10局「連荘」
和が夢の中で阿知賀の懐かしい面々と出会うようですが、夢の中の姿が最後に会った時のせいか憧だけ小学生……
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