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2012年6月22日 (金)

エウレカセブンAO episode:10「the pied piper of Hamelin」 第10話「リリース・ユア・セルフ」

アメリカのアリゾナ州に発生したスカブバーストに対して、シークレット迎撃へ出撃したアメリカ軍だが力及ばずに全滅した。
問題はアメリカが《ゲネラシオン・プル》に要請をしないという事であり、《ゲネラシオン・プル》はメキシコに『チーム・パイドパイパー』を待機させると、レベッカ・ハルストレムとガゼルの二人をアリゾナ州知事バリーとの交渉へ向かわせる。
レベッカは《ゲネラシオン・プル》の親会社であるアメリカ合衆国最大のPRカンパニーから派遣された人間であり、州知事も以前は同じ会社に所属していてパートナーを務めていた。
てか、ゲネラシオン・プルって独立した企業ではなく子会社だったのか。アメリカに対して強く出れないのも、親会社がアメリカの企業というのもあるのかな。
彼らはバルカン半島に存在した一つの国を消滅させた。民族間で対立していた二つの国はスカブバーストにより戦争に発展し、遂に一つの国が滅ぼされた。
民族虐殺をしていたために滅ぼされた世間に知られていたが、それは彼らPRカンパニーが作り上げた偽情報だった。
州知事が昔と変わっていないというレベッカは、自分は変わりたいと思っていると口にするも、州知事は彼女も変わっていないと否定する。
国を失った人々がどうなったのか。かなり激しい民族抗争だった以上、併合された後に平和な暮らしが待っているとは考えにくいし。多くは別の国に難民として流れて行ったのかな。レベッカはそうした事件をした事が耐えられなくなったのか。

童話『the pied piper of Hamelin-ハーメルンの笛吹き男-』
チーム名を着けたのはチーフのイビチャ・タノヴィッチだが、フレア・ブランやエレナ・ピープルズもその理由は知らない。
ゲオルグは『ハーメルンの笛吹き男』について解説。
複数存在する物語の解釈を説明。
一つは笛吹男が死神で、疫病やその他の理由により子供達の大量死に暗躍しているとの説。
一つは子供達が巡礼や軍事行動、少年十字軍行動への参加を象徴しているとの説。
更に20世紀後半には子供達が自らに意思で町から去ったとの説も出ており、笛吹男は彼らのリーダーだと考えられている。
しかしみんなかなり聞き流してるな。まぁ、笛吹き男の解説されてもそれを知りたいと思っていたわけじゃないし仕方ないのか。
ところで、なんでノアはこんな絵本を持ってたんだろ。

アメリカ軍はゾアのエリアが極めて低い今回のシークレットに対して、歩兵部隊による地上から砲撃を実施。
第1次攻撃では不用意に近づいて消滅したIFOが全滅した事で、IFOの消耗を抑えたい彼らは、シークレットが航空機やIFOに反応するならば生身の兵士を近づければ良いと考えた。
いきなりの思いつきというわけではなく、アメリカ軍もアメリカ軍なりに対処方法を以前から検討した上での作戦。
可能性で考えての作戦だけど、所詮は机上の空論に過ぎず、結局現場の兵士たちはテストケースとして送り込まれているわけだから、安全の保障なんて何もない。

イビチャはレベッカたちの交渉を待つ会社の指示に対して、独断でチームを離れて現地の兵士たちのアドバイスへと向かってしまう。
イビチャを乗せるFPの操縦を行うフカイ・アオ。
イビチャはFPを操縦できないのか。
歩兵による攻撃は以前から米軍で検討されていたはずだが、イビチャとアオは悪い予感を感じ取っていた。
そんな彼らは退避命令が出ているはずの町の中で取り残されている人々を発見する。
人々や彼らの避難に当たろうとしていた兵士に銃を突きつけて留めていた一人の兵士。彼の正体はトゥルースだった。
彼らの死によってシークレットの真実が明らかになると語るトゥルース。
彼の姿を見て激昂するアオは「ナルを返せ!」と挑み掛かるも、トゥルースの力を受けて気絶させられてしまう。
生身で挑みかかっても相手は基地を破壊して回って、IFOとも戦った相手なんだから勝てる筈がないんだけどね。

アオが意識を取り戻すと、彼らがいたショッピングモールがまるごとグランドキャニオンへと移動させられていた。
アオが気絶していた間に、シークレットが巨大化して、モールを地面ごと持ち上げたという事なのか。
しかも目の前にシークレットが現れ、そこから無数の小型のオプション兵器を出撃させる。
民間人を守ろうと兵士たちはシークレットは生身の人間には反応しないと迎撃するも、オプションは人間に対する攻撃も行い、人々を消滅させていく。
その様子にアオは動転して錯乱状態に陥ってしまう。
精神弱いな……目の前で人が殺されて、自分が死ぬ恐怖を感じたのは初めてだったからか。人が死ぬの事態は島でも見てるけど、あの時は爆発で一瞬だったし、攻撃も人間を標的にしてなかったからアオは攻撃目標になってなかったからな。

イビチャの祖国はPRカンパニーによって情報操作の末に消滅させられた国だった。戦乱の中で妻子を失ったイビチャだが、自分たちも同じように敵と戦ったのだからと恨みは持ち合わせていなかった。
贖罪のため、ゲネラシオン・プルに入った彼だが、IFOで戦えるのは子供達だけだった。
『笛吹き(パイドパイパー)』とは子供たちを戦場へ導かなければならない自分自身の事を戒めてつけた名前だった。
「だが、笛吹男はお前達を決して死なせはしない!」
イビチャとレベッカは祖国を滅ぼされた者と、その原因を作った者という関係だったのか。
雰囲気からすると、二人ともそのことを知った上での関係のようだけど。
レベッカが変わりたいと思うようになったのは、イビチャと知り合いになった事が切っ掛けなのか、それとも作戦の後で自分たちのしたことの重大性に気づいてしまったからなのか。

建物の中をふらついていたアオは、シークレットがマネキンも人間と認識して攻撃しているのを目撃。
アオ……これ、主人公じゃなかったら確実に殺されていたパターンだよね。
イビチャが囮となってみんなを逃がそうとしていたところにやってきたアオは建物の中から飛び出すと、手にしていたテントを投げ飛ばすとその中へ転がり込む。
途端、シークレットたちはアオに反応しなくなった。
自分が実験台になったのはなかなか勇気ある行動だけど、単純に中にマネキンを入れて試しても良かったという話で……
とまれ、つまりダンボール箱は対シークレットにも使える最高のステルス兵器という事ですよ!!!
しかしあの精神状態で良く敵の特性に気づくことが出来たな。テントの中のマネキンだけが攻撃されてなかったからかもしれないけど、普通あんな精神状態だとそこまで気が回らないよ。

自らを実験台として、シークレットが人間を形で認識していると確かめたアオは、自分たちを信じてついてきて欲しいと頼む。
「だって俺たち、パイドパイパーだから」
イビチャには凄いいいセリフなんだけど、ほかの人々には何のことだかさっぱりですよ
アオの力説を信じてテントに入って脱出する人々。
よくアレだけの数のテントがあったな。というか、テントでヘリやFPに乗り込んだまではいいけど、その後は何で攻撃されなかったんだろう。航空機は「敵」として認識される筈なんだけど。
誰か一人でもテント足りなくてダンボールというネタが欲しかった。

歩兵による第2次攻撃も、シークレットの予期せぬ攻撃により全滅した。
それでもなおゲネラシオン・プルに要請をしようとせず、のらりくらりと過ごすバリー。
クリストフ・ブランから州知事との交渉について、条件も含めて一任されたレベッカはガゼルに州知事と二人きりにするように告げる。
二人きりとなった州知事は自分たち二人で世界を動かそうと、レベッカにゲネラシオン・プルに残る条件としてその情報の提供を要求しようとするが、レベッカは彼に銃を突きつける。
ま、こうなるだろうとは思っていたけどね。
バリーはガゼルを退室させたのが自分と交渉するためと思ったのかもしれないけど、強硬手段なども辞さないためだったわけだ。元パートナーが相手という事で、自分の思っている通りになると甘い考えを抱いてしまっていたのかな。

人型のニルヴァーシュを敵として認識するシークレットだが、オプションの攻撃によりシークレットに接近する事が出来ない。そんな敵に対して、イビチャは自ら迫撃を行い敵の注意を惹き付けると、RA164 アレルヤとRA301 キリエにオプションの射出口を全力での攻撃させて撃破に成功する。
今後シークレットは全てが人間を敵として認識するのか、それともこの単体だけの特徴となっているのか。
しかしイビチャも結構無茶をするタイプだという事が判明。

レベッカの過去については本人も含めて今後口にしないようにと釘を刺すイビチャに、レベッカが罪の意識からイビチャに熱心なだけだと舌打ちするガゼルだが、イビチャは意味を理解出来ていなかった。
ブリッジにイビチャが戻ると、アオが本を手に眠っていた。
「この子たちには笛吹男は必要です。
 ムチャをしないで下さい」

「パイドパイパーか……
 笛を吹いていたのは、案外と子供達だったのかもしれないな」

子供達を導いているつもりが、実は子供たちの方が前を行っていたと感じたという事か。
そんなわけで、今回の主人公はイビチャでした
レベッカはイビチャに惚れてたのか……ガゼルは今回の一件で気づいたけど、イビチャ本人はまだ気づいてないんだね。

次回 episode:11「mirror of the world」 第11話「プラート・オブ・ミラー」

ミラが再登場。

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