薄桜鬼 黎明録 第2話「導かれし運命(さだめ)」
井吹龍之介が出掛けようとした時、土方歳三と近藤勇を訪ねて斎藤一がやってきました。
斉藤はかつて試衛館で共に剣を学んだ身であり、土方にとっても懐かしい相手で、笑顔で迎えた事に、龍之介は土方でも笑うことがあるのだとビックリ。サイボーグじゃないんだから、笑いもするよ。
その斉藤は浪士組へ加わるためにやってきました。
土方は自分たちのトップが芹沢鴨である事や、後ろ盾もちゃんとないなどの決して良い状況ではない事を説明した上で歓迎。沖田総司ら他の試衛館出身の者達も続々と集まってきました。
酒を買いに出た龍之介は、商人から金を巻き上げている攘夷志士を見つけ、子供にまで手を挙げようとしたので止めに入るも、刀を抜かれて腰を抜かしてしまった。
そんな龍之介を助けたのは土方の命令で見廻りに出た藤堂平助、原田左之助、永倉新八の3人で、3人の浪士を軽くあしらいました。
町人相手にしか息巻けない、実際には何も出来ない浪人ですね。多少刀が使えるぐらいで、実戦に出たら直ぐに死ぬような奴らでしょう。
浪士をあしらった彼らでしたが、町の人々からは感謝されるどころかむしろ厄介者扱い。
酒を買い直して帰ってきた龍之介は、斉藤と沖田が手合わせしている場面を目撃。
勝負は斉藤の勝ちでしたが、沖田は斉藤の戦い方に変化が出ているように感じてましたが、何か意味があるのか?
将軍の上洛に逢わせて、京の街の治安維持のために自主的な見廻りを申し出た近藤たちですが、芹沢は将軍・徳川家茂が都に閉じこもっている天皇に呼びつけられる情けない人物と批難。
試衛館派だけで見廻りすることになりました。
道中先番宿割りをしていた近藤は、本庄宿で芹沢の宿を取り忘れてしまったため、芹沢は冷え込みが激しいからと近くの建物を放火してしまい、近藤が土下座をして謝ったという事件があった。
以来、水戸派と試衛館派に蟠りが産まれ、近藤は土方に対して下手に出るようになった。
土方と山南敬助は今や近藤は土方と同格であるから、と下手に出るような言動はしないように頼みました。
如何せんこの作品の近藤は気が弱いというか、人が良いというか、なかなか強硬に出ない人だからな。
剣を教えようした原田に反発する龍之介に、土方は死にたい奴は死ねばいいと手厳しく非難。彼が必死に生きようとしていないと指摘しました。
今のままでは騒ぎが起きたらあっという間に死にそうだし、この先少しずつ剣を学んでいくことになるのだろうか。
しかし武家に生まれているのだから、多少なりとも剣術は使えるけど、単に精神的にヘタレなだけなのかな。親父の死因とかに関係してるのか?
そして将軍の上洛の日。自主的な見廻りに出た浪士組でしたが、野次馬に揉まれて警護どころか姿を見る事すら出来ず、辛うじて行列を見れたのは橋を渡る姿を別の橋から遠目に見る事が出来たぐらい。
それでも近藤には嬉しかったようで涙ながらに喜んでる。もはや警備でもなんでもなく、ただの野次馬と変わらない状況ですけどね。
その頃も芹沢は幕府に後ろ盾についてもらう条件として、雪村綱道の作った変若水を与えられました。
新見錦はこの薬が状況を打破する事が出来ると喜んでいますが、最初の犠牲者は彼になるのかな。
綱道や変若水の存在は近藤達も知るので、芹沢から教えられることになるのか、それとも新見たちによって羅刹の騒ぎが起きてから知ることになるのか。
家の子供が泣いている姿を見た龍之介と沖田は、永倉と斉藤が返り血まみれで帰った姿を目撃。
町で不逞浪士と斬りあいでもしたのか?
力士との騒動はまだ先だし、この二人だけの問題じゃないしな。
次回 第3話「群狼の掟」
土方が局中法度を作って、浪士組の規律を締め上げるお話みたいだ。
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