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2012年8月25日 (土)

エウレカセブンAO-ASTRAL OCEAN- episode:17「Johansson's book」 第17話「ラ・ヴィアン・ローズ」

作戦『ポラリス』によって偶然作られたクウォーツの武器。
チーム・ハーレクインのラジクマール・ナーイルはクウォーツによって過去にも傷がついて改変されたという可能性を示唆する。
スタンリーは過去を改変すれば自分たちにも影響が出ると可能性を否定するも、ハンナ・ベスターは自分たちの記憶も変化した過去の延長線上にあるため書き換えられており、それを確かめる術がないと語る。
司令室で話を聞いていたフカイ・アオはそのことについてイビチャ・タノヴィッチたちに意見を口にしようとするも、話を聞いてもらえない。
イビチャはアオからチーム・ゴルディロックスの事を聞いているのに、なんでそのことを可能性として考えなかったんだろう。
クリストフ・ブランに武器としてクウォーツを使用したのは適切な判断だという言葉に励まされるどころかむしろ気持ちが沈んでしまう。

健康診断で異常が発見されるスタッフが多数発生。
彼らの胎内にはスカブコーラルと同質の物質が形成されていた。
世界中で同様の現象が発生しているも、スタンリーはそれらを重要視しようとはしない。
ナルと同じ現象だな。
この人たちはみんなスカブコーラルの声が聞こえるようになるのだろうか。人類の半コーラリアン化というところなのかな。
確かナルもトラパーで状態が安定してはずだけど、濃いトラパーでは生きられないアオとその姉とは真逆の存在なのか?

ヨハンソンの予言の書を信奉する環境団体がスカブコーラルを悪と批判し、Gモンスターを神と崇め、プラントコーラルへとランチャー攻撃をする過激なデモを行う。
逃げ出した作業員に巻き込まれた男性はスカブコーラルから落下して死亡するも、突如スカブコーラルの中へと吸い込まれるとアラタ・ナルと共に現れて息を吹き替える。
どこかで見た事ある人だと思っていたら、以前にアオを助けてくれた男の人か。
負傷者の情報を聞いて駆けつけた人々はナルを目撃してテロリストとして銃を構えるも、ナルはニルヴァーシュを呼び出す。
そしてトラパーは誰の者でもなく、スカブコーラルのものだと語るとスカブコーラルが再び活性化させました。

シークレットの意見が正しいという考えを持つようになったガゼル。
アオはチーム・ゴルディロックスを自分が消したと落ち込むも、ガゼルはそれを取り合おうとはしない。だが、ハン・ジュノは日本でナカムラに渡されたヨハンソンの予言書に書かれた内容に似ていると告げる。
ヨハンソンの予言書にはスカブコーラルとトラパーによって世界がねじ曲げられ、一部の政府はそれを知っていて秘匿しているという内容だった。
彼はスカブの存在しない世界を垣間見たと言い、10年前に彼と同じく別の世界を見た少年を拾い養子とした。
35億程度の世界人口は、もう一つの世界では70億の人類が存在していた。
スカブバーストの危険性から、こちらの世界では核開発が中断されていました。果たして核の恐ろしさを知った時、彼らは本当にスカブコーラルのない世界を選ぶのだろうか?

フレア・ブランとエレナ・ピープルズを主人公にしたPaiPaiというアニメのモデルとして撮影を受けていた二人は、アオを呼びに行く。
そこでマキャフリイ姉妹がスカブコーラルの影響を受けず、IFOパイロットにならない歴史に変わっている事を知って安堵する。
もう一つの世界の選択という話を立ち聞きしたエレナ。
ゲオルグはシークレットと接触してから時々性格が変貌する様子。

話を聞いていたアオはアイルランドのマキャフリイ姉妹について検索をゲオルグに依頼。
休暇を取得してアイルランドへと向かったアオはそこで歴史が変わったことでマキャフリイ姉妹が幸せになったのかどうか確かめようとするも、怖くなって確かめることが出来なかった。
IFOパイロットではない=幸福な人生とは限らないわけだしな。
しかしゴルディロックスが消えて、ブルーノはどうなったんだろう?彼は別に出身地が違うのだし、ゲネラシオン・プル勤務になっていても不思議ではないよな。ゴルディロックスがいないので、シークレットとの戦いで戦死もしていない筈だし。
アオもそちらを気にしてあげれば良いのに。

海上に現れた再活性化したスカブコーラルへとやってきたチーム・パイドパイパーだが、突如として某国が領有権を主張して威嚇射撃までしてくる。
ゲネラシオン・プルによるクウォーツの隠匿が世界中で問題視され、社長のブランは国連に呼び出しを受ける事態となっていた。
そんな中、突如トラパーガンが自動で動き出してクウォーツを飲み込んでしまう。

トラパーガンに危険を感じるアオだが、トラパーガンがトゥルースによって強奪されてしまう。
海へと落下するニルヴァーシュのコックピットの中に再び現れたエウレカ。
10年前、エウレカは巨大なクウォーツを回収したエウレカは別の時間帯へと飛ばされてしまった。時間と空間の区別を持たないクォーツ。
今は一瞬、二人の時間が交錯しているだけだが、クウォーツガンがあれば二人の時間を一つにする事が出来るかもしれない。
元々はレントンが探していたというクウォーツガン。
アオは誰にも渡さないという決意を固める。
あそこで待っていたという事は、トゥルースはアオがクウォーツガンを使うのを待っていたのか。彼は元々この世界は間違っていると、スカブのない世界に作り変えようとしていたわけだからな。
しかしエウレカたちの生きていたのが、アオの生きている世界の未来だとした場合、もしアオがスカブコーラルを全て存在しない世界にしてしまったら、エウレカは生まれないんじゃないタイムパラドックスが起きてしまうんじゃないのか?
というか、レントンはクウォーツガンを使って何をしようとしていたんだろう。エウレカがコーラリアンである以上、スカブコーラルを消そうとかは思っていないだろうし。むしろ逆でスカブコーラルの消失減少について調べていたわけだから……

再びクウォーツガンを手にしたアオはトゥルースへと向ける。
トラパーの子のアオと、ヨハンソンの子のトゥルースが戦いのは運命だと語るトゥルースだが、アオは世界の改変を怖れて撃つ事が出来ない。
完全に世界を作り変えてしまうことにはやはりまだ抵抗があるようだ。
消すことで何が無かったことになるか判らないわけだからな。
スカブコーラルが完全になくなれば、少なくともゲネラシオン・プルという存在そのものは消えてしまう。

そこにやってきた連合軍は、アオをゲネラシオン・プルから「保護」という名目で彼の身柄を確保しようとする。
駆けつけたフレアとエレナが救出しようとするも、アオはかつては共に戦った連合軍と戦うことは出来ないと投降する。

トゥルースもヨハンソンもエウレカたちの世界を見たのではなく、もう一つの別の世界を見て、そちらが正しい世界だと思い込んでいたんだな。
ただどちらにも一長一短があるけど、トゥルースやヨハンソンはそのことには目を向けようとしていない。隣の芝生は青く見えるというやつだろうか。
実際にはどちらが正しいというわけではなく、平衡世界の一つに過ぎないのだろうけど。今の世界がスカブバーストの脅威を抱えているから、それのない世界が素敵に見えてしまっているだけなんだろう。

次回 episode:18「third engine」 第18話「ドント・ルック・ダウン」

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第17話 ラ・ヴィアン・ローズ episode 17 Johansson's book 公式サイトからアオがニルヴァーシュで発砲した大砲——クォーツ・ガン。その発砲の影響により、北極圏にはノースポールライトと呼ばれる光が残った。バイキングの時代から観測されていたというその光を前に、ラジクマールは、クォーツ・ガンの発砲が過去にも影響を与えた可能性を示唆する。そして発砲したアオもまた、クォーツ・ガンの発砲によって、チーム・ゴルディロックスの存在が「なかったこと」になり、誰も覚えていないことにうろたえて ... [続きを読む]

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