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2012年9月30日 (日)

聖闘士星矢Ω 第26話「追憶と復讐!闇の遺跡の罠!」

雷のコアの破壊に成功した直後に発生した闇に飲み込まれて、悔恨と贖罪の間で自分たちの過去と向き合い乗り越えたユナ、龍峰、栄斗。

蒼摩とソニアも闇に飲み込まれ、過去と対面していました。
星矢との闘いの傷を癒すため火星に籠もるマルス。
魔女メディアは娘のソニアに聖闘士(セイント)たちを束ねている南十字星座の白銀聖闘士(シルバーセイント)一摩を倒せと命令を下しました。
ソニアはメディアの実の娘ではないようで、無茶な命令にも従うしかないようだ。
聖闘士との闘いに戸惑い震えるソニア。
メディアはソニアの実力では勝てない可能性も充分に判っていながら無茶な命令を下しているんだな。
聖闘士なら子供相手であれば油断するかもしれないし、万が一にでも倒せたなら良しと考えていたのか。

火星士(マーシアン)に懐柔される聖闘士が出てきている事に憤る白銀聖闘士たちは、一摩に相談を持ちかけていたものの、一摩は焦らずに事態を見定めるように促しました。
一摩に信頼を寄せる白銀聖闘士たちはそれに従うが、その光景を見ていた蒼摩はこの日は一摩がソニアに殺される日だと気付きました。
焦るものの、過去の光景を見ているだけなので止められるはずもない。
一摩は星矢たちがいなくなった後の聖闘士を束ねる存在だったんだな。そんな彼がどうして死後に酷い言われようをしているんだろうな……

幼いながらも白銀聖闘士の聖衣(クロス)にヒビを入れるほど強力な力を持っていたソニアでしたが、実力は一摩の方が明らかに格上。
幼い子供を戦わせるマルスを許せないと語る一摩は、ソニアに戻って大事な人を守るために拳を振るえと教える。
母や弟のエデン、そしてマルスの事を思い描いたソニアは無我夢中で一摩に襲いかかり、不意を突かれた一摩は胸を貫かれて死んでしまった。
聖闘士を殺した事に涙を流していたソニア。その現場を幼い蒼摩が偶然目撃してしまった。
ソニアは一摩の聖衣石(クロス・ストーン)を持ち帰っていました。
しかし親父も油断していたとは簡単に殺されるとは情けない……
そういやソニアは仮面をしているけど、火星士も聖闘士と同じく、女性は仮面をつけて素顔を見られてはいけない、というルールがあるのかな。
最終回には顔が出たりするのだろうか。

自分が聖闘士を殺した事に苦しみを覚えていたソニアは、だからこそエデンには聖闘士を殺すという汚れ役をさせたくなかったようだ。
そんな彼女はマルスに必要ない存在だと拒絶され、絶望の果てに闇へと飲み込まれそうになったが、蒼摩が彼女を助けました。
ソニアは自分が倒すと語り、ソニアを救う蒼摩はマルスの幻影を撃破。既に過去の憎しみからは解き放されている蒼摩は過去には飲み込まれませんでした。
二人がいたのは闇の遺跡の『愛と憎しみの間』

蒼摩の何故南十字星のクロスストーンを持ち帰ったのか、という問いかけには応えず、自分を助けた事をいずれ後悔すると告げて遺跡の奥へ向かったソニア。
遅れて闇の遺跡へと向かった蒼摩は方舟のようなものを見かけました。
同じように遺跡にきていたユナたちですが、光牙とアリアの姿はまだなかった。
ソニアはどこへ消えたんだろ。

エデンもまた闇の遺跡の幻影に取り込まれていました。
エデンの前に現れた幼いアリアは、エデンが自分の望みを訊いてくれた事があったかと問いかける。
悲しみのない世界をアリアのために作ると言いながら、アリアの悲しみからは目を背け続けたエデンは、両親に認めて貰うためにアリアという存在を利用したと語る。

アリアの前には闇のアリアが現れ、闇を抜け出して光ろうとするのか、アリアさえ闇から抜け出さなければ世界は闇の中で静かに過ごす事が出来たと告げる。

光牙は何故か落ち着く感覚を受ける。その前に現れた沙織は、ここが光牙に相応しい場所だと告げる。自分の小宇宙(コスモ)が闇のコスモとなる光牙。

自分の罪を見つめて罰を受けろと告げられた二人と、闇のコスモが真実だと告げられた光牙。
光と闇から産まれたなら、一方が闇の可能性はあるからな。ただ、それは話を聞いた光牙がそう思いこんだだけの可能性は充分あるだろう。実際にはどちらかが闇のコスモを持つわけではなく、両方がその可能性を秘めていて、どう育つかによって変わったのかもしれないし。

次回 第27話「旅の終焉!少女の光と若者たち!」

いよいよマルスと対決?次回が最終回なのか? でもまだ黄金聖闘士たちとの闘いが決着ついてないし。

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