はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) episode10「ボクの居場所」
魔王ガリウスの娘であるミュウを殺害するために、異世界アレイザードから現れたフィル・バーネット。
そんな彼に捕らえられた凰沢美兎を救うために駆けつけた凰沢暁月。
強力な力を持つフィルも暁月の『錬環勁氣功』の力に歯が立たない。
魔法は使えないながらも、身体能力の向上だけでなく、気の力で魔法を相殺したり、気弾を放ったりする事も可能でした。
先代勇者として人々の心に刻まれているレオン・エスペリオを邪魔に感じていたため、暁月に殺害されながらも、勇者として祀られているレオンの墓を破壊したというフィル。
彼は自分が勇者としてアレイザードで英雄になるため、魔王の娘のミュウを魔王として殺そうと考えてました。
この世界を捨てて異世界で一生を過ごそうと考えているフィルは、異世界から帰還した力を使って世界を救おうとしたり、テロリストになろうとしたりしているこの世界が間違っていると主張。暁月もその考えには賛同するも、彼にはこの世界で「やるべき事がある」があるので、この世界を捨てる事はしなかった。
何やら肉親とかの関係で色々とありそうだからな。
ミュウを人質に取ったフィルは暁月のADを使用不可能にするも、そもそも彼の使う『錬環勁氣功』は身体能力を魔王を倒せるほどに強化させるもので、武器があろうと無かろうとあまり関係がない、という事にまで考えが及ばずに暁月に不用意に接近してぶちのめされてしまった。なんというか迂闊過ぎるだろう。相手の力を知ってるんだから、肉体強化で戦えることぐらいは判ると思うんだが。自分の剣を受け止められるほどに強化できるとは考えてなかったという事なのか。
魔王の娘である自分が死なない限りは無関係な人々を巻き込んでしまい、アレイザードに戻れば新たな争いの火種となる。自分の居場所が無くなってしまったというミュウは、滝壺に身を投げて自殺を図るも、暁月に助け出された。
まぁ当然だよね。
ミュウがただ逃げだそうとしているだけだと叱責する暁月は、魔王ガリウスが娘が安心して暮らせる世界を作るために諍い続け、死んでも娘の事を考えて暁月に託した。その気持ちを無にしようとしている。彼の生き様を彼女以外の誰が覚えておくのか、と怒る暁月。
自分がいる限り、追っ手がやってくると嘆くミュウだが、暁月は自分を守り、回りの人々も守るのが最前の策だと語る。それを無理だというミュウに対して、暁月は自分はやってみせると明言。
今の事態は自分がミュウをアレイザードから連れてきたから起きた事態であり、それは誰にも邪魔させない。
自分の差し出した手を取ったのなら、自分と自分に託したガリウスを信じろという暁月。
自分の居場所はどこかに出来るものではなく、自ら感じ取るものだと主張する暁月は、自分がミュウの居場所だと告げて、ミュウにキスをする。
フィルは剣に毒を塗っていたようで、毒で倒れてしまった暁月を救おうと毒を吸い出したミュウは体の冷えた暁月を助けるため、裸で抱きつきましたが、そんなミュウのお尻を暁がなで回した。
元々気功術の使える暁月は解毒も容易で、すぐに動けるようになっていました。
致死性の猛毒だったから回復に時間がかかっただけとという事のようだ。
つか、なんで生徒会とかに助けを求めにいかないかな。その方が回復魔法とか使える人も多くて楽だっただろうに。
まだ完全に体力の回復しない暁月でしたが、フィルもまだ健在だったようで、奥の手を披露して第2回戦へというところで次回へ。
ま、暁月も一度フィルに対して何かを感じ取っていたようだから、まだ何かあるとは思ってたけど。
実力がある一方で毒を使うとか姑息だったり、どうにも小者臭が消えないよな。
毒で弱った事がハンデとなって接戦、もしくは暁月が少し苦戦という展開になるというところか。
次回 episode10「夜明けが来る前に」
ミュウや桐元葛葉、七瀬遥の姿は描かれたものの、暁月とフィルの様子は描かれてないまま。五泉千影は怪我でベッドに寝たきりみたいだ。
■トラックバックが飛ばない場合には別館(http://libra1974.blog86.fc2.com/)
←良かったらクリックして下さい
アニメ 感想 レビュー
| 固定リンク
「はぐれ勇者の鬼畜美学」カテゴリの記事
- はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) episode12(最終回)「世界が君を見つめてる」(2012.09.24)
- はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) episode11「夜明けが来る前に」(2012.09.17)
- はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) episode10「ボクの居場所」(2012.09.10)
- はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) episode9「こんなにも綺麗な月夜の晩に」(2012.09.03)
- はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) episode8「BABELランキング戦、開始」(2012.08.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント