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2012年9月 2日 (日)

境界線上のホライゾンⅡ 第9話「夜空の別離者」

三征西班牙(トレスエスパニア)ではアルマダ海戦を前に立花・誾が、寝たきりとなっている立花・宗茂と一時の別れをしていましたが、フェリペ・セグンド宛てに届く少女の手紙を書くファナを目撃。
もちろん、ファナ=フェリペに救われた少女だった、という事なんだろう。つまりあの事件はそれだけ昔の事だったわけだが。
ファナが正体を隠している理由は後に語られるのでしょう。

三征西班牙(トレスエスパニア)と英国のアルマダ海戦に英国の傭兵部隊としての参戦を控えた武蔵。
トマス・シェイクスピアからマクベスの呪いを受けているトゥーサン・ネシンバラは会議にも不参加。
そんな彼に浅間・智が、彼が初等部の頃に初めて書いた物語を持ってきて、葵・トーリからの「ネシンバラのほうが間違いなくイッちゃってる」という伝言を伝えた事で、吹っ切れた様子。

マルガ・ナルゼはマルゴット・ナイトに出撃しないように言われて食って掛かっていました。
自分が弱いからなのか、それとも父親の事があるからなのかと問いつめるナルゼは、自分はマルゴットのためなら盾になって死んでも良いと語る。
そんなナルゼに起こったのはマルゴットではなく、葵・喜美でした。
錐揉み状に強烈なビンタをお見舞いした喜美は、ナルゼが自分が戦闘で死んだ時はマルゴットのせいだから覚えておいてくれと言ったのと同じだと指摘し、愛を舐めるなと一喝。
ビンタ強烈すぎてもはやビンタの域を超えてるよ。
彼女の言葉で目を覚ましたナルゼは、自分がマルゴットに寄りかかっていた事に気付き、マルゴットが彼女を戦闘に加えさせなかったのは、ヴァイツ・フローレンは対等な関係でなければならないと考えていたからでした。
ようやく鬱状態から解放される兆しをみせたナルゼ。
こーゆー時に頼りになるのはやはり喜美なんだな。彼女は能力の関係もあってか、あまり戦闘に加わらない事が多い反面、こーゆーところでの出番が多いな。

次に問題として上がったのは点蔵・クロスユナイトで、傷有りこと“重双血塗れ(ダブル・ブラッディ)”メアリを救いに行くつもりでした。一人で黙って行くつもりでしたが、もちろんみんながやってきてしまった。
てか忍、簡単に背後を取られてるよ……
告りに行く発言はみんなからパクリ呼ばわりされてる……
何故死ぬ事を望んでいる相手を助けに行くのか、というホライゾン・アリアダストの問いに、メアリが死ねば自分が哀しいからだと答える。
ホライゾンは自分が死んだらやはり哀しむ人がいるのか、という疑問に、今度は全員が頷いた。
その事でホライゾンは大罪武装を全て集める覚悟が決まったようだ。

そして本田・正純が妖精女王エリザベスに対して宣戦布告
点蔵にはネイト・ミトツダイラ、ナルゼ、キヨナリ・ウルキアガ、正純、トゥーサンがそれぞれの理由で同行。
結局、残った面々は前回の相対戦に加わった面子だな。
点蔵はミルトンに頼んでメアリに自分のくないを届けてもらったようで、あれはこれから自分が救いに行くという合図なんだろうな。

武蔵野艦橋『足りない本部』を取り仕切るのはアデーレ・バルフェット。
今回は奥に引っ込んでいるので、「あいたー」はないわけだな。
アルマダ海戦は歴史再現のための戦闘なので、どの国にとっても英国が勝たなければならない戦いで、最初から展開は決まっているものの、なぁなぁでやるのは戦力温存として他国から追求されるのでその兼ね合いが難しい。
そして武蔵は傭兵として雇われているので、一定の戦果を見せつける必要がある。

しかし両国軍の接近と同時に、三征西班牙は一部の艦隊のみ英国へと進み、残りの艦隊は撤退を始める。
実は大量の小型艦が隠れ潜んでおり、そこにはレパントで生き残った半寿族の人々が乗っていました。彼らを『超祝福艦隊』とすることでフェリペは、自分たちの命と引換にして武蔵を落とし、自国に大量の戦力を温存させるという役割を担う事にしていました。
イギリスとスペインの戦いの筈が、戦闘は武蔵だけになってる……まぁ今は武蔵も英国の艦隊になってるわけだけど。武蔵が傭兵艦隊として参加すれば、武蔵が真っ先に狙われるのも承知の上での提案だろうからな。

取り残されてしまったファナは自分が救われた少女である事をフェリペに告白。
救われた少女は表向きは長寿族という事になっていたものの、実際には半寿族であったため、その負い目から正体を現せないでいたようだ。
誾と二代の戦いがあるのかと思っていたけど、誾はファナと一緒に撤退部隊に残っているので戦闘はないのか。それとも一人船から下りたりするのか?

英国本土では第2回の対戦が開始。
ネイト vs F・ウオルシンガム
キヨナリ vs ニコラス・ベーコン
正純 vs クリストファー・ハットン
トゥーサン vs シェイクスピア
ナルゼだけはフランシス・ドレイクが艦隊に同行しているのでリベンジ相手がいない。まぁ、ナルゼでは再戦してもちょっと相手が悪いので勝てそうにないし、別の相手と戦うことになるのかな。
正純はやっぱりまたも骸骨に追われてるし……今回は喜美や智の助けはないから自力でなんとかするしかないんだけど、一度対戦しているし何かしら策はこうじてるのかな。

次回 第10話「劇場の咆哮者」

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コメント

ナルゼが負けた相手はもう一人います。
1話に出てきた痩せ女ことダッドリーさんです。彼女がナルゼのリベンジの相手になります。

投稿: ソウ | 2012年9月 2日 (日) 23時09分

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受信: 2012年9月 3日 (月) 22時52分

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