ささみさん＠がんばらない 第２話「自宅警備員」

脚本：高山カツヒコ 絵コンテ：岩崎安利 演出：永岡智佳 作画監督：田中春香、篠田知弘、古賀美裕紀

■あらすじ
この国には八百万の神と呼ばれ、ありとあらゆる物体や事象に神が存在していた。
それらの神々には序列が存在し、その頂点に立つのが天照大神。神々はより上位の神が下位の神を変える事が出来、それらを『改変』と呼ぶ。
かつてはこの『最高神のちから』を月読鎖々美が管理していたが、今では兄の月読神臣に宿っていた。
このため、ささみさんは常に兄の動向を監視していた。
また改変を阻止した邪神三姉妹の正体はささみさんも知らないため、監視対象に加えられる事になった。

近頃、桜ノ花咲夜学園では学校に登校してくる生徒が激減する現象が起きていた。休んでいる生徒のほとんどは、巷で流行っているSNSサイト『八岐大蛇 SNS』を利用していることが判明。
何か改変が関わっているのではと睨んだ邪神三姉妹は、ネット環境の整ったささみさんの家で『八岐大蛇SNS』を調べることに。勝手に部屋に乱入してきた三姉妹に、心底迷惑そうにするささみさんだったが、それはささみさんが重度の八岐大蛇SNSプレイヤーでかなりレベルを上げており、これらを消去されると困るからだった。

ルーターを壊したり、停電させたりして阻止しようとするささみさんでしたが、悉く失敗に終わります。
八岐大蛇 SNSでの職業は。
つるぎ＝番長
かがみ＝獣医
たま＝パティシエ
お兄ちゃん＝負け犬

月読家で傍若無人に振る舞う三姉妹に必死に抵抗したささみさんですが、３対１では全くどうしようもない。
更にＳＮＳでもお兄ちゃんにあれこれしようとしたため、阻止したささみさんは八岐大蛇ＳＮＳをやっている事がばれてしまいました。

かがみはプレイヤーの霊力が吸収されているのを発見。
ささみさん、かがみ、お兄ちゃんはゲーム内に意識を取り込まれてしまいました。
そこでは霊力を吸収して強大な力を持った八岐大蛇はプレイヤーを喰らうだけで現実世界にも行こうとはしない。
八岐大蛇の正体は最高神の輩。ささみさんに最高神の力が宿っていた頃、現実世界から逃げてこの世界を維持したいと願うささみさんの願いにより産み出された存在でした。
真実を知ったささみさんは八岐大蛇を鎮めて、現実世界へと戻りました。

次回　第３話「働いたら負け」

■感想
剣と冒険の学園ＳＮＳという良く判らない代物。ＳＮＳの中でアバター死亡ってどんなんだ。
つまらないＳＮＳを終了させないためだけに発生していた怪異というオチ。
しかし良く判らないのは、何故急に生徒たちが嵌って学校を休むようになったんだろう。怪異自体は３年前から発生していたのに、学園の生徒が休みだしたのはつい最近なんだよな。
それまでは学園以外のところで被害が出ていたから、気づかなかったのか？

パソコンを使うためにわざわざ月読家を訪れた三姉妹ですが、そもそも最近の学校ならＰＣやネット環境ぐらいは整っていると思うんだけどな。
校内のＰＣだからＳＮＳへのアクセスは禁止されていたりするのかな。

前回がキャラの顔出しなら、今回は世界観に関する説明のようなものか。
序盤は怪異による改変が発生、三姉妹がこれを鎮めるという展開で、後半には別の事件とか敵とか出てくるのかな。
つるぎはさらりと自分たちが最高神に関係する存在だという事を口にしていたな。

ところで、このＳＮＳに嵌って霊力を奪われていた人たちはどうなったんだろう。
魂まで食われたわけじゃないから元に戻っているのかな。

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