聖闘士星矢Ω 第46話「光牙とエデン！若き小宇宙（コスモ）よ闇を討て！」

仲間の助けを借りて十二宮を上り詰めた光牙は、エデンと共にマルスに戦いを挑む。
絶望するほどの怒りの底から溢れ出す闇が力となるというマルス。
エデンはマルスがアリアを殺した時にその怒りを感じたというエデンだが、それは同時に尊敬する父を失った時でもあった。
マルスの作る世界がアリアの望んだ世界ではないと気付いたエデンは父を倒し、アリアの望んだこの世界を守る事を誓った。
エデンはマルスを父ではなく、敵であると宣言する。
自分も同じ絶望を感じたけど、親父と違って絶望で闇に落ちたりはしなかった、という事なんだろうね。

エデンの気持ちを知り、彼と共に戦おうとした光牙だが、エデンは光牙へ上へ進んで地球から火星へ小宇宙（コスモ）を導いているアリアの杖を手に入れ、地球を救うように告げる。
だがアリアの杖には障壁が張られており、マルスとメディアしか近づけなくなっていた。

エデンのために新世界を創世しようとしていたマルスは、エデンに仇であると激しい失意と憎悪で更に闇に体が飲み込まれて力を高める。
エデンを倒したマルスは杖を手に入れようとする光牙の前に出現すると、更に強くなった攻撃を繰り出してくる。
ヌーベル・シドゥス・グングニル、ヌーベル・シドゥス・ストームを耐える光牙に、ヌーベル・シドゥス・メテオを放ってくる。
いよいよ体全体が人間じゃなくなってしまったよ
どことなくドラクエとかに出てくるモンスターっぽい外見。。

力の差の前に絶望しかける光牙だが、アリアや城戸沙織、そして星矢やユナたち自分を信じてくれた仲間の事を思いだして立ち上がると、ペガサス彗星拳を放つ。
マルスは彗星拳の力をそのまま光牙へと跳ね返し、吹き飛ばされた光牙を救ったのはエデンだった。
一筋の光でもあれば闇の中を進む事が出来ると希望を抱く光牙とエデンは、マルスの作り出した闇の中でマルスの放つ攻撃をはね除けマルスへと到達する。
マルスに攻撃を弾かれた二人だが、エデンは攻撃の直前にマルスの中に残された父親の心を見つける。
まだ完全に闇に呑まれてなくて、人間の心が残ってました。今のマルスは絶望した部分が闇に呑まれたせいで暴走している状態なのか。
つまりまだ四天王を引き連れて星矢たちと戦っていた時はまともな思考だったという事かな。

尚も立ち上がった二人はマルスを倒すために僅かなチャンスに託す。
攻撃を仕掛けたエデンを貫いたマルスに対し、エデンはこれで自分もアリアやソニアと同じく、彼の前から消えてなくなると語る。妻を失った時と同じように自分も消える、マルスに心を捧げた者はみんな闇へと消えていく。それがマルスの作ろうとしている世界だというエデンの言葉に、自分が平和で穏やかな世界をつくろうとしていたと正気を取り戻し駆けていたマルスに、エデンは光牙にトドメをささせる。
エデン、捨て身でマルスに正気を取り戻させて倒すという荒技に出ました。マルスの本質は子供思いの親だという事が判っていたということでしょうか。

マルスの闇を光牙が打ち砕く事に成功し、マルスは世界を救うために最後の力を使おうとする。
だが、メディアは時は満ちており既に遅いと笑う。
メディアは何が目的なんだろうな。マルスが倒されても平然としているし。
今の世界が気に入らなくてぶっ壊したいだけなんだろうか。

次回　第47話「わずかな希望！新たなる闘いの地！」

ラスボスがマルスじゃなくてアモールなのか……

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