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2013年2月27日 (水)

閃乱カグラ 第8話「追憶の忍教室」

霧夜によりこれまでになく厳しい修行を受ける事になった国立半蔵学院忍科の生徒達。
しかし相変わらず雲雀だけはダメダメで、雲雀を柳生が庇ったことも叱責され、二人は補習。

二年前。
半蔵学院に入学した斑鳩と葛城の二人。
何故か二人の上級生はいないんだね。大道寺の後はずっと新入生不在だったのかな
入学したばかりの頃は斑鳩はまだおかっぱ頭だったらしい。
葛城は斑鳩に親しく接しようとするが、他人と関わりを持ちたくないという斑鳩は冷たい態度をとり続ける。
そんな斑鳩に対して意地になってなんとか接しようと、セクハラを繰り返していた葛城に耐えかねた斑鳩は、霧谷から使用を禁じられていた忍結界を作って決闘を始める。
葛城のセクハラはこの時から始まったのか。今、飛鳥がメインなのは反応が飛鳥の方が面白いからだろうな。

兄に疎まれた斑鳩と、家族を失った葛城。
二人は激しい攻防を繰り広げるも、忍結界が崩壊を始める。
だが結界を張った斑鳩にも結界を解除出来ない。
このままでは死ぬまで結界の中に閉じこめられると動揺する斑鳩だが、葛城は斑鳩にビンタして落ち着かせると二人での脱出を図ろうとする。
斑鳩は意外と逆境に弱い性格だったみたいだ。
葛城は逆に親の不名誉を晴らすという目的があるからか、どんな状況でも諦めないんだな。

葛城は自分と斑鳩は似ており、似ているからこそ苛つくのだと語る。
自分の見られたくないところを見せつけられる。相手を深く知るのが怖くて壁を作る。
葛城も昔は荒れていたのかな。それとも自分の親の事を夜逃げしたとか馬鹿にされてキレて暴力を振るっていたんだろうか。

諦めず脱出しようとする二人だが、突如結界が解除される。
本来なら他の者には解けない忍結界だが、未熟な斑鳩が張ったことにより霧夜によって解除出来たのだ。
二人は規則を破って勝手に忍結界を使った罰を受けるも、和解を果たす。

一年前。
斑鳩と葛城は忍転身を成功させるまでに成長していた。
忍転身の衣装は自分で好きに変更できるのか。
そして飛鳥が新入生として入学してきた。
伝説の忍、半蔵の孫ながらへっぽこな飛鳥に斑鳩はつれない態度。
恵まれた環境に産まれ育ったであろう飛鳥は自分たちとは違うのだと考える斑鳩は、才能を感じさせない飛鳥に怒りに近い感情を覚えていた。
しかしそんな飛鳥が自分たちは習得に一年掛かった忍転身を偶然にでも成功させた事に驚きを覚える。
伝説の孫という重圧を抱えていたと知って、斑鳩は飛鳥も自分と同じだと気付く。
秘伝忍法の習得は遅かったけど、忍転身は早かったんだね。
斑鳩はこの頃まではまだちょっとツンツンしていたんだ。でもそんな斑鳩なら詠の気持ちは少し理解できそうな気もするんだけど。

そして春。
柳生と雲雀が入学してきた。
新入生ながら卓越した技術を持つ柳生と、まったく駄目駄目だった。
雲雀ってなんで半蔵学院に入学したんだろう。描かれていないところを見ると、飛鳥と同じく忍の家系に生まれたからという事なのかな。
しかし良く考えると、雲雀も柳生も1年だけど既に忍転身も秘伝忍法も使えるわけで……優秀な柳生はともかく、へっぽこな雲雀も1年掛からず忍転身を習得してる……斑鳩と葛城は1年も掛かってるのに。

学生時代を共に過ごした大道寺と凛。
強い凛にいつか勝とうと修行を続けていた大道寺。
しかし凛は卒業した直後に受けた危険な任務によって消息不明となってしまい、大道寺は卒業を無期延期とされてしまった。
大道寺は自分の意思で留年していると言われていたけど、本当は凛の事件があったから卒業できなくなっていただけなのか。
斑鳩たちは3年生だけど、来年になったら大道寺と同じく留年になっていたんだろうか。

超秘伝忍法書は選ばれし者が現れなければ用をなさない。
故に秘立蛇女子学園は半蔵学院の生徒たちを襲撃する事で成長させ、『超秘伝忍法書 陽の書』に選ばれるまでに育て上げた末に引き込もうとしていた。
だが道元は秘伝書を奪った後に自分たちで育て上げれば良いと企んでいた。
しかし鈴音は蛇女の悪忍たちにも陰の書を使えるように育っていない事など、問題意識を持っていました。
焔たちをぶつけているのは、ただ飛鳥たちを成長させるだけではなく、やがて飛鳥たちが強くなってくれば焔たちも負けじとより強く成長することになるので、秘伝書が使えるように成長すると考えていたのかな。

雲雀を助けるのは雲雀のためにならないという霧夜の言葉に、敢えて雲雀を一人とした柳生。
しかし雲雀はそれを柳生が怒ったと勘違いしていた。
落ち込む雲雀だったが、春花のピアスを通じて操られようとしていた。
ピアスを着けなくても操る事が出来るのか。
既に術は掛けられていて、ピアスはただの中継装置だったんだな。どこかに捨てられていたら、使えなかったんだろうけど。
雲雀は操られて秘伝書と共に蛇女へ行ってしまう事になるのだろうか。
雲雀の得意なのは諜報活動だから、むしろ向こうへ取り込まれたことで蛇女の情報を手に入れることが出来そうなんだけど。

そういえば今回は太巻きとか、それに代わるシーンが無かったな。入浴シーンぐらい?
物語も佳境に入ってきたので、その手の事に時間を取る余裕が無くなってきたのかな。

次回 第9話「秘立蛇女子学園」

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