百花繚乱サムライブライド 第4話「将の花嫁」
「メイド喫茶 真陰(とぅるうしゃどう)」通いを続ける宮本武蔵に嫉妬の炎を燃やす佐々木小次郎。
すっかりヤンデレ。
順調に売り上げを伸ばしているメイド喫茶 真陰でしたが、駅前に新しいメイド喫茶が続々とオープンして油断ならない。そこで真田幸村は新しいメイドを雇用して、客の回転率を上げようと考えていました。
そこへ名乗りを上げたのは、なんとあの柳生義仙。
普通に現れた……隠れる気とか毛頭ないらしい。
真陰はようやく売上が黒字になっているという事は、ぐつぐつのドジが減ったのか?
生き延びていた義仙の出現に緊張する柳生宗朗たちは、義仙を捕らえて縛り上げる。
大人しく捕らわれた義仙は、天草四郎の復活は早くても百年掛かるため、ただの暇潰しでやってきたのだと語る。そして宗朗と柳生十兵衛を他の者には渡したくないと、ダークサムライの4人についての有益な情報を持ってきたという。
将と契りを交わして剣姫(マスターサムライ)となった者の中で、極希に強力な力を得る事があり、それが『剣妃(サムライブライド)』という存在となる。
徳川千は俄かに信じられないも、幸村が以前に調べた過去のマスターサムライの情報には、確かに明らかに突出した力を持つマスターサムライの存在があった。
しかし義仙もサムライブライドとなる方法を知らなかった。
マスターサムライの中のマスターサムライがサムライブライドでした。
沢山の愛人の中から、本妻を一人だけ選ぶという事か。
サムライブライドは妃だから、一人の将に対しては一人だけしかなれないみたいだ。つまりすっかり第1話のアバン以来どうなっているのか判らないニアはマスターブライドになれる可能性を持ってるのか。
十兵衛は義仙に対して、四郎復活まで悪い事はしてはいけないと受け入れようとするも、宗朗は義仙を信用しきる事が出来なかった。
義仙はならばとあっさりと服部半蔵のSM縛りの縄を解いて立ち去ろうとするも、千姫たちは慌てて義仙を捕らえて真陰の監視下に置く事になる。
ただし寝泊まりは屋敷の外れにある倉。
あっさりと縄抜けしてみせるとか、相変わらず高スペック。
四剣鬼は小次郎がお遊びがすぎると武蔵に告げる。
武蔵が自分たちの目的を忘れていないか心配だという小次郎に、荒木又右衛門は嫉妬しているだけだろうと馬鹿にする。いきり立つ小次郎を迎え撃とうとする又右衛門だが、宝蔵院胤舜はどうせ決着は付かないから無駄だと争いを制止する。
義仙は幸村に内密な話があると十兵衛に夜中に幸村を呼び寄せてもらう。
サムライブライドになる可能性を知っているという義仙。幸村のような知略に優れた者が相応しいと考えているという義仙だが、大人の魅力が必要であり幸村にとっては不利な内容だと告げる。
豊満な肉体が必要だという義仙の話は簡単に信用する事が出来ないが、可能性が皆無ではないと牛乳を飲んで備える。
ゆっきーがナイスバディになるのは難しそうだな。努力でどうこうできる次元を超えている気もする。
ところでべーたさんがマスターサムライになる日は来ないのかな。
続いて千姫を呼び寄せると、千姫のような高貴な人物が宗朗のサムライブライドには相応しいと嘯く。サムライブライドの条件には屈強な精神が必要であるため、千姫のようなお嬢様には難しいと語る。
忍耐力が必要だという話を疑いながらも、服部半蔵に縛られて蝋燭や鞭責めなどを受けることに。
SにMの精神注入……明らかに方向性がおかしいからね。
更に直江兼続を呼び寄せると、兼継のような真の愛を知る者が相応しいと語る。
キス以上の契りを宗朗と交わせという言葉に、すっかり興奮してしまう。
ここだけえらく直球。
しかし全部の話を聞いていながら放置している十兵衛って……おバカの娘だから仕方ないのか。
どれかに正解があるのか、或いは将が鍵を握っているのか、義仙はそれを見極めるつもりでいた。
最初は単にからかっているだけかと思いきや、実は実験台にしていたらしい。しかしあえて本人たちに無いものを身に着けさせようとしているという事は、その人間の持っていない物を習得させる事に意味があるという発想なのかな。
そんな義仙に十兵衛は自分はサムライブライドになれないのかと問いかける。
マスターサムライとしての力を失った十兵衛に、一時的なものだと慰める。それでも納得できない十兵衛に、毎日一万回の素振りを続ければ必ず力が戻るはずだとアドバイスするも、それは嘘八百だった。
おそらく義仙も力を失ってしまっているのだろう。まぁ、この人の場合は天草四郎が甦るまでは力が無くても困らないのかもしれないけど。
翌朝、メイド喫茶に現れたのは半蔵と後藤又兵衛、猿飛佐助の三人だけ。
遅れて現れた幸村は異様に胸を大きく見せ、千姫は妙にお淑やかに振る舞い、そして兼続はパンツ一丁で現れる。
自分こそはマスターブライドに相応しいと主張し、宗朗に契りを交わせと迫る3人はいがみ合い、店はボロボロになってしまう。
おかげで店は臨時休業となり、並んでいたお客たちは二度と来ないと立腹。
頭を下げるしかない半蔵と又兵衛。
せっかく軌道に乗りかけていたのに、またも台無しだよ。
ただでさえ、この道場は長い階段を昇って来なければならいという立地の悪さがあるから、これで客離れが起きてまた次回からは資金不足に陥るのだろうか。
十兵衛に会いに来た武蔵も仕方なく引き上げるが、昨日の今日でまた来ていた武蔵に怒る小次郎は、十兵衛を懲らしめるしかないと考える。
むっちゃん、まったく小次郎のいう事を聞く気ないな。
義仙の悲鳴を聞いて駆けつけた宗朗だが、義仙は将の検証をしようと宗朗に迫り出す。
義仙は押し倒した宗朗のナニをはさみます。
同じ頃、風呂に入っていた幸村と千姫は、お互いに義仙から別々の情報を聞かされていた事を知り、義仙の元へ現れ、二人の姿を目撃する。
怒り心頭の二人だが、義仙は宗朗を全裸にして二人が動揺している間に、逃げ出した義仙はどの検証もうまく行かなかったと十兵衛の下へ向かう。
しかし幸村にしても、千姫にしても、一朝一夕で身に付くものではないから、必ずしも失敗だったとは言い切れないんじゃないのか。
取り敢えず、剣妃は婚姻なのだから、絆が愛へと昇華する必要があるのかもしれない。
素振りを続けていた十兵衛の前に現れた小次郎は、武蔵に手を出すなと警告するも、十兵衛とはまったく話が噛み合わない。
小次郎は幻惑の光で十兵衛を催眠状態に陥れて、階段から飛び降りて殺そうと企むも、その事に気付いた義仙が身を堤にして護る。
へっぽこな十兵衛だけど、義仙は相変わらず十兵衛に対する思いだけは変化してないんだな。
天草四郎の巫女である義仙がなぜ彼女を助けたのかと訝しむ小次郎に、義仙は十兵衛は誰にも渡さないと対立姿勢を見せる。
自分の魔眼とどちらが上か勝負するかと問いかける義仙。
しかしそこに宗朗たちも駆けつけ、小次郎は一時撤退する。
千姫たちだけなら一対四でも戦う自信があるのかもしれないけど、義仙が相手では勝てるかどうかも判らないからね。
義仙の口ぶりや小次郎の様子からすると、魔眼の力は義仙の方が上なんだろう。
四剣鬼は本来の設定では天草四郎の部下だから、義仙の事を知っていたのかな。
駆けつけた幸村たちに色々と勘違いして迷惑を掛けたと謝ってみせる義仙。
宗朗たちは義仙をメイド喫茶で受け入れ続ける事を決定する。
宗朗は義仙が魔眼の力を消失しており、また四郎復活の時にはマスターブライドとなるため、幸村や千姫を使って検証していたのだろうと推察していた。
千姫は自分たちがマスターブライドになる事は、義仙にその方法を教えることになるのではないかと危険を感じるも、幸村はマスターブライドになる方法を後世に残せば問題ないと応じる。
宗朗は義仙が力を消失しているのを見抜いていたのか。
ま、力のある義仙なら、今の柳生道場は十兵衛が覚醒出来ないので恐れる相手ではない筈だからね。
エンディングに順調に人が増えてきた。
後は前田慶次だけだろうけど、場所がないから、愛車の雪風に乗って走り抜けるとかかな?
次回 第5話「冥土争覇」
メイドコンテスト?
次回は順番で言えば胤舜のターンか。
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