フォトカノ 第7話「星の笑顔」
脚本:林壮太郎 絵コンテ:湯浅政明 演出:村山 靖 作画監督:竹内由香里
食堂で一人で食事をしていた実原氷里を見かけた前田一也は声を掛けると、正しいハンバーガーの食べ方を教授する。
全く正しい食べ方ではないけどな。あの食べ方で美味しく食べられるとは到底思えない。圧縮喰いは早食い・大食いの食べ方であって、美味しく頂く方法ではないし。
体育終わりの氷里に写真の被写体を頼んだ一也だが、氷里は笑顔も写真を撮られるのも苦手だという。
一也は氷里の笑顔を見た事がないと気付く。
しかし前の遙佳や亜岐の時もそうだったけど、授業と授業の間の休み時間ってそれほど時間ないのに、体育の後に写真なんて取られていたら着替える時間がないんじゃなないのか。
校内で迷子になった教育実習生・大谷桃子のゴミ出しに付き合った帰り、一也はたんぽぽと一緒に自分撮りをしていた氷里を発見。
撮り慣れていないせいかもしれないけど、端から見ると怖いよ。
カメラを向けられると人は作り物の笑顔を見せて、本当の感情を隠す。作り物の笑顔など見たくもないから、自分も笑顔を作ろうとはしない。だからポートレートは苦手なのだという。
作り笑顔がするのも見るのも苦手という事で、社会に出ると苦労しそうです。
女子の友達も殆どいないんだな。
かつみとかはそんな彼女を気に掛けたりしてくれているんだろうけど。
風景写真を撮る氷里に同行する一也は、何がなんでも氷里に人を撮らせて見せようと息巻く。
てゆーか、主人公うざっ!
こんなのが側にいたら一発殴りたくなるよね。
後、主人公は女の子ばかりじゃなく、もっと風景写真とかも撮るべきだよ。
写真部の紅林かつみに相談を持ちかけた一也は、まずは自分でなんとかしてみると宣言。
フォト部の女の子のこととは言え、写真部の部長じゃなくて、フォト部の先輩に相談を持ちかけるのか。
演劇部から花のキグルミを借りて自分を撮れと迫るも失敗、その後もうまくいかないまま、季節は流れて冬になった。
アホですね。この作戦で上手くいくと考える思考回路をしている彼はどうかしてる。文化祭では伝説のコスプレイヤーも登場していますが、これは内田が正体を暴露したのか、何等かの手段で呼び寄せたという事にしているのか?
そんなある日、町で野良猫を撮影している氷里を見かけた一也。
野良猫のやさぐれた感じが好きだという氷里に、一也は中川行太と東孝、内田有子に相談を持つかける。やさぐれ系のキグルミが必要だという一也に、かつみが協力を申し出る。
隣の部室でじっと聞き耳立ててたのかな、この人。
猫のキグルミを来た一也、中川、東の3人。
中川と東は猫を誘き寄せるスプレーを内田に掛けてもらったため、氷里が来る頃には大量の猫にくっつかれて写真どころではなくなりました。
写真は撮れなかったが変な踊りを踊る一也に思わず笑ってしまう氷里。
えっと……結局、中川と東は何のために存在したんだ? 猫まみれにして、笑いを誘うネタの一つにしたかったのかな。内田は写真を撮るつもりがなくて、純粋に応援してくれてたみたいだけど。
二人はキグルミを返すためこうが園遊園地へと足を運んだ。
キグルミを返した後、二人で遊園地で遊び回った。
遊園地では確かにちょっとバカになった方が勝ちです。テーマパークとかなら、そのテーマパークでしか使えない被り物を被るとかね。
遊園地の帰り、氷里に誘われて一也は高台にある夜の公園へとやってきた。
星空を撮影することにした二人。
氷里はそこで昔の話をする。
昔から一人で虫や花の写真を撮っていた氷里。
そんなある日、クラスで派手な女の子たちから声を掛けられるようになり、彼女たちと付き合うようになった。
だが、都合の良い存在だった彼女に、その女の子たちはやがて色々と命令してくるようになり、氷里は距離をとるようになった。
すると、今度はイジメが始まり、ある日クラスメイトの財布がなくなり、何故か氷里の鞄から財布が出てきた。教師も全く信用してくれず、クラスメイトからは馬鹿にしたような笑いを見せ、氷里は笑顔が苦手となった。
最初に声を掛けてくれたのは、もしかすると普通に善意で、それが何でも自分たちに合わせてくれるから次第に都合のいい人間になってしまったのかもしれない。
陰湿ないじめを受けたせいで、人との接触も断ってしまったという事みたいだ。
幸いだったのは肉体への直接的なイジメなどが無かったっぽいことなのかな。
一也の笑顔は信じられるという氷里。
氷里の笑顔が好きだという一也に、氷里は一也の笑顔を写真に収める。
氷里はもっと一也の笑顔を撮りたいと願う。
二人は公園のボートでお互いを取り合ったり、海へ行ったりして思い出を作るのだった。
一応付き合ってるんだろうけど、駆け足で進み過ぎて告白シーンとかも省かれた。
ボートでおっちゃんたちに冷やかされた時に、これまでの主人公の言動なら調子に乗った返答をしそうだったんだけどな。
エンディングテーマ
「スマイルF」歌:実原氷里(CV:水橋かおり)
エンディングは担当するヒロインの単独になるんだな。
次回 第8話「素顔を見つめて」
脚本:宍戸義孝 絵コンテ:柴田勝紀 演出:前園文夫 作画監督:松田芳明
生徒の行動に厳しく、堅物で知られる生徒会長の室戸亜岐は、一也に不正登校の現場を撮影されてしまって以来、言われるがままに写真のモデルを引き受けてきた。周囲からは完璧な優等生として見られている室戸だが、ある日一也は彼女が屋上で授業をサボっているの見つける。いったんは現場を撮影しようとした一也だったが、様子がおかしい室戸を見て意外な行動に出る。
次回のヒロインは室戸亜岐。
ここから1話1ヒロインなのか……乱暴なことするなぁ。
それならもう一人のヒロインに絞って、もっとちゃんと描いた方がいいんじゃないのか。
■トラックバックが飛ばない場合には別館(http://libra1974.blog86.fc2.com/)
←良かったらクリックして下さい
アニメ 感想 レビュー
| 固定リンク
「フォトカノ」カテゴリの記事
- フォトカノ 第13話(最終回)「想い合い」(2013.07.02)
- フォトカノ 第12話「フォトグラフメモリー」(2013.06.25)
- フォトカノ 第11話「学園のお嫁さん」(2013.06.18)
- フォトカノ 第10話「天使の舞い」(2013.06.11)
- フォトカノ 第9話「恋の果たし状」(2013.06.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント