フォトカノ 第5話「恋の掛け違い」
脚本:横山彰利 絵コンテ:金子伸吾 演出:澤井幸次 作画監督:本田敬一
廊下で蹲っていた新見遙佳を目撃した前田一也は、抱きかかえようとして胸を触るというお約束を交えながら、遙佳をおんぶして保健室へと運びました。
おんぶで胸が当たって興奮するとか、手がお尻に触れるという展開は無かったな。
保健室で寝ている遙佳を盗撮しようとしていた東孝は見付かって失敗。
うずくまる遙佳の姿が小学生の頃の出来事にオーバーラップした一也。小学生の頃、二人でサッカーをしていた時、胸を抑えて蹲った遙佳を見てから、一也は遙佳を女性として意識するようになっていました。
幼い頃は、あまり男女の垣根がないけど、小学校の後半からどんどん意識するようになっていくからな。ただ最近は幼稚園児でも男女交際するらしいけど、それがどんな感覚なのかは判らない。
ところでこの発作みたいなのは結局なんなんだろうか。
前田果音に遙佳が部活を休むことを連絡した一也。
遙佳に付き添って自宅近くにまで送った一也に、遙佳は一也のためならいつでもモデルになるという約束をしました。
そんな遙佳に対して、自分自身に揺るがない自信を持てない一也は、偶然同級生の女子が遙佳と一也は釣り合わないという会話をしているのを立ち聞きしてしまった。
実は中学の時も二人が付き合うのは似合わないという同じような噂が流れた事がありました。
主人公が遙佳と距離をおくようになったのはその噂が原因だったという事か。
しかし世の中には一見すると不釣り合いに見えるカップルが存在するのもまた事実なんだけど。どんな相手と付き合おうと、他人がとやかくいう事ではないんだけどね。
更にサッカー部のキャプテンでエースの桐山が遙佳に対して一方的なアプローチをしている現場を目撃してしまった一也は、何でもないという遙佳の言葉に耳を貸さず、他の人から見たら自分なんかよりお似合いだと卑屈な態度をとってしまい遙佳を怒らせてしまう。
そんな一也の事に内田有子や中川行太、東は……
秀でたところがないからと、すっかり卑屈になってる主人公。まぁ、でもオタにはしばしばこーゆー人いるよね。
自信過剰のサッカー部エースがキモいわ~。エース同士でお似合いだとかどれだけナルシー。遙佳の内面を好きになったのではなく、容姿や成績などの見てくれだけで自分に相応しい相手、と考えているっぽい。返事はすぐじゃなくていいとか言いつつ、断られるとは毛ほども思っていないんだろうな。
恋人同士は周りが見てお似合いかどうかではないんだけどな。
部活中、果音が遙佳を捜しにやってきた。
実は遙佳はここのところ部活も休みがちで、この日も遙佳は部活を休み、電話にも出ないため連絡がとれないのだという。
遙佳の身を案じる一也は遙佳を捜して飛び出す。
そんな一連のやりとりを聞いていた九堂博道は写真部とフォト部のメンバーに緊急連絡を入れる。
部長、良い人です。
二人でサッカーをしていた時、遙佳の胸に肘が当たって蹲ってしまった事で、一也は遙佳にもう二人でサッカーをするのを止めようと提案し、遙佳はもう一緒にいられなくなると泣いてしまった。
胸が膨らみ始めていた時期だったわけだけど、女の子を意識した主人公と、一緒にいたかった遙佳で思いがすれ違ってしまった感じ。遙佳はこの頃からずっと片思い中なのです、か、ただの友達としての想いだったのかどうかは判らないけど。
探し回る中、日も暮れ、激しい豪雨が降る中、遙佳の自宅前にやってきた一也は自室にいる遙佳を見て安堵するが、カーテンを閉じてしまった遙佳の姿に、拒絶されたかのように感じて叫びを上げてしまう。
遙佳が気づいていながら拒絶したように感じてしまったのかな。
しかしなぜ遙佳は果音からの電話に出なかったんだろうな。
ところで、この後一也は写真部に連絡入れたのだろうか? みんな捜してくれているはずなんだけど……でも、一也は写真部とフォト部が遙佳を捜している事を知らないのか。
距離が出来てしまった一也と遙佳。
そんな遙佳に、紅林かつみが声を掛けてきました。
かつみの会話からすると、あの後も定期的にみんなで集まってストレッチをしているのか。
遙佳に思いをうまく伝えられないのは彼女だけではなく、遙佳のために必死になっている人がいる事を判って欲しいと伝える。
更に間咲ののかも声を掛けてきて、遙佳に一也の事を自分以上に判っている遙佳に、一也を信じてあげて欲しいと頼んでくる。
自宅では果音から一也が帰宅したいというメールや、テニス部の部長から気持ちの整理をして戻ってきて欲しいというメール、かつみや早倉舞衣、柚ノ木梨奈、内田有子から続々とメールが届く。
そして最後に一也から思い出の場所で待つ、もう一度チャンスを欲しいとのメールが届いた。
何故かみんなから愛されキャラな主人公。でもさすがに生徒会長からはフォローメール無かったな。他のメンバーはともかく、ステルス内田が遙佳のメールアドレスを知っていた事がびっくりだ。運動部という以外は接点の無さそうな舞衣も知っていたから、ストレッチの時にみんなでアドレス交換したのかな。
何故か太宰治の『人間失格』が唐突に語られた。
取り敢えず、最も恥なのは生徒会長を脅して宿題やらせたりしている事だと思います。
なんか次回で終わりそうな勢いだな。
6話で一度終わって、7話からリセットされてヒロイン交代したりするのか?
ただアマガミみたいに全ヒロインを網羅できるペースではないから、それはそれで中途半端になりそうな気もするけど、もしかすると、今回は写真部編で、7話からフォト部編になるとか?
でもそうすると、舞衣ちゃんに握られた弱味は活用されずに終わってしまうような。
4話までは共通で、残りは2話ずつでヒロインごとのルートをオムニバスでやるという意見もあるみたいだけどどうなんだろう。公式には何か発表されてるのかな
次回 第6話「想いはるかに」
脚本:林壮太郎 絵コンテ:笹木信作 演出:政木伸一 作画監督:永田正美・中原清隆
前田一也が待つ「思い出の場所」に遙佳が現れた。昔のトラウマが、遙佳との距離を置いてしまった事を告白し、昔の二人に戻った一也と遙佳。「学園祭の写真部展を見に来て欲しい!自信のある写真を展示したい。」と誘う一也に「絶対見に行く」と遙佳。海でのデートを経てどんどん近付く二人の距離。そしてついに学園祭当日。写真部展が開催され、ミスフォトジェニックが発表となるが…
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