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2013年6月21日 (金)

DEVIL SURVIVOR2 THE ANIMATION EPISODE 12「LAST DAY 結実の日曜日I」

ポラリスの試練を乗り越え、世界を力ある者が支配する秩序の世界を作ろうと考える峰津院大和に対し、全てをやり直すという結論に達した久世響希は対立。
ヒビキを倒して自分の理想を叶えようとするヤマトの前に立ちはだかったのは憂う者・アルコルだった。
セプテントリオンだった彼は意思が芽生え、ヤマトを殺して自分の希望をヒビキに託すと宣言。
ヤマトとアルコルの対決が始まる中、ヒビキはヤマトの望む実力主義の世界を作らせてはいけないと止めようとするも、戦いによって生じた傷で倒れてしまう。
ヤマトと同じように龍脈の力を使って、使用時間はヤマトの方が多いのに、ヒビキだけが動けないというのは、やはりヤマトの方が強いという事か。
肉体的な強さもだけど、精神面の強さも関係しているのかな。
ヤマトvsアルコルはアルコルに分がある。ヤマトは悪魔を召喚できなくなってるし、先の戦いで疲弊している状態。アルコルは元セプテントリオンだから、実力は並みの悪魔以上なわけだからな。

システムに過ぎなかった自分は輝く者であるヒビキと出会って変わったのだというアルコルを、ヤマトは壊れているのだと称する。ヒビキは自分の願いを叶えるための道具にすぎないというヤマトを、ポラリスと同じことをいうと笑う。
考える事を止めれば変革した世界へ連れて行くと告げるヤマトだが、アルコルはヤマトの目指す世界は選択を閉ざした世界であり嬉しくないと否定する。
ヤマトとアルコルの携帯に、お互いの死に顔動画がニカイアから配信され、ヒビキの携帯には二人の死に顔動画が配信される。
二人同時死亡フラグ。実力的にはヤマトの方が死にそうなのに、アルコルにも届くのはヤマトに逆転の手があるという証拠かな。

二人のどちらかが確実に死ぬと気付いたヒビキは二人を止めに行こうとする。
志島大地はヒビキを止めよとするも、ヒビキはヤマトを自分が止めると約束したと、ヤマトとのただ一つの誓いを守ろうとしていた。
迫真琴はヤマトを助けに行くと宣言する。
怪我により国体選手としての選手生命を失ったマコトに、世間は掌を返して冷淡になり、マコトは世界に絶望していた。そんなマコトはヤマトから与えられた未来に縋った。
ヒビキは盲目的にヤマトの未来に従おうとするマコトを「考えることを止めている」と否定するも、マコトはそれを理解した上でヤマトに従っていた。
そしてマコトの死に顔動画がヒビキたちの携帯電話へと届けられる。
自分の人生は選手生命が断たれた時点で終わっているから、今はヤマトの目的を達成するためだけに生きていると考えているのか。だから自分の良心に反することがあったとしても、ヤマトの目的を優先させていたのか。
しかし選手生命が断たれただけで人生にまで絶望しなくても……どのみち体操選手の寿命なんてそんなに長くないわけだし。

アルコルの力の前に追い詰められていくヤマトだが、ベネトナシュとの戦いで破壊されたケルベロスの修復が完了するが、ケルベロスは一瞬で倒されてしまう。
ヤマトは持ち主の力に合わせて悪魔を召還する悪魔召還アプリの力を活用し、ベネトナシュを倒したことで更に成長した事でより強力な悪魔を召還しようとしていた。
させまいとするアルコルだったが、マコトが己を犠牲としてヤマトを救う。
「局長……アナタは私の、生き甲斐でした」
マコトの死にショックを受けながらも、ヤマトはダウンロードが完了した新たな悪魔、堕天使・ネビロスと鬼神・ザオウゴンゲンを召還する。
強力な悪魔の召還に流石のアルコルも不利を感じ取り、倒されてしまう。
死に顔動画が配信されていないから、マコトの事は友達とは思ってなかったみたいだけど、ショックを受けているみたいだから大切な部下だとは思っていたんだろうな。
ケルベロスは新悪魔を召喚するためのカモフラージュだったのだろうか。時間稼ぎにしては瞬殺で時間稼げてなかったけど。

久しぶりにヤマトと楽しく遊んだというアルコルだが、ヤマトはアルコルが世界の監視者だから遊んでいただけで楽しいと思ったことは無かったと冷たく突き放す。
ヤマトの目指す世界は真っ暗だというアルコルだが、ヤマトもその事は自覚していた。
それでも世界は既に腐敗しており、手遅れの人間社会を変革出来るのは自分だけだと考えていた。
力任せでは失うものもあるというアルコルに、ヤマトはその罪を背負うと誓っていた。
並はずれた力を持って生まれたからこそ、超越者としての使命に絡められてしまった。
価値を確信したヤマトだが、このままではヤマトがヒビキを殺してしまうから、とアルコルはヤマトと共に心中しようとする。
人間のためにと峰津院家に力を貸してきたアルコルだが、その事がヤマトの人生をねじ曲げてしまった。彼となら素晴らしい未来へ行けると信じた望みも、自分の作り出した環境がダメにしてしまった。
絶望した! 腐敗した世の中に絶望した!
自分の力以外は何も信じることが出来なかった。彼の力があれば確かに本当は無限の可能性を探せたのかもしれないが、峰津院家の有能な跡取りとして生まれた事で、汚れた大人たちに囲まれて育ってしまったために未来への希望を無くしてしまった人。

復活した白虎と駆けつけたヒビキは一歩間に合わなかった。
二人の死に哀しむヒビキだったが、ヤマトは生き延びていた。
だが、ヤマトからマコトとアルコルの死を聞かされる。
あの状況でどうやって生き延びたんだろ。

世界の変革が始まり、ポラリスの下へ向かうヤマトは、携帯を破壊してネビロスとザオウゴンゲンをわざと暴走させ、ヒビキの足止めを行なう。
ダイチと新田維緒も駆けつけ、ヒビキのために悪魔たちと戦いヒビキを先へと進ませる。
何が起こるか変わらないため、二人を置いていけないというヒビキだが、ヤマトを止められるのはヒビキだけで、自分たちの戦った7日間は無駄ではなかったはずだと、ヒビキに最後の希望を託す。
悪魔たちを抑えながら虚無に飲み込まれていくダイチとイオは、きっとヒビキなら大丈夫だと信じる。ヒビキに関する記憶も失いながらも、友達であることだけを忘れないまま消えていく。
良く考えると、今はこの二人の仲魔の方が、ヒビキのビャッコ&スザクよりも強いんだよね。
ヤマトが願いを叶えようと、ヒビキが叶えようと、生き返ることには変わりないんだよね。
過去に戻ってやり直す事になるけど、その時に元通りになるか、大きく歴史改変されるかの違いで。

ヤマトに追いついたヒビキ。
自分がヤマトを止めてポラリスと謁見すると決意を固めたヒビキ。
ポラリスと謁見するにはヒビキを倒さなければならないのだと悟ったヤマトはケルベロスを召還。
ようやく最終決戦
しかし人類は二人以外全滅で、アダムとアダムになってしまった……やっぱりこの作品はヒビキとヤマトのBLものだったんだな。
ヤマトは携帯を壊したんじゃないのかと思ったけど、別の携帯だったのか。
あの時フミが用意していた携帯が3つあったのは、ヤマトが新しい悪魔を召還するためのものだったんだな。

次回 EPISODE 13「LAST DAY 結実の日曜日Ⅱ」

遂に悪魔合体するらしいが、台詞を口にしているのはヤマトだからヤマトが悪魔合体させるのか。
ヒビキの悪魔はどちらも強いけど、今回出てきた悪魔たちに比べるとかなりレベルが落ちるので、悪魔合体されると勝ち目がないから、新しい悪魔を召喚するか、ヒビキも対抗して悪魔合体が必要だよな。

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