きんいろモザイク Episode 12(最終回)「きんいろのとき」
今日から新学期。
2年生になるアリス・カータレットは靴も服もピカピカで大喜び。そんなアリスを見つめる大宮忍はアリスはまるで「ピカピカの一年生」みたいだと評価。
2年生だから……制服が新しいのは新品なのではなく、クリーニングしたからだろうね。
新学期を迎えて何もかもが輝いて見えるしのやアリス、九条カレンですが、小路綾だけはクラス替えを前に憂鬱。
みんながバラバラになるかもしれないという心配をする綾を余所に、アリスは空は繋がっていて国境も自分たちを分かつ事は出来ないと前向き。
が、クラス替えの結果、しの、カレン、綾は2年A組。アリスと猪熊陽子は2年C組と分かれてしまった。
しのと別れてアリスショック。
天国から地獄だ。しのとクラスが別れるとか想像だにしていなかったんだな。たぶんしの以外ならここまで落ち込んでいなかったんだろうけど。
そう言えば、アリスたちは新学期が4月からというのに違和感はないのかな。
しのとカレンは同じクラスになれた事をはしゃぐも、陽子と別れてしまった綾はすっかり落ち込んでいました。
そしてアリスも真っ白になって壊れていました。
すっかり暗くなっているアリスと綾に、ちょっとクラスが離れただけだというしのですが、二人はこの距離はイギリスと日本ぐらい離れていると抗議。
全く気にしていないしのや陽子がいつもよりもへらへらしているとクレームを付ける綾たち。
陽子は綾がしのたちと同じクラスなのに落ち込んでいる理由はまったく判っていませんでした。
陽子は相変わらず綾の気持ちには全く気付いてないんだね。
綾の陽子依存症は酷すぎるな。これまで友達になって以来、クラスが別れたことは無かったのかな。今後の事を考えると、クラスが別々になったのはちょうど良かったのかもしれない。
烏丸さくら先生はすっかり落ち込んでいるアリスに、やはりしのと一緒が良かったのだろうと心配しつつも、兎は寂しくなると死んでしまうというのが本当なのか、と考えてアリスが寂しさのあまりに死んでしまうのではないか、と心配してしまいました。
からすちゃんがアリスたちの担任らしい。
カレンの後ろの席になったしのは、カレンの髪に見取れて思わず撫でようとして綾に止められました。
ツッコミ担当が違うクラスになったから、これからは綾がツッコミ入れないといけないけど、この娘も基本ボケだからな……髪質でクラス分けしたとか言い出してるし。
カレンと同じクラスになったら、金髪少女が二人になって自分が目立たなくなるので、アリスは留学生同士は一緒のクラスにならない方が良いのかもしれないとか言い出した。
アリスは金髪少女としてのステイタスは自分の方がしたという認識なんだね。
カレンの方が長くてストレートだから綺麗に見えるというのがあるからかな。
実際、しのもカレンの髪の方が気に入ってるみたいだし。
始業式から日直だったしのが学級日誌を書いている間、待つ事になったアリスたち。
始業式だけの一日だったのに長く感じたアリスたちですが、カレンは自分は1年生の時に違うクラスだったけど寂しくは無かったと説明して励ましました。
まぁ、カレンはかなり適応能力が高いというのもあるんだろうけど。カレンと違って綾もアリスも顔見知りが一緒だしね。
全く寂しそうにしていないしの。
アリスが海を越えてきたことに比べれば大したことがないのだというしのに、アリスはようやく励まされて元気になりました。
しのはとにかく前向きだから、
お姉ちゃんはぐーたら過ぎるだろ。
モデルのお姉ちゃんのファンが知ったらショックだろうな。
Aパートの終了と共にオープニングソングと共にクレジットが流れました。
映像はこれまでの想い出の写真。
渓流釣りの場面の写真もあったけど、みんなが写ってるからカレンのパパが撮影していたのか?
朝、登校前に漫画を読んでいたカレンは主人公を気に入って、眼帯をして孫の手を持ってやってきました。
中二病全開。
ただし足の包帯はただの怪我。
古典を読んでいるアリスは物語に影響される気持ちを理解していました。
調べながら読んでいるのアリスは肩が凝るため、しのが時々肩もみをしているとの事。
そんなアリスのために読み聞かせをしようと考えたしのですが、しのに古典はレベルが高すぎでした。
綾の提案でお話を捜索して読み聞かせをすることにしました。
アリスはどんどん日本人レベルが上がって、ついには古典にまで手を出し始めたのか。
陽子が考える話はほとんど昔話そのもののため、カレンからダメだしされました。
身近な人で妄想すれば良いというカレンに、綾は陽子が白馬ならぬ茶色のロバに乗った王子の姿を妄想。
判りやすい子だな。
しのはアリスが自分の作ったロボットであり、その証拠にアリスの背中にはスイッチがあると真剣な表情で語りだして、思わず他の3人が確認のためにアリスの背中を見ました。
スイッチなんて無いからね。
何故か作ったお話の読み聞かせで夜、アリスを寝かしつけることになってますが、ともあれしのはお話を思いつきました。
あるところに金髪の二人のお姫様がいました。
アリスとしのは小さな頃からの親友でお城で仲良く過ごしていましたが、ある日浜辺を散歩していると、城のある島にカレンたち海賊がやってきて宝を寄越せと迫ってきた。
自分の髪の毛が宝のしのと、しのが宝物であったため、しのが攫われていきました。
何故かミュージカルテイスト。
カレンの部下は前のクラスメイトだけど、彼女たちはどこのクラスになったんだろな。
しのの妄想だから、自分が金髪少女になってるんだ。
七つの海を渡って世界中を旅してきたカレンは、様々な宝物を手に入れていてドキドキの毎日を送っていたけど、刺激を感じなくなってしまった。
世界に果てがあるというカレンに、世界は丸いから果てなどないのだというしのは、一緒にまだ見た事のない世界を確かめに行こうと誘い、二人は航海へ出る事になりました。
旅に出る前に、親友であるアリスに手紙を書きました。
しのの語りにすっかり引き込まれる陽子たち。
カレンの海賊船が嵐で転覆し、海に沈んだしのは人魚の綾に助けて貰いました。
そんな二人はかつて綾が助けた王子の陽子の乗っている船を目撃。
王子に惚れていた綾ですが、一目見るだけで満足。王子もそんな綾を捜していました。
が、そこにしのを捜しに来たカレンが海賊船で駆けつけ、カレンと陽子が戦いになりました。
からすちゃんは陽子の部下。
激しい戦いを繰り広げ、カレンの誤解を解こうとするしのですが、しのや綾に戦いは止められない。
と、そこに突如海の底から巨大な魔女の大宮勇が現れました。
戦いを止めたいというしのに、勇はしのの大事なモノと引換だと条件を提示する。
しのは綾からナイフを受け取り、自分の髪の毛と引換に願いを叶えて貰い、世界は平和になりました。
しののお話にすっかり感動するアリス、カレン、綾。
3人の様子に呆れる陽子でしたが、何時の間にやらクラスの内外にギャラリーが集まってしのの話を聞いてました。
カレンの元クラスメイトも混ざってるな。
お話の中のミュージカルシーンは実際にしのが歌っていたのだろうか?
朝礼にやってきたからすちゃんが着席するように促す。
アリスはカレンに二人のお姫様はずっと離ればなれなのかと質問するも、しのは自分たちのようにいつだって逢えるし、ずっと友達だとだと笑う。
とりあえず、最終回はAパートもBパートも離れてもずっとお友達、という事で決着。
ところで、なんでクラスの違うしのとアリスが隣同士に座ってる……
これは1年生の時の話なのか?
アリスが日本へ来る前。
必死に日本語を勉強してしのへ手紙を出した。
その手紙が全ての始まりでした。
ま、しのは手紙の内容を読めなかったんだけど。
そんなこんなで最終回。
きららタイム系らしく、最終回らしく大きなイベントというわけでもありませんでしたが、一応節目である進級とクラス替えのエピソードで締め。
2期があるかどうかは不明かな。
きららタイム系は人気は出るものの、意外と2期制作が少ないんだよね。
4コマだから原作が溜まっていない間に作られると、次の原作が溜まるのに時間が掛かるというのもあるんだろうが。
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