フリージング ヴァイブレーション Episode6「Marionettes」
姉のバイオレット=エル=ブリジットが管理を任されている別荘へとやってきたサテライザー=エル=ブリジットとアオイ=カズヤだが、そこにはサテライザーの弟ルイス=エル=ブリジットも来ていた。
彼はイギリスゼネティックスUK3年序列一位のホーリー=ローズのリミッターだった。
ホーリーは以前、エリザベスが自分よりも強いと評価していたパンドラです。
シュバリエに資金援助をしているエル=ブリジット家の力を使い、サテライザーのための治療設備を取り寄せたバイオレット。
エル=ブリジット家という家柄の凄さを改めて実感したカズヤに、サテライザーはエル=ブリジットと自分は関係なく、自分は自分だと主張する。
サテライザーの異変を察しきれず、彼女が怒っただけだと勘違いするカズヤ。
つか、部屋でかすぎ……別荘ではなくホテルだから、ホテルの一室なんだよね。スイートとはいえ、だだっぴろ過ぎだろ。
調度品もほとんど存在しないし。
カズヤは全く空気を読めてない。
その夜、サテライザーの部屋にやってきたルイスは、用がなければ出て行くように告げるサテライザーに、ルイスは四年ぶりの再会だからと強引に部屋へと入る。
メイブリー家がシュヴァリエの裏工作によって陥れられたことを知っていたルイスは、サテライザーがEパンドラ計画に関して、エル=ブリジットを動かそうとしている事に気付いていた。と
愛人の子であり、その愛人とサテライザーを憎んでいた母親がいる限り、当主ハワード=エル・ブリジットが動かないだろうというルイスは、条件次第で自分が口を利いてやるとサテライザーに自分のものになるように迫る。
昔の自分とは違うと、必死に類すを拒もうとするも、ルイスの前に恐怖心に身が竦む。
原作では、あんな全裸で鎖に繋がれてる過去シーンなんて無かったんだけど……
ゼネティックスの学生がシュヴァリエの招集に対して、胡散臭いという理由で拒むことが出来るのか?
サテラが愛人の子供、というのは前期で判明してたんだったよね。
てか、サテラは自分では難しいと思ってたから、バイオレットに口利きしてもらおうと来たんだし、その理由でルイスに従う必要はないよな。
ルイスへの過去の恐怖心から逃れられぬサテライザーはルイスに屈し、彼を昔のように「ご主人様」と呼び、逆らう意思を無くす。
サテライザーは自分だけのものだと主張するルイスに、自分は彼の人形であり好きにすれば良いと自暴自棄な言葉を口にするサテライザーに怒りを感じ、思わず手を挙げたルイス。ルイスはそんな自分に自己嫌悪する。
ルイスはただ彼女が好きなだけなのに、姉であるがために歪んだ形でしか表せない自分に苦悶する。
ルイスのこの葛藤については、次回か次々回に詳しく描かれるのかな。
翌朝、何も知らずにサテライザーを朝食へ誘いに来たカズヤだが、サテライザーに拒絶されてしまう。
カズヤはルイスにサテライザーとはもう関わるなと、帰りのチケットと手切れ金を差し出す。
カズヤがサテライザーに相応しくなく、彼女はエル=ブリジット家に相応しいものと結ばれると告げるルイスだが、カズヤは自分とサテライザーの問題は二人の問題であり、弟には関係ないことだと毅然と拒む。
原作以上に寝取られ感が強くなってるな。
言ってることは立派だけど、サテラの異変とルイスを結び付けられていないところがダメ男。
トラブルについて知らないバイオレットはカズヤにリゾートを楽しんでいるかと問いかける。
そんな気分になれないカズヤに、そんな時こそリゾートは楽しむものだと語る。
自分を縛る嫌なものから解放されるのがリゾートであるというバイオレットは、思いっきり楽しんでみれば悩みから解放される筈だとアドバイスする。
てか、この様子だとバイオレットは全て知っているみたいに見えるな。
まぁ、パンドラになる前の事は知っているので、そういう意味で含みを持たせているのかもしれないけど。
サテライザーからの手紙で呼び出されたカズヤだが、サテライザーもまた手紙で呼び出されていた。
ルイスは現実を教えてやると、自分のことを呼んでみろと迫る。
「ご主人様」と呼ぶサテライザーを止めるカズヤ。
そんなカズヤに、ルイスはサテライザーに命じて服を脱がせ、昨晩彼女につけたキスマークを見せつける。
原作ではむち打ちの傷なんですが、エロ度を上げるためなのかキスマークに……確実に原作よりも酷い状態になってるな。
サテライザーは自分の人形だというルイスに激昂するカズヤを殴り飛ばすルイスに、サテライザーはカズヤに手を出さないように頼むも、ルイスは自分に意見するな叱責する。
原作ではもっとフルボッコにされてるカズヤですが、それにしても弱い……そうか、リミッターはパンドラと違って厳しい訓練を受けてないのか。
でも、リミッターもノヴァ戦にはサポートして一緒に戦ってるから、ある程度身体能力がないとダメな筈なんだけど。
自分の姉への仕打ちを理解出来ないカズヤに、サテライザーが名目上の娘であり、エル=ブリジット家にいるためならば何でもする、弟にでも尻尾をふる女だと嘲笑う。
それでもゼネティックスで出会った自分の知る強い女性だとサテライザーを信じる。
ルイスはホーリーに命じてカズヤに斬り付けさせる。
ここまで陰でじっとルイスのことを見ていてまともに台詞もないホーリー。思うところはありそうなのに、何もしゃべってないのが、ちょっと不気味な感じです。
次回 第7話「Spellbound」
次回はようやくサテライザーに英痕が移植されている事がカズヤの知るところとなるわけですが、まぁそれは些細な問題。
英痕はキャシー、シャルル、ユリア、ロックサンヌという3年生のトップ5のうち、4人にも使用されているので。
■トラックバックが飛ばない場合には別館(http://libra1974.blog86.fc2.com/)
←良かったらクリックして下さい
アニメ 感想 レビュー
| 固定リンク
「フリージング」カテゴリの記事
- フリージング ヴァイブレーション Episode12(最終回)「Shaft of Light」(2013.12.25)
- フリージング ヴァイブレーション Episode11「Nova Crash」(2013.12.18)
- フリージング ヴァイブレーション Episode10「True Pandora」(2013.12.11)
- フリージング ヴァイブレーション Episode9「Traitor」(2013.12.04)
- フリージング ヴァイブレーション Episode8「Rebellion」(2013.11.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
トラックバックありがとうございます。
返信がエラーとなるのでコメントで失礼します。
フリージング ヴァイブレーション 第06話 『Marionettes』 【AT-X】
http://hibianime.jp/freezingv6
投稿: 日々是深夜アニメ | 2013年11月17日 (日) 07時43分