« フリージング ヴァイブレーション Episode5「Noblesse Oblige」 | トップページ | 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン #19 鬼物語 第忍話「しのぶタイム 其ノ參」 »

2013年11月 8日 (金)

キルラキル KILL la KILL 第六話「気分次第で責めないで」

満艦飾又郎が手に入れた情報により、黄長瀬紬と美木杉愛九郎が知人であると知った纏流子は、美木杉を詰問する。
彼らの正体や生命繊維について問い質す流子に、流子が信頼するに値する判断した時に全てを語ると告げる。
ヌーディストビーチという組織の名を開かす美木杉だが、流子はそれを信用しようとはしなかった。
そりゃまぁそんな名前の組織があるとか、普通は信じないよな。
彼らの目的が皐月をの野望を食い止めることなのか、それとも別にあるのか。それに生命繊維なんてものがどこで作られていて。鮮血が倒した生命繊維を吸収しているのは何故なのか、とかまだ謎は残されたまま。

大量の生命繊維を受領した裁縫部部長・伊織糸郎。
猿投山渦は何のためにそれを受け取っているのか、と疑問を抱く。
極制服の大量生産のためという伊織だが、渦はこれまで鬼龍院皐月が極制服の増加を拒んでいた筈だと指摘。
確かに、大量生産は質の低下を招く危険性を孕んでいたが、それでも二つ星極制服を増やす必要が発生している。犬牟田宝火はそれが流子の存在によるものだと考えていた。
自分の力を存分に振るうため、本能字学園へとやってきた渦は、神衣を纏う流子を相手にとって不足なしと考えていた。しかし四天王は暫く様子見をするようにとの指示が出ていた。
本当に二つ星極制服の大量生産に入ったのかどうかは不明ですが、前回の紬の戦闘データを下に本格的にプロとの戦闘を視野に入れ始めたんだろうな。
四天王に手出しを禁じているのは、やはり流子を単純な敵としていみているのではなく、将来的に味方へ引き込もうという考えがあるんだろうか。そのために成長させようとしている可能性もあるな。

皐月は神衣・純潔を着用した影響で僅かに体調を崩していた。
やはり皐月は神衣を使うことで負担が出てるのか。と、なると負担の出ている様子の見えない流子が特別な存在ということになるのか。それとも純潔と鮮血の違いによるものなのか。
渦は皐月に流子と戦う許可をもらいにやってくる。
3年前、皐月はたった1人で北関東番長連合300人と対峙していた。その頂点に立っていたのが渦。宝火はこの戦いで皐月の力を見極めようとしていた。
皐月は気合いだけで番長達を一蹴し、渦を簡単に打ち倒して、自身の部下へと招き入れた。
自身の力を振るいたい渦は、この目がある限り負けないと自負。
手加減されたとはいえ、皐月の攻撃を躱した事で戦う許可を得る。
渦の去った後、皐月が純潔を着用したと知った母親・鬼龍院羅暁から電話が掛かってくる。
この母親こそが流子の父親の仇、片鋏の女かな。実は皐月にとっても倒すべき相手なのかもしれないな。
渦が仲間になった時点で他の3人は既に部下になっていたけど、宝火は様子見。残り二人は既に皐月の強さを完全に把握していて、忠誠を誓っているのか。

衆人の前で行われる流子と渦の決闘。
皐月は結果は判っていると、母親に会いに行って不在。
蛇崩乃音は戦っても良いのなら、自分が先に戦いたかったと不満を口にする。
三つ星極制服・剣の装を纏った渦に、鮮血を纏った流子は素早い攻撃を繰り出す。
秘技『天眼通』を使う渦に動きを読まれて防戦一方となり、苦戦を強いられる流子。
だが、敢えて自ら鮮血を切り裂く事で、その服の切れ端で渦の視界を奪い、渦を繊維喪失させる。
極制服を失ってもなお戦おうとする渦だったが、蟇郡苛に見苦しいと制止される。
四天王らしくなかなかの強さでしたが、勝負はあっさりと決着。
他の3人の様子からすると、この時点で渦は四天王最弱だったのだろうね。

母親と会ってきた皐月に、渦は土下座をして再戦を願い出る。
皐月は覚悟無きものは自分の部下にいらないと告げるも、彼の覚悟を目にして戦いの承諾する。
皐月は帰ったばかりなのに、彼が負けた事を知っているのは、連絡が来ていたからなのかそれとも負けることを見越していたからなのか。

翌朝、再び果たし状で呼び出された流子を本能字ヶ原にて待ち受けた渦。
渦は伊織に制作して貰った三つ星極制服・剣の装改を纏う。
前回とは違う雰囲気を感じ取る鮮血。
流子は渦の全ての目を封じるて攻撃を仕掛けるが、自分の慢心から敗北したと悟った渦は伊織に頼んで自分の目を封じていた。
てっきり、伊織には五つ星極制服の作成を頼んだりしたのかと思った。目を封じるだけだったら、自分で目を潰したりも出来そうなんだけど、失明したいわけではないから、縫合しているだけなのか。
視覚を遮断したことにより、他の感覚が鋭くなり天眼通を超える『心眼通』に覚醒した渦。
彼の力と迫力の前に気圧される流子。一切の攻撃が通じず、圧倒されてしまう。
流子にトドメをさそうとした渦だったが、極制服のオーバーヒートによって極制服が解除され、その隙に流子は逃走する。
手も足も出なかった敗戦。他の四天王もこれに近しい実力者だと考えた方がいいんだろうな。
オーバーヒートは生命繊維で作ってるから、負荷に耐えられなくなるという事があるのか。

流子は辛うじて逃走したものの、父の死の秘密を知るためにも決して学園から逃げ出すわけにはいかなかった。
そして渦もまた、極制服の生命繊維を入れ替えて裁縫製する事で彼の動きにもついていけるようになっていた。
今後四天王を超えるだけの実力を身に着ける必要が出てきたわけで、何か流子自身のパワーアップイベントが必要になるのかな。
三ツ星極制服の限界を超えたのなら、四つ星極制服にも耐えられるんじゃないのかな。

次回 第七話「憎みきれないろくでなし」

何らかの形で満艦飾家が大金を手に入れるのか。
ゴディバっぽいところで女の子たちに奢る飾又郎とか、「けんかぶ」の旗を持ってるマコとか。
オヤジが闇医者として大物を治療したのか、流子のバトルを利用して稼いだのか。

■トラックバックが飛ばない場合には別館(http://libra1974.blog86.fc2.com/)
にほんブログ村 アニメブログへ ←良かったらクリックして下さい

アニメ 感想 レビュー

|

« フリージング ヴァイブレーション Episode5「Noblesse Oblige」 | トップページ | 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン #19 鬼物語 第忍話「しのぶタイム 其ノ參」 »

キルラキル」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キルラキル KILL la KILL 第六話「気分次第で責めないで」:

» キルラキル 第6話 「気分次第で責めないで」 感想 [ひえんきゃく]
四天王がここまで強いとは……。 敗北からの成長、猿投山は一気に化けましたね。 本能寺学園運動部統括委員長・猿投山渦。 本能寺学園四天王・猿投山渦。 紹介だけで時間が無くなる長い肩書の男・猿投山渦。  キルラキル 公式サイト シリウス(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)(2013/11/13)藍井エイル商品詳細を見る http://kagura77.blog99....... [続きを読む]

受信: 2013年11月 8日 (金) 20時19分

» 『キルラキル』#6「気分次第で責めないで」 [ジャスタウェイの日記☆]
「俺は俺の力が存分に振るえると聞いてここに来た」 モヒカンこと黄長瀬が美木杉と知り合いだったことを突き止め、 美木杉を問い詰める流子。 だがいきなり美木杉に「ヌーディストビーチ」だと言われても、 変態だとしか思えず…(ぁ チクビがピンク色に光る野郎だなんて初めて見たわ…... [続きを読む]

受信: 2013年11月 8日 (金) 21時18分

» 流子さん相変わらず二つ星以上には勝てない運命 キルラキル 第6話「気分次第で責めないで」感想 [アニメ色の株主優待]
「我々は『ヌーディストビーチ』だ」 「気は確かか?」 「我々の組織の名だ。『ヌーディスト・・・ビーッチ』」 反制服ゲリラ『黄長瀬 紬』に敗北し鮮血との絆を深めた流子だったが、自らを追い詰めた黄長瀬の存在には憤り覚え、事情を知る愛九郎を問いただすが明確な答えは得られずに終わる。 一方、これまで極制服の大量生産を控えていた皐月は、なぜか方針転換し極制服の大量生産を開始。 ...... [続きを読む]

受信: 2013年11月 9日 (土) 01時01分

» キルラキル 第6話「気分次第で責めないで」あらすじ感想 [コツコツ一直線]
今回は生徒会四天王の一人・猿投山渦回!四天王で一番キャラ立ちしてそうだったので、流子と戦う時を楽しみにしていました!6話だし勝負はおあずけ状態で終わるんだろうなーと思っていたらhellip;?数話分の密度がつまった、とても濃い1話でした。... [続きを読む]

受信: 2013年11月 9日 (土) 03時00分

» キルラキル 第6話 感想 - 今の流子の強さは「二つ星半」ぐらい? [ひそか日記]
キルラキル 第6話 「気分次第で責めないで」の感想です。 流子は皐月のレベルにはまだまだ遠い,か… 今の流子の強さは,二つ星以上三つ星未満の「二つ星半」ぐらいかなと。 現在の流子の力がどの辺りにあるか,猿投山 渦(さなげやま うず:檜山修之)との再戦によってハッキリ見えてきた回だったなと感じました。 ... [続きを読む]

受信: 2013年11月 9日 (土) 07時12分

» キルラキル TBS(11/08)#06 [ぬる~くまったりと]
第6話 気分次第で責めないで 美木杉に黄長瀬との関係を問いただす流子。そして生命戦維とは何だ?流子には訪ねたい事がたくさんあった。ヌーディストビーチ。お前に真面目な事を訪ねた私がバカだったと呆れて帰る。 地下裁縫室に大量の生命戦維が搬入される。以前は極制服の生産を了承しなかった皐月。流子の出現が皐月を変えたのか? 猿投山は自分の力を試したいと流子と戦うつもり。四天王は戦闘を控えろと皐月から厳命が降っていた。神衣の装着は皐月でもキツイ様子。 その昔中三の皐月は関東連合総代の猿投山に軍門に降れと 一戦を... [続きを読む]

受信: 2013年11月 9日 (土) 13時48分

» キルラキル 第6話「気分次第で責めないで」 [空 と 夏 の 間 ...]
本能寺学園四天王の猿投山渦が流子に挑戦してくる。 あらゆる動きを見切る天眼通に苦戦するが、鮮血の一部で目隠しして、辛くも勝利する流子。 しかし、猿投山は覚悟を改めて再び挑んでくるが…。 四天王側の方が敗北からのリベンジという展開! 猿投山は敵にしておくのが惜しいキャラですね。  ... [続きを読む]

受信: 2013年11月 9日 (土) 18時15分

» キルラキル 第6話 『気分次第で責めないで』 奴は四天王の中でも最弱...から最強になるとは。 [こいさんの放送中アニメの感想]
もう四天王バトル。既にラスボスと一線交えているだけに不思議じゃありませんね。猿投山の強さは腕っ節もさることながら異常に目が良いこと。だったら目を塞げば良いんじゃね?であっさり勝利。必殺・戦維喪失ってそれ技名だったんだ。 いくら負けるにしてもAパートでケリつくなんて流石に早すぎ。剣道家だけに心眼とか使えるのかと思ったらホント一芸だけだった。これじゃ皐月以外ホントに流子に勝てないだろと思いました。 敗北、再起で超パワーアップってまるで主人公じゃん!俺はまだ負けちゃいない!という猿投山を... [続きを読む]

受信: 2013年11月10日 (日) 11時12分

» キルラキル 第6話「気分次第で責めないで」 [Old Dancer's BLOG]
 もう四天王戦とか早っ。  とか思ってたら、Aパートで戦維喪失してて更にめっちゃ早っ。  展開早ぇなぁ~…と思ってたら、早々にドロップアウトと思われた猿投山、まさかの続投。しかも、レベルアップまでして。ビジュアルも変わるとか、想定外もいいとこです。突っ走るなぁ、衰えることなく。  皐月の母・羅暁(らぎょう)が出てきたり、皐月と四天王の中学三年生時代が描写されたりと、少しずつ...... [続きを読む]

受信: 2013年11月10日 (日) 16時07分

» ただの戦闘機体としては…(ヴァルヴレイヴとかキルラキルとか) [アニヲタ、ゲーヲタの徒然草(仮)]
【境界の彼方 第6話】全編通して臭っさいお話。まあ臭いは画面を通して出てこないので、見ているこっちとしては、可愛い、笑えるお話でしたね。ラストのアイドルっぽい作戦は、ち ... [続きを読む]

受信: 2013年11月14日 (木) 00時19分

» キルラキル 第6話「気分次第で責めないで」 [ボヘミアンな京都住まい]
えっと・・・ ・・・・・・ 『キルラキル』の主人公って誰でしたっけ?(笑) ・・・・・・ ストーリー展開やら演出やらなんやらがもうアベコベになってて、猿投山が主人公で流子が敵役と言われたらそのまま鵜呑みにしてしまいそうなほどの、天晴な男っぷり満載の復活劇でしたね。 もうそれ以外に何も言い様がないというか・・・もちろん意図があって計算づくでやってることなんでしょうけど、ホンマに先が読めへん作品やわ(笑)。 ... [続きを読む]

受信: 2013年11月23日 (土) 19時44分

« フリージング ヴァイブレーション Episode5「Noblesse Oblige」 | トップページ | 〈物語〉シリーズ セカンドシーズン #19 鬼物語 第忍話「しのぶタイム 其ノ參」 »