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2013年12月11日 (水)

フリージング ヴァイブレーション Episode10「True Pandora」

Eパンドラの反逆に対して状況確認を行い、指示を出すマークス・スペンサー。
アミリア=エヴァンスと共にスカーレット=大原の研究室を目指すサテライザー=エル=ブリジット、アオイ=カズヤ、ラナ=リンチェンの前に現れた《不世出の怪物》シフォン=フェアチャイルドは投降を呼びかける。
サテライザーとラナの戦っている間にアミリアは先へと進む。
ラトル以外のEパンドラの存在が忘れられていたよな……

意図的に監視カメラを破壊した《ワルプルギスの異端児》ユリア=ムンベルクは《神速》キャシー=ロックハートを前に、もう我慢できないと身悶えて、戦いの勝者が相手を自由に出来るという賭を持ち出す。
キャシーのクワトロ・フルアクセルでは、ディヴィジョンウェーヴを回避する事は出来ないと断言するも、キャシーは実戦経験の不足からデータに頼っていると否定する。
あれ、二人のリミッターはどこ行った? アニメ版では水瀬恭一は一緒にいなかったかもしれないけど、ユリアのリミッターは一緒にいたはずなんだけど、すっかりいなくなってるね。
この作品、原作以上にカズヤ以外のリミッターの扱いがぞんざいだな。

エリザベス=メイブリーは《テンペストの鳳雛》シャルル=ボナパルトとの対決において実力差を実感する。
しかしリミッターであるアンドレ=フランソワーズが強制的な聖痕活性化にて、シャルルのリミッターのシトロエンを超える強力なフリージングを行いシャルルの動きを封じる。
こんな無意味な戦いでパートナーを失うつもりなのかと批判するシャルルだが、エリザベスは彼女にこの戦いの意味を語る資格はないと断ずる。
私たちの力の差はあっても、リミッターはそうとも限らない! では無くなって、エリザベスのために無茶をする、という部分がクローズアップ。
珍しくリミッターが頑張っています。

シフォンと戦うサテライザーとラナだが、二人は《化け物》と呼ばれるシフォンの本気すら引き出すことが出来ず、実力差を痛感。
サテライザーとラナは聖痕解放にて対抗する。
まぁ、ユリアにだってノーマル状態では勝てないのだし、シフォン相手に聖痕解放しないで戦えるわけはないですね。

動きを封じたシャルルをスティグマ・サテライト・システムで攻撃したエリザベスだが、彼女の反撃にあって逆に致命傷を負ってしまう。
自分は養父のスペンサーの計画に命を掛けているのだと語る。
全く動けない状況下でどうやって攻撃に耐えたんだろう。

ダウンタウンの孤児だったシャルルは、病気で弱っていたところをスペンサーに拾われ、彼女のパンドラとしての高い適性能力から養子として迎え入れられることになった。
拾ってくれた父のため、パンドラとなって尽くすことを決意したシャルル。
つまりは貧困から救ってくれた恩人への恩返し。スペンサーがあの時助けてくれなければ、自分はとっくに死んでいたと考えてるのでしょう。
しかしスペンサーは彼女の聖痕適合率が低かった場合はどうしたのか。それとも、何らかの理由で高いと気付いていたから拾ったのか。

自分の志を凌駕しない限り、自分には勝てないと宣言するシャルルだが、アンドレはエリザベスのために更なる聖痕活性化にてシャルルの動きを封じる。
エリザベスはアンドレの稼いでくれた時間を活用し、SSSによる『ボルト・ロンギヌス』にてシャルルを打ち倒す。
アンドレはもう助からないというシャルルは、彼の犠牲の上の勝利に満足かと問いかけるも、エリザベスはそれを否定。
大切な人の犠牲の上で成り立つ勝利に何の価値があるのか、それでも戦うのを止めなかった理由、そしてアンドレが自らを犠牲にして戦った理由を、大切な人のために命を賭けて戦ったシャルルに判らないはずがないと告げる。

ユリアのディヴィジョン・ウェイヴのマッハ3の攻撃に対し、キャシーはサテライザーとの戦いで知った聖痕解放によるクワトロ・フルアクセルをも超える、クインティ・フルアクセルを見せて勝利を手にする。
原作ではこの戦いで二人とも片腕を切り落とされているのだけど、治療施設がないせいで無事。
そしてキャシーが勝ったことになっちゃったな。
何んでも言うことを聞くという約束は無かったことなった。

聖痕解放によってシフォンをも超える力を見せたかに見えたサテライザーとラナだったが、二人の攻撃を受けてなおシフォンは平然としていた。
彼女は本当に人間のパンドラなのか、という疑問を抱くサテライザーだが、シフォンは自分こそが「真のパンドラ」であると笑う。

パンドラたちに行く手を邪魔されたアミリアはノヴァ化を更に促進させてパンドラたちを退けてスカーレットの研究室へと到達するも、そこで目にした光景に愕然とする。
スカーレットの本命。Eパンドラなんてただの飾りですよ。偉い人にはそれが判らんのですよ。

次回 第11話「Nova Crash」

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