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2013年12月21日 (土)

キルラキル KILL la KILL 第十二話「悲しみにつばをかけろ」

『第一回本能字学園壊惨総戦挙』で壊惨総戦挙塔兵場の塔首頂上決戦、第4戦。
猿投山渦との決戦の場に突如出現した少女・針目縫は渦をあっさりと打ち倒し、纏流子に片バサミを見せて自分が彼女の父・纏一身を殺したのだと告げる。
激怒して斬りかかり、なぜ父さんを殺したのか、と問いかける流子に、縫は一身がタブーである神衣・鮮血を作り出したからだと答える。
鮮血を作り出したのが一身という事は、純潔は一身が作ったわけではないのか。
純潔の存在を知って、その対抗策として彼も鮮血を作り出したのかな。

縫に触れられた鮮血は彼女の手の冷たさに思わず震え上がる。
絆糸を断ち切られた鮮血だが、彼の絆糸は一本では無かったため、それだけで分解する事は無かった。
その鮮血に縫はこんなものを隠し持っていたとはさすが纏先生だと感動する。
絆糸を切られてしまう可能性も考慮して作られていたのか、それとも100%の生命繊維である神衣を作るには一本ではとても維持しきれなかったという事なのか。

半年前、纏家地下研究室に現れた彼は、一身に襲いかかる。
生命繊維を作った形状記憶服を着用し、生命繊維の命を絶つ『断ち切りバサミ』を持って立ち向かうも、力及ばずに『断ち切りバサミ』を奪われて倒されてしまう。
だが、研究所へやってきた流子の声に気をとられた一瞬の隙に、『断ち切りバサミ』を奪い返した纏博士により左目を潰され、激怒した縫は断ち切りバサミの半分を奪った。
だが、博士は最後まで鮮血の存在を隠し通した。
目の眼帯は一身にやられたものだったか。
縫が一身を殺したというのはブラフかと思いきや、本当の話だったのか。
実は後々に嘘だった、判る可能性もあるけど、皐月との会話の様子からしてもそれはなさそうだな。

怒り狂う流子の煮えたぎるような熱い血に、鮮血がこらえきれずに暴走をはじめてしまう。
縫の目的がそこにあると気づいた皐月が動く。
皐月は四天王に生徒たちの避難を命じると、自らは神衣圧倒・純潔を纏って流子を止めに向かう。
皐月がわざわざ止めに動いたのは、このままでは学園が破壊されてしまうからなのか、それとも流子をこのまま死なせるわけにはいかないからなのか。

戦いの様子を見ていた犬牟田宝火たちから、このままでは流子が失血死してしまうと聞かされた満艦飾マコは、流子を助けるために駆けだした。
流子を助けに向かったマコの下に、戦いの観戦にやってきた満艦飾又郎たちが現れたため、マコは彼らと共に流子の下へ急ぐ。

暴走を始めた流子に最悪の事態だと行動を開始する美木杉愛九郎と黄長瀬紬。
鮮血に飲み込まれて化け物となった流子に、流子に狙撃するか、縫を狙撃するか迷う美木杉。
紬は流子に攻撃を仕掛けるが、縫の妨害にあってしまう。
特殊膠着弾。強力なのり付けのような弾丸だが、使用するれば服を着ている人間の命の保証が出来ない。
対生命繊維用の弾丸だけど、その強力さから考えると、極制服ではなく、神衣対策として作られたものなのかな。

皐月は縫が纏博士にまんまと騙されて鮮血の存在を隠されていた事への意趣返しだろうと推測していた。
流子へと呼びかける皐月だが、流子は声に応えることはない。
ならば彼女を倒すのは同じ神衣を着る自分の役目であると、神衣に飲み込まれて化け物となった流子に挑む。
共倒れになれば面白いと考えている縫だが、皐月は神衣に着られているだけの女には負けないとトドメを刺しに向かう。
だが、その戦いの中に割って入ったのはマコだった。
暴走状態の破壊力は凄いけど、所詮は力を振るっているだけだから、着こなしている皐月の敵ではないのだろうね。
しかし相変わらずマコは無茶苦茶。あの戦いに躊躇なく飛び込めるのは彼女だからなんだろうね。

必死に流子へ呼びかけ続けて抱きついたマコ。
邪魔をするマコを倒そうとした縫は皐月に動きを止められる。
父親の敵討ちではなく、父親の事を知りたいと言っていたはずであり、今はただ暴れているだけで、喧嘩部で舞い上がっていた自分と同じだと、今度は自分が取り戻すと流子に掌打を叩き込む。
マコのビンタに意識を取り戻した流子。流子が我に返った事にも気付かず叩き続けたマコ。
元に戻った流子は出血量の多さから気絶してしまう。
誰にも出来なかった事をやってのけたマコはやはり凄い。

紬は三人の少女を相手に手が出せなかったと悔やむも、美木杉はもはや人間ではないのだからやむを得ないと告げる。
しかし羅暁や鳳凰丸礼は彼女たちよりも強そうだから、紬たちが本気で彼女たちと戦うつもりならこれを克服するしかないだろう。

つまんない結果になったと不服を漏らす縫に、皐月は本能字学園への立ち入りを禁止する。
流子との決着は自分が行うため、手出しすればグランクチュリエであっても容赦しないと宣言する。
表向きは従う縫だが、本気で従うつもりは無かった。
どうやって手出ししてくるつもりなのか。

数日後、再建を図る本能字学園の様子を監督する皐月に、歩けるようになった流子は縫の居場所を問いかけてくる。
父親の敵だからだという流子に、皐月は彼女に『断ち切りバサミ』強奪を命じたのは自分であり、なぜ一身が殺されたのか、神衣とは、生命繊維とは、全ての謎を自分が知っているという皐月。
今ここで倒すという流子だが、今のぼろぼろな状態の彼女に勝てるのかとあざ笑う。
しかし縫は羅暁の部下で、一連のやり取りから見ても皐月の指示に大人しく従うような人物とは思えず、本当に皐月の命令で動いたのだろうか。

そして流子との戦いで極制服の最終調整が出来たため、本能字の全国制服が出来る
一週間、自分たちに反抗する一気に制圧する事を目的とする『三都制圧襲学旅行』を実施する予定だった。

次回 第十三話「君に薔薇薔薇…という感じ」

また新キャラが出るっぽい。

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 色が変色して怪物化した流子。あの肌の色を見て、多くの人が思ったはずです。  「デビルマンだ!」  私もそのうちの一人です。そしてもう一つ、あの怪物のギザギザした口元が、何か見たことあるなぁとうんうん考えていたのですが…しばらくして、そのものズバリではないんですけれど、ひょっとして元ネタの一つになっているかもと思うものに思い至りました。  「ひょっとしてマジンガ...... [続きを読む]

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