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2014年4月 2日 (水)

咲-saki-全国編 第12局「真実」

・インターハイ2回戦第3試合大将戦
永水女子 石戸霞(3年)
宮守女子 姉帯豊音(3年)
姫松高校 末原恭子(3年)
清澄高校 宮永咲(1年)

後半戦も終盤へと進み始め、宮永咲が動き始める。
他家を絶一門とする永水女子の石戸霞や宮守女子・姉帯豊音の追っ掛け立直さえも正面から打ち破り、槓を使った戦いを繰り広げて瞬く間に首位へと上り詰めた咲。
更に槓した彼女が珍しくそのままツモ切りという挙動に出ると、熊倉トシの片眼鏡が破裂してしまう。
もはや普通にオカルトの領域ですよ。

今までに無い打ち方に戸惑う他の者たち。
槓ドラを増やすための槓とも思えるが、末原恭子は咲が槓してもドラを乗せることがほとんどない事が調査済みの上、彼女の手牌に槓ドラが2つあった。
このためズラす事が目的で、今回の鳴きにより霞と豊音の手の進みが遅くなる。自分は怖くないと思われているのだと、憤る恭子は聴牌を迎えて高目の倍満をツモる。
鼻息の荒い恭子ですが、後々のことを考えるととても残念なこと。
咲は確かにカンドラが全く乗らないんだよね。ドラが乗ればもっと高い手になると思うんだけど。

まさかの咲ではなく、恭子の和了りに驚く豊音と霞。
これにより順位が変動、姫松が2位へと浮上する。
そうして迎えたオーラス。
最下位となった豊音は高い手で和了るしかなくなり、霞は降ろした神を変える事が出来ないため、早和了することも出来ない。
それでも霞を信じる神代小蒔。
豊音も負けたくないと危険を承知でスピード重視の能力へと切り替える。
恭子も3位永水女子との点差がわずかなため、2位を死守するために慎重に打ち続ける。
そうした中、霞の手がついに聴牌を迎え、勝利への望みを繋ぐ。
何故か恭子から1萬を鳴いた咲。
更に豊音も聴牌するが、咲が一萬を加槓して嶺上開花の安手で和了り、終局を迎える。
敗退のショックに泣き出してしまう豊音。
このあたりは原作には描かれていないオリジナルの展開
原作では霞や豊音がテンパイしたとか描かれず、さくっと咲が和了って終わった印象になってるんだよね。
豊音にはとりあえず早和了り出来る能力があるのが判ったけど、それが残る六曜のどれなのかは不明。
なんとか逆転を! と気合いを入れていた他の二人は咲の安手であっさりと終わってしまったので意表をつかれてしまった感じ。

これにより、二回戦を突破して準決勝進出を決めたのは清澄と姫松の二校となった。
控え室でチームメイトの出迎えを受ける恭子。
首位から転落しての二位抜けでも結果良しではあったが、釈然としないものが残っていた。
恭子が釈然としていない理由に思い当たった時、監督の赤阪郁乃が個人戦の記録だという事を指摘する。
郁乃は変な人だけど、ちゃんと見るべき点は見ているという事ですね。

恭子は主将の愛宕洋榎から対戦相手の過去の負けた牌譜を見るように伝えられていたが、咲には地区大会個人戦で勝ちでも負けでもない、プラマイ0という結果を連続で出していた。
そしてこの大将戦、咲は前半戦と後半戦を共に25000持ちで計算すると、二連続プラスマイナスゼロを出した上で一位抜けをしていたという事実に気づく。
自分の二位抜けは咲の点数調整の産物だと知ってしまったわけです。咲のツモ切りも恭子にカンドラを与えるためのもの。
霞の力に対して、咲がわざと恭子に八索を鳴かせたのもこのため。
最後に片眼鏡が割れるほどの力を発揮したのは、自分ではなく他家に高得点を和了らせるための力を働かせていたからなんだろうな。本人が和了るより、他家を和了らせる方が力を必要とするんだろうね。
気づいている人はもちろん前回から気づいていたかと思いますが。

悔しがる恭子に、郁乃は咲より強くなりたいかと訊ねてくる。
郁乃はその第一歩として「見かけから」とリボンをつけるなど女の子らしい姿にしてくる。
見かけが変わると気分が変わって違う自分が出せるからと、いうよくわからない理由だった。
咲の力を甘く見ていたという郁乃は助っ人として、トッププロの戒能良子を呼んでいた。
解説プロとして観察していた良子は咲を「凄いモンスター」だと評価していた。
一回戦に出ていたらアドバイスしていたって、解説プロが特定のチームへ肩入れしていいのか?
良子はトシと違って、咲の事を2回戦で見るまでそれほど注目してはいなかったんだな。

中東の元傭兵など奇妙な噂がある良子。
彼女を加え、強力なプロなどを20名ほど集め、明日の夕方まで練習試合を行ってチームメンバーの力を底上げする予定だった。
良子には咲のような打ち方をしてもらう予定となっていた。
ちなみに滝見春と良子は従妹だった。
あさっての準決勝には前監督の善野一美が見に来ると知り、恭子は絶対に負けられないと気合いが入る。
この試合の前にも15人のプロと練習していたのか……郁乃の人脈はもの凄いのか?
それにしても学校によってずいぶんと違うよな。姫松はかなりバックアップ体制が凄くて、顧問すらいるのか判らない清澄とは大違い。

控え室に戻った霞の神を祓い終えた狩宿巴と見春の二人。
小蒔は戻ってきた霞の労をねぎらう。
力及ばず敗退したことを謝罪する霞だが、和了を防がれてしまった薄墨初美は自分たちも同じだと語る。
小蒔は自分がもっとちゃんとやれていればと悔やむも、初美たちは彼女は悪くないと語る。
実は小蒔に降りる神の順番は決まっており、巴たちは準決勝から順番に強い神が降りるように調整していたのだが、それが裏目に出てしまった結果だった。
麻雀に馴染む力を持つ子たちの相手をするのは難しいと実感する霞。
狭い処に力を集中するのは難しく、だからこそ修行の一環にもなりえた。
優勝候補の一角、永水がまさかの敗退。
神様ローテーションが弱い神様だったのは想定通りとしても、初美が完全に押さえられたのが、彼女たちにとっても計算外だったのかな。全体的にみんな押さえられてしまった感じだし。

個人戦に出る時に降りる神は強い神ばかりが続けて出ることになるが、神は手強い相手と対戦した時にのみ降りるものであるため、どうなるかは実際に対戦してみないと判らなかった。
小蒔は神様にムラがあるから、去年の個人戦では上位入賞していないんだね。
小蒔が眠っていたため昼食を取っていない永水は、取り寄せていた蕎麦をみんなでいただくことにする。
五日後までの個人戦まで時間が空いてしまったため、霞は個人戦出場の小蒔と初美のみを東京へ残してみんなで海水浴と温泉へ行こうと提案する。
明星ら六女仙の残る中等部の二人も呼ぼうと賛同する巴。
自分も行きたいという小蒔や六女仙で自分だけがハブにされると残念がる初美。
霞は小蒔を置いてはいけないと、やはり全員で行くことに変更する。
泳ぎならお任せだと喜ぶ初美。
小蒔は四日間の休日で海水浴に行く事を想像して思わず転た寝するが、霞に声を掛けられてあわてて目を覚ます。
実は霞は豊音から小蒔のサインを頼まれていたのだ。
そんなわけで温泉行きが確定。団体戦の選手が個人戦に出る事もあるから、同時開催できないだけに、団体戦で早々に敗れた選手は暫く暇になるんだね。

控え室に戻ってきた豊音に掛ける言葉が見つからないチームメイト達。
豊音は決勝戦で対戦した咲、霞、恭子のサインをもらい、小蒔と原村和のサインももらってきてもらえれるように頼んだことを嬉しそうに語る。
自分がこの夏にみんなとここにくることが出来た記念になるのだと、涙目で語る豊音に泣いてしまうエイスリン・ウィッシュアートや臼沢塞たち。
まさかベスト8入りも出来ないという結果に残念がるトシ。
実力から言うと、ここも2回戦を突破できていても不思議では無かったんだよね。
たぶんAブロックに組み込まれていたら、2回戦を突破していたかもしれないぐらいに。

と、そこに霞と小蒔がサイン入りの色紙を持ってやってくる。
小蒔が自らサイン入り色紙を持ってきてくれたことに宝物にすると感動する豊音だが、鹿倉胡桃は小蒔が身につけている浮き輪に注目する。
「それ、なんですか?」
「これですか? 浮き輪です!」
「それは把握してます」
嬉しそうに、しかし微妙にズレた回答をする小蒔に代わり、霞が個人戦まで時間があるため、海水浴へ行くことになったのだと説明する。
「がんばって膨らませました……」
「ここに海はないよ!?」
思わずツッコむ塞。
天然姫様のかわいらしさ全開。
何故か既に浮き輪をふくらませて準備万端な姫様。天然相手なので、ツッコミ二人は大変だよね。
と、小瀬川白望が海へ行くことを羨み、エイスリンも海が好きだと語る。
トシから海水浴へ行く許可が出ると、霞が彼女たちも一緒にどうかと誘ってくると、白望は二つ返事ど承諾する。
いつものように面倒くさがらないことにびっくりする塞。
シロが珍しく進んで海水浴に行きたがったのは、単純に羨ましく思ったのか、それとも宮守の沈んだ空気を変えようという気遣いからきたものなのか。
トシは個人戦出場選手同士は対局しないようにと注意をし、既に海水浴が確定だと塞と胡桃は展開へ付いていけずに驚いてしまう。
エイスリンに行くことを確認された豊音は笑顔で応える。
そんな訳で一緒に海水浴へ行くことになったけど、作中で描かれることはありません。BD特典映像とかにもならないだろうね。1期みたいに余裕があれば描けたのかもしれないけど。
トシが個人戦のことを警告したという事は、宮守にも個人戦出場選手がいるってことだよね。
豊音はここまで最大の二つの能力が隠されて警戒されていなかったことを考えると、たぶん個人戦は出てないよね。と、なるとエイスリンとシロの二人かな。塞は和了を塞ぐけど、一人しか使えないし。

控え室へ戻ってきた咲は派手に転んでしまうが、色紙は無事だった。
インタビューを受けた後、道に迷っていたため戻りが遅くなってしまった咲。
豊音からサインを頼まれていたため、和はサインなど書けないと焦るも、染谷まこからただ名前を書けばいいだけだと聞いて安堵する。
竹井久は呆れた勝ち方だったと語る。
久に言われていたように、自分の持ち点を1000点だと思いこんで打っていたが、思うように打つことが出来ず、一番慣れている子供からの打ち方であるプラマイゼロしか出来なかった。
しかも一番手強いと感じる姫松の恭子が残ってしまい、今度打ったらたぶん勝てないと涙目にとなる咲。
久は地区予選決勝のように靴下を脱がなかったので余裕があるのかと思っていたが、ただ忘れていただけだった。そんな咲の様子に、厄介そうだと感じる久。
おそらく合宿で久が咲に与えた薬が効きすぎてしまったのかな。
周りからは好き勝手に大暴れした怪物にしか見えていなかったけど、実は内心でこんな事を思っていた、というのが真実でした。対局中に咲の心理描写が無かったのも、それを伏せるためだったんでしょうね。
咲が恭子を一番手強いと言っているのは、たぶん序盤でカン材をズラされたことにあるんだと思うけど。
これに対して久が何か対策を練ったのかどうか、原作でもよくわかって無いんだよね。
恭子は良子たちによって咲対策をしてくるし、臨海女子と有珠山の大将もかなり強力な相手みたいだから、何かしらの対策を打っておかないと大変だと思うんだが。

いよいよベスト8が決まり、準決勝出場校には初出場校が2校名を連ねていた。
そんな中、アイドルプロで牌のおねえさんの瑞原はやりが一番戦いたくないのは初出場校の北海道代表・有珠山高校だった。
大将と副将が強く、特に大将が尋常でないほど強いらしい有珠山。
誰が大将かとは描かれていないけど、おそらくは爽なんだろうね。

赤土晴絵とお茶を飲むトシは優勝するつもりで来たものの敗退してしまったことを残念がる。
晴絵はどこが勝ってもおかしくない試合だったとフォローを入れる。
一年弱の付き合いしかない宮守女子高校麻雀部の面々だったが、出来ればもっと先の景色を見せてあげたかったのだという。
明日の準決勝に備え、阿知賀女子学院に対して自分の出来る事は既にしてあり、生徒達を信じて挑むだけだった。
晴絵がすっかり指導者の顔になったと感じるトシに、晴絵は昨日の話に対して断りを入れる。
実力では阿知賀よりも宮守の方が強かったと思うんだけど、対戦相手の悪さなどもあったんだろうね。とことん清澄と相性が悪そうだった。

高鴨穏乃の姿を夢で見て目を覚ました和は寝ぼけた目で携帯電話の時間を見て驚く。
続きは次回へ。
ようやく阿知賀編とお話がクロスするよ、というところで終わる訳か。

次回 第13話(最終回)「旧友」

最後はAブロック準決勝の観戦に行く話か……と、いう事は咲の過去についてもちょろっと触れられて終わるのかな。
お話の中心は和です。

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