荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE レビュー(ネタバレあり)
そしてその日、父から初めて一つの仕事を任される。
荒川河川敷に巨大マンションを含めた再開発を行うという大プロジェクトの一端を担う仕事であり、荒川河川敷を不法占拠している人々を三か月後の七夕までに立ち退かせるという仕事だった。
行は秘書の高井照正(浅野和之)と島崎(井上和香)も連れずに、単身で荒川へと向かうが、到着早々に橋の上でスタイリッシュな子供たちからズボンとスーツを強奪されてしまう。
橋の上に置かれたズボンを必死に回収しようとしていた行は、手伝おうかという声をかけてきた2-3と書かれたジャージ姿の少女に、借りを作りたくないと断るも、橋から落下して荒川へと沈んでしまう。
大切にしていたスーパーボールも手から離れてしまう中、行は先ほどの少女が泳いでくる姿を目撃する。
意識を取り戻した行は、借りを作りたくないからと少女に礼をしようとするが、少女は家やマンションなどもいらないと拒絶。この星の住人は人助けをするのに何か礼を要求するのかと言われてしまう。
欲しいものなど何もないという少女だったが、ふと先ほどまで読んでいた雑誌を思い出して、「私に恋をさせてくれないか」と告げてくる。
ニノと名乗る自称『金星人』の少女の恋人となる事にした行は、雑誌知識から恋人は一緒にいるものだというニノにより、共に河川敷で生活することになる。
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